今週はいよいよクラシックへ向けてのトライアル競争が開催される。
桜花賞トライアルのチューリップ賞と皐月賞トライアルの弥生賞、この時期になるとワクワクする競馬ファンも多いんじゃないか。
先週の中山記念に続いて今週も当てたいところだけど、いつものように過去のデータと睨めっこしながら軸になりそうな馬を絞り込む作戦。
データの基にするのは・・・
重賞競走データBOOK!
各出版社から似たような本がいろいろ出てるけど、日本文芸社のこの本が一番わかりやすく書かれてるので、今回もこの本に記載されてるデータとJRAのHPに載ってるデータを基にしてアレコレ考えてみる。
って事で、今回はチューリップ賞と弥生賞を過去のデータから予想してみるって話(少しだけサイン馬券の話も)。
まずはチューリップ賞のデータをまとめてみようか。
阪神競馬場の芝1600mで争われる3歳牝馬のレースだ。桜花賞と同じ舞台で行われるんで、本番を前に各馬のコース適性を見るのにも最適。
まずは過去10年で1頭の例外もないデータ・・・。
3着以内の馬30頭はすべて前走の距離が1400m~1600m戦。
1200mや1800mからの参戦してきた馬は苦戦必至。
今年のメンバーで前走が1400m~1600m以外なのは・・・
居ないww
人気と配当を見てみよう。
1番人気は【5-2-1-2】で連対率70%なので、信頼しても良さそうな数字。このうち単勝オッズが1倍台だと【5-0-1-0】でほとんど完璧ww
今年の想定1番人気はダノンファンタジーで予想オッズは1.5倍。
データ的には軸として申し分なさそう・・・
まぁ、この馬が絡むと安そうだけどな(泣)
2番人気の馬は【1-1-3-5】で、目下4年連続で3着以内を確保していて、成績は安定傾向。想定人気だと今年はシェーングランツ。
穴で考えてみたいのが【0-4-0-6】の7番人気の馬。この7番人気馬の激走のおかげで、馬連の平均配当は3,345円。1番人気が強いわりに高配当が出てる。
ステップを見てみる。
圧倒的に強いのが阪神JF組で【7-3-5-8】の好成績。連対率で44%、複勝率なら65%になる。この組が1頭も3着以内に入らなかったのは16年だけだ。
今年も阪神JF組を重視するとしよう。
前走で阪神JFを走ってたのは・・・シェーングランツ、ダノンファンタジー、メイショウショウブの3頭。
さすがに想定人気の上位馬が3頭か・・・
他に目を惹くのは前走GⅢ組で【0-3-1-10】とまずまずの成績、特にクイーンC組は【0-2-0-3】なので出てきたら要注意。
今回、前走がGⅢなのは・・・サムシングジャスト(アルテミスS)、ドナウデルタ(シンザン記念)の2頭。
阪神JF組を詳しく見てみると・・・。
前走1着だった馬は【4-1-1-1】と圧倒的に強い。
この7頭はチューリップ賞当日も1番人気だったけど、唯一、着外に消えたローブティサージュは当日2番人気だった。
阪神JFで1着になって当日も1番人気なら文句なしの軸に出来そう。
該当するのはもちろんダノンファンタジー。当日もまず1番人気に推されるだろうし、この馬が3着以下に負けるのはデータ的に考えにくいな(配当妙味の面では面白くないけどww)
阪神JFで2着だった馬はどうかというと【2-0-3-1】、3着だった馬は【1-1-0-2】と好走実績。
前走で上位に来てる馬は、ここでも順当に上位争いしてる。
シェーングランツは前走4着、メイショウショウブは前走6着・・・。
微妙だなww
関東と関西を比べてみよう。
出走頭数だけを比べると関東馬17頭、関西馬118頭で関西勢が圧倒してるんだけど、関東馬の成績は【3-5-1-8】で連対率47%。これは無視できない成績で、16年以外は必ず馬券対象になってる。
もう、機械的に買っても良さそうなレベルww
今年の出走馬で関東所属なのは・・・アフランシール、シェーングランツの2頭。
キャリアを見てみようか。
複勝率36%でトップなのがキャリア3戦の馬。
それに続くのがキャリア2戦と4戦の馬。
近年の傾向だと15年以降の過去4年はキャリア「5戦」以上の馬はすべて4着以下に負けてる。
今年のメンバーで5戦以上のキャリアがあるのは・・・オーパキャマラード、ハニーウィル、メイショウショウブの3頭。
この3頭はバッサリ切り捨てたいところだけど・・・
想定4番人気のメイショウショウブも該当してしまったww
ちょっと追記しとこう・・・。
データを見ると前走エルフィンS組の成績が冴えなくて【0-1-2-21】。
好走してる3頭はいずれも6~8番人気の人気薄。
前走がエルフィンS組で1~3番人気に推された馬は5頭居るんだけど、いずれも着外に負けてる。
この組の馬を馬券に入れるなら、当日6~10番人気あたりの馬を狙うのも面白いかも・・・。
今回、前走がエルフィンSなのは・・・オーパキャマラード、ノーブルスコア、ブランノワールの3頭。
ノーブルスコアは想定3番人気なので除外するとして、オーパキャマラードも想定最下位人気なのでこちらも除外しておこう。
狙うなら想定6番人気のブランノワールか!?
過去10年、二桁人気の馬が3着に入ったのは16年のラベンダーヴァレイ1頭のみ。
ここは自動的に二桁人気の馬も切り捨ててみるぞ。
まずはチューリップ賞のデータをいろいろ見てきたけど、ダノンファンタジーとシェーングランツが揃って消える事は無さそうな気がする。
って事で、今回のチューリップ賞、こんな印を打ってみた。
3着以下には負けそうにないダノンファンタジーを本命にして、ドナウデルタ、シェーングランツ、ブランノワールへ馬連3点。
ダノンファンタジーが絡むと安そうだし、あれもこれもと手は広げられない。
と言いながらも、三連複ボックスで4点だけ追加しておこうかなww
さっ、続いては弥生賞の検討をしてみよう。
言わずと知れた皐月賞トライアル。
チューリップ賞が固そうな決着になりそうなんで、こっちは荒れて欲しいけどww
まずは人気と配当・・・。
1番人気馬は【6-1-0-3】で連対率70%。
2番人気馬は【2-2-2-4】で、1、2番人気の馬が揃って消えたのは過去10年で1回のみ。
チューリップ賞と同じく上位人気馬の信頼度は高そう。
ただ3番人気になると【0-1-1-8】で連対率は10%と急降下。
木曜日の時点で想定1番人気はニシノデイジーとラストドラフトが争ってる状態。
馬連平均配当は7,363円と高めだけど、1番人気馬が連を外した3回を除いての平均だと1,446円なので基本的には堅くおさまるレース(面白くないww)。
ステップを見てみる。
複勝率73%を誇るのがGⅠ朝日杯FS組で【2-3-3-3】の好成績。連対率でも50%。
今回、前走が朝日杯FSなのは・・・
居ない!ww
もう一つのGⅠホープフルS組を見てみると、GⅠに昇格後の過去4年は【0-0-1-4】で停滞。今回、前走がホープフルSなのは・・・ニシノデイジー、ブレイキングドーンの2頭。
連対率・・・
ここまで3着以下の無かった馬、すなわち連対率100%の馬は【7-3-3-21】でなかなか優秀。
14年以降の優勝馬はすべてこの連対率100%の馬。
今年のメンバーで連対率100%なのは・・・シュヴァルツリーゼ、ラストドラフトの2頭。
ただシュヴァルツリーゼに関しては、新馬戦1着からの参戦なので少し割り引きしても良いかも。
前走GⅠ以外で4着以下・・・
過去5年の3着内馬15頭中、前走4着以下だったのは15年2着のブライトエンブレム、17年3着のダンビュライトのみ。
この2頭の前走はいずれも朝日杯FS。
よって前走がGⅠ以外で4着以下に負けてる馬は切り捨ててみるぞ。
この条件に該当するのは・・・ヴァンケドミンゴ、ナイママ、メイショウテンゲン、ラバストーンの4頭。
芝での実績・・・
過去10年の優勝馬はすべて芝のレースで2勝以上の実績があった馬。
「2勝」以上の馬と「1勝」「0勝」の間には連対率で大きな差がある。
今年のメンバーで芝2勝以上の実績があるのは・・・カントル、サトノラディウス、ニシノデイジー、ラストドラフトの4頭。
今年もデータの流れが続くなら、優勝馬はこの4頭から出るって事になる。
産駒・・・
サンデー系種牡馬の中でもディープインパクト産駒が【4-1-2-11】と活躍していて、現在は3年連続優勝中。
今年のメンバーでディープインパクトの仔なのは・・・カントル、サトノラディウス、メイショウテンゲンの3頭。
ちょっとサイン馬券的な見地でも考えてみようか。
このレースで好走するかどうかは解らないけど、オレが狙ってみたいのが・・・
ブレイキングドーン!
たしかホープフルSの予想記事の時に重い印を付けたと思うけど、この馬の名前が気になるのだ。
ブレイキングドーン・・・これ英語表記だとBreaking Dawn。
「新しい時代」とか「夜明け」って意味だな。
今年は平成が終わって新しい元号になる年・・・。
まさに名前にピッタリ!
勝手な想像(願望)だけど・・・
この馬、クラシックの内、一つは勝つんじゃないか?
って思ってる。
なので、この馬が出走してくるレースは必ず馬券に絡めるぞww
って事で、弥生賞のデータをいろいろ眺めてみたけど、う~ん、1、2番人気の信頼度は高そうだし、手を広げすぎると馬券的中しても赤字って事になりかねない。
いろいろ思案の末、2019年の弥生賞、こんな印を打ってみた。
本命をラストドラフト、以下ニシノデイジー、カントル、ブレイキングドーンへ印を流してみる。
強弱をつけて馬連ボックス6点。
あとブレイキングドーンの複勝を少々ww
いつものバイト君の下書きチェック

今週はやけに本命サイドの予想ww

仕方ないだろ~が!
データを見ても穴馬は見つからんし(泣)

去年はそれなりに穴馬券を狙ってたのに・・・
今年は安全運転!ww

無理に高配当を狙わんでもエエだろ(泣)

・・・・・・
まぁ、デカい配当をドンと当てたい気持ちはあるけど、データを眺めてみても上位人気が強いレースだし、ここは無理しない事が肝心。
そもそもチューリップ賞と弥生賞、穴狙いのオレにしてみれば、今年は「見送りたいレース」だww




コメント