ロシアのウクライナ侵攻で思い出したドラマ『第三次世界大戦』/核のボタンに指をかける日は来るのか!?って話

ロシアがウクライナに侵攻した。
予想されていた事とはいえ、北京オリンピックの直後に大規模な侵攻とは・・・。
この先、どんな展開になるのかわからないけど、昭和世代のオレは1979年のソ連によるアフガニスタン侵攻を思い出した。
当時も連日連夜テレビのニュースで報道されてたけど、弱腰のアメリカ政府(民主党・カーター大統領)は何ら強力な対抗策も打ち出せず、結果、アフガニスタンの混乱は今も続いてる。
今回のウクライナ侵攻で世界の警察アメリカがどんな対抗策をとるのか注目だけど、ロシアのウクライナ侵攻でちょっと思い出したドラマがある。

って事で、今回はアメリカのテレビドラマ『第三次世界大戦』(原題はWorld War III)の話を書いてみようか。

 

 

このドラマを観たのは大学生か高校生の頃。
ロシアのウクライナ侵攻で「思い出した」と言うよりも、「忘れられない」ドラマの一つ。
アメリカのテレビ局が1982年(東西冷戦真っただ中)に放送したものだけど、日本では何かの洋画劇場で180分のドラマを一挙に放送したのを観た。
で、この時の感想なんだけど・・・

腰が抜けた!

180分といえば3時間だけど、その間、テレビの前から一歩も動けなくなるほどの緊迫感。
ドラマが終わった後、テレビの前にへたり込んで思ったぞ・・・。

ソ連は恐ろしい!

あの頃は東西冷戦が激しかったし、映画やドラマでも「悪役=ソ連」ってのは珍しくなかったけど、このドラマのソ連は妙にリアリティがあってホントに核戦争を起こすんじゃないかと恐ろしくなった。
その後、東西冷戦は一応の終結、ソ連は崩壊したけど今回のウクライナ侵攻であの国の恐ろしさを再認識してる。
オレの中ではソ連≒ロシアだからな。
この『第三次世界大戦』というドラマ、今でも鮮明に覚えてるけど、どんなストーリーなのかを簡単に書いてみようか。

 

冷戦期、アメリカがソ連に対する穀物輸出を規制。
この状況を打破するべくソ連は空挺部隊でアラスカの石油パイプライン施設を襲撃。ここを占拠してアメリカと取り引きする事が目的。
レーダー基地の要員はソ連によって身動きできないほどの罠を仕掛けられていて沈黙したまま・・・。一般の住民も殺されていく中、アメリカは猛吹雪のために軍隊を派遣することができず、唯一の戦力は現地で訓練中の少人数の州兵だけ。

もうね、冒頭からハラハラドキドキ・・・。
吹雪の中、アラスカへ向けて飛ぶソ連の輸送機。レーダー要員はソ連の罠にかかって沈黙(この辺りのソ連の用意周到さも怖い)
ソ連兵に襲撃された事を知る現地の州兵だけど、訓練中のために装備も武器も少ない。そこで考えた作戦は・・・。何とか踏ん張るんだけど装備で勝るソ連軍に徐々に追い詰められる州兵(なんだかウクライナの現状のような)

アメリカ大統領とソ連書記長はホットラインで会談後、アイスランドで極秘に会談。事態の収拾を図る。
そんな時、ソ連政権内でも動きが・・・。
戦争推進派(タカ派)の大臣や将校によってソ連書記長が暗殺されてしまう。
ソ連書記長とのホットラインが突然閉ざされたアメリカ政府は、ソ連政権内でクーデターがあったんじゃないかと疑心暗鬼。
書記長が失脚したとなれば実権を握るのはタカ派、今度はアメリカの軍部が黙っっちゃいない。
核攻撃をされる前にこちらから先制核攻撃をするべき、と大統領に詰め寄る。

この辺りで緊迫感は最高潮(怖いけど)
ソ連政権内で何が起こったのか確実な情報を持たないアメリカ政府。
ソ連はソ連で、書記長を暗殺したとなればアメリカが攻撃してくるかもしれない、だから先制核攻撃するべし、との意見が大勢を占めるようになってる。
アメリカ政府ではクーデターで実権を握ったソ連の大臣の性格を分析、戦争は避けられないとの観測が広がる。

どちらが先に核のボタンを押すのか恐ろしくて正視できなかった記憶。
両国政府が疑心暗鬼になってる間もアラスカのパイプライン施設では戦闘が続き、とうとう陥落、爆破されてしまう。
アメリカ政府内でも先制核攻撃するべきと意見が多数になったところで、とうとうアメリカ大統領が核のボタンに指をかける・・・。
作中、ボタンが押されるシーンは写されないけど、苦渋に満ちた大統領の表情は強烈に記憶に残ってる。
核のボタンに指をかけて「神よ・・・」と呻くように漏らすシーンは当時のオレには強烈すぎるシーンだった(泣)

今回のロシアによるウクライナ侵攻、何だかこのドラマの通りになるんじゃないかと心配してる。
こんな報道もされてるし・・・。

プーチン氏、核戦力含む特別態勢を命令 「欧米の攻撃姿勢に対抗」

これって核戦力を使用する事も選択肢の一つって事だろ(泣)
これから先、どうなるのか気が気じゃない。
って、オレがボヤいてもどうにもならんな。
というか、「日本には9条があるから他国から侵略されない」とか言ってた〇〇な政治家も居るし、これだけの事件なのにバラエティ番組を垂れ流してるテレビ局・・・。
なんだか暗澹たる気分になってきた。

そうそう、youtubeでこのドラマのトレイラーが公開されてた。
久々に観たけどやっぱり当時の緊迫感が蘇ってきた(泣)

ロシアのウクライナ侵攻、穏便にコトが収まると良いんだけど・・・。
なかなか難しいだろうな。
まぁ、どっちにしても大きな傷跡を残す事は間違いないと思ってる。

 

 

いつものバイト君の下書きチェック

バイト君
バイト君

なんか凄そうなドラマですね

マサト
マサト

これ、1回しか観たこと無いけど強烈に覚えてるわ

バイト君
バイト君

その歳まで覚えてるとかww

マサト
マサト

そこらの戦争映画よりも確実に面白いわ

バイト君
バイト君

そこらの戦争映画って?ww
例えば?

マサト
マサト

『パール・ハーバー』とかww

バイト君
バイト君

・・・・・・

 

このドラマでアメリカ大統領を演じたのは往年の二枚目スター、ロック・ハドソン
このドラマが最後の出演作になったんだけど、1985年にゲイである事を公表。同年にAIDSで他界してしまった。
彼がゲイだったってのもオレにはちょっとした衝撃だった。

 

今こそ観るべき映画『西部戦線異状なし』/戦争は何をもたらすのかを問いかける歴史的名作!って話
ロシアのウクライナ侵攻で世界中が緊張してるけど、こういう時こそ観ておきたいのが1930年のアメリカ映画『西部戦線異状なし』。この映画を反戦映画とみるか、一人の若者の成長物語とみるかはそれぞれの判断だけど、後世に残る名作なのは間違いないところ。
【映画】戦時下を舞台にした良質なサスペンス『将軍たちの夜』/名優の競演に釘付け!って話
1966年の傑作サスペンス『将軍たちの夜』を観た。豪華出演陣を軸に戦時下のヨーロッパを舞台にして、実際にあったヒトラー暗殺計画を絡ませながら捻りの利いた結末。2時間を超える映画だけど釘付けになった。ピーター・オトゥールの怪演(メイク)も見物。
【映画】【ポッドキャスト】これまで観た映画の中でも屈指の恐ろしさ・・・『ジョニーは戦場へ行った』
目も見えない、耳も聞こえない、口もきけない、両手両足は切断されてる...それでも生きている主人公のジョニー。生きながら肉塊と化した彼の苦痛、苦しみ、恐怖を描いた反戦映画の傑作『ジョニーは戦場へ行った』の話。これはホラー映画よりも怖い映画だ。
映画「パワープレイ」は、知る人ぞ知る傑作!
映画「パワープレイ」は知らない人も多いだろうけど、これは傑作だと思うのだ。まさにクーデター映画の金字塔。最後のどんでん返しには驚かされる・・・。
【映画】大島渚監督の社会派ドラマ/戦闘シーンの無い戦争映画/大江健三郎原作『飼育』を観た!って話
大江健三郎の『飼育』を1961年に大島渚が映画化。これまで観たことはなかったけどAmazonプライム・ビデオで配信されてたので観てみた。凄い映画だった。あの時代にこんな映画を撮るなんて、普通の才能じゃできない芸当。率直な感想を書いてみた。
『カエルの楽園』を一気読み!これは現代日本への警鐘!って話
百田尚樹氏の『カエルの楽園』を読んでみた。作者の思想的立ち位置もわかってるつもりだし、話の内容は凡そ予想出来たんだけど、これ、予想を超えるデキだと思ったな。まず、明かにそれと解るモデルが出てくるんだけど、皮肉が効いていて読んでいて感心させられる。例のあの新聞やら、あの国やら・・・。能天気な日本人は読むべき一冊だと思うぞ...
海外ドラマ『24-TWENTY FOUR-』はやっぱり面白い!って話
久々に『24』を観た。海外ドラマの『24』だ。これ、1話でも観てしまうと、続きが気になって徹夜になる事は分りきってたんだけど、シーズン7までしか観てなかったし、シーズン8が気になるのでAmazonプライムビデオで観てしまった。案の定、徹夜になってしまった...。うん、やっぱり面白いな。テンポも速いし退屈させない展開は、...

 

カッコーの巣の上で [Blu-ray]
ワーナー・ホーム・ビデオ
¥2,500(2022/02/28 15:54時点)
将軍たちの夜 [DVD]
ハピネット ピーエム
¥3,200(2021/11/21 15:28時点)

コメント

リンク

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 戦うオヤジへ

にほんブログ村 グルメブログへ

にほんブログ村 競馬ブログ 競馬予想へ

f:id:masa10t:20181113062414j:plain
error: 右クリックできません