【英語のお勉強】ワム!の名曲『ラスト・クリスマス』は女々しい男の失恋ソング!って話

ハロウィンが終わったと思ったら、もうクリスマス・・・。
今の時期、ちょっとしたショッピングモールなんかを歩けば、どこもかしこもクリスマス・ソングが流れてる。
山下達郎の『クリスマス・イブ』やら広瀬香美の『DEAR~again』、耳に馴染んだ曲たちがクリスマス気分を盛り上げてくれる。街の中がそんな調子だから、オレの仕事場(学習塾)でもクリスマス・ソングを鼻唄で唄ってる子が増えてきた。

で、今日の事だけど、ある中学生がワム!の名曲『ラスト・クリスマス』のサビの部分を唄いながらオレの前を通過ww
この曲も今の時期になると街中で流れてるクリスマス・ソングの定番だけど、その子はご機嫌な顔で今にもスキップしそうな勢い。

ラ~スト、クゥリスマスゥ♪

△※@§▼□#~♪

最初のLast Christmasの部分はちゃんと歌ってるけど、後はテキトーな鼻唄ww
ちょっと気になったので呼び止めてみたぞ。

マサト
マサト

この歌の意味を解って唄ってる?

下を向く子・・・。
やっぱり解ってないようだな。
いつも子供らには言ってるけど、英語の曲を聴く時には、とりあえず何を唄ってるのか意味を考えてほしい。それが英語に慣れる事に繋がるし、最終的には力になる。
ただ、耳に心地よいメロディーを聴いて鼻唄を唄ってても何の力にもならんww
子供に訊いてみた。

マサト
マサト

どんな意味の曲だと思う?^^

生徒
生徒

恋人同士が楽しいクリスマスを過ごしてる曲ですか?

マサト
マサト

・・・・・・

よその子なら放っておくところだけど、うちの生徒だし放っておけない。
空き時間の5分で臨時講義を開始したww

って事で、今回はクリスマス・ソングの定番、ワム!『ラスト・クリスマス』について少し書いてみようか。




先に結論から書いておくと、この曲、恋人同士が楽しい時間を過ごしてるなんていうhappyな曲じゃない。
一言でいうと・・・

女々しい男の失恋ソング!ww

今どき、こんな女々しい男が居るのか!?ってほどの女々しさ。
この曲のオフィシャル・ビデオyoutubeに公開されてたので、興味のある方はそちらもどうぞ。

どんな内容を唄ってるのか、さっそく歌詞を見ていこうか。

 

Wham!~Last Christmas

Last Christmas
I gave you my heart
But the very next day
You gave it away
This year
To save me from tears
I’ll give it to someone special

去年のクリスマス
僕は君にハートを捧げた
でも、すぐ次の日に君はそれを放り捨てた
今年、
僕は涙を流したくないから
誰か他の特別な人に捧げるつもりなんだ

これ、いきなりの恨み節!ww

クリスマスに告白したのか何かプレゼントを渡したのか知らないけど、受け取った彼女はその気持ちをgave it awayしちゃったわけだろ。
で、今年はもう泣きたくないから、他の人にプレゼント(ハート)を捧げるって宣言。
自分をフッた相手にメソメソと言ってるわけで、う~ん、この歌詞に出てくる男は何だか・・・

面倒くさそうな男だww

next dayの前にveryを付けて強調してるんだけど、ここは「すぐ次の日に」って意味で良いだろうな。
貰ったものをすぐ翌日に捨てるってのは、この女もそ~と~なモンだけどww
give it awayは、何かものを人にあげるって意味だけど、ハート(心)の事を言ってるんだから、ここは放り捨てると意訳。

 

 

Once bitten and twice shy
I keep my distance
But you still catch my eye
Tell me baby
Do you recognize me?
Well
It’s been a year
It doesn’t surprise me

一度傷ついたら臆病になるんだ
だから君とは距離を置いてるんだ
でも、僕はまだ君の事が気になるんだよ
教えてよ
君は僕のこと気づいてるのかい?
あれから一年経ってるから
気づいてなくても不思議じゃないけどね

Once bitten and twice shyは憶えてないと難しいかもしれないけど、これは諺。bittenを正直に「噛まれた」とするよりも、失恋の歌だから「傷ついた」とした方が自然。
同じようにrecognizeもド直訳で「認める」とするよりも「気づく」とした方が自然。

てか、ついさっきまで「今年は誰か他の特別な人に捧げる」って言っておいて、「まだ君の事が気になる」とか言いだしてるし、この男は・・・

情緒不安定か!?

 

 

(Merry Christmas)
I wrapped it up and sent it
With a note saying “I love you”
I meant it
Now I know what a fool I’ve been
But if you kissed me now
I know you’d fool me again

僕はそれ(心)を包んで贈った
愛してるよ、のメモと一緒にね
本気だったんだ
今ならわかるよ、僕がバカだったこと
でも、もしも今、君がキスしてくれたら
僕はまた騙されるんだろうな

う~ん、この男は自分がバカだったって事は自覚してるみたいだなww
だけど、キスしてくれたらまた騙されるんだろうな、って・・・。
foolってのは、もちろんバカとか愚者って意味だけど、動詞だと「騙す」って意味。なのでyou’d fool me「僕は騙される」って意味。
騙される事が解ってるなら、

そんな女に近づくなよ!ww

何が良くて忘れられないんだか不思議すぎる・・・。

 

 

A crowded room
Friends with tired eyes
I’m hiding from you and your soul of ice
My God
I thought you were someone to rely on
Me?
I guess I was a shoulder to cry on

混み合ってる部屋
疲れた目をした友達たち
僕は君から、君の氷のような心から隠れてる
神様・・・
君は信頼できる人だと思ってたんだ
僕?
僕は何でもない存在(相談相手)だったのかな

shoulder to cry onが難所。ド直訳だと「泣く人のための肩」ってなるけど、それじゃ味も素っ気もない。ここは相談相手というようなニュアンスで良いんじゃないか。
この手の表現は英語の曲には多いし、受験生は日本語力を磨く意味でもいろいろ本を読んで日本語の力を身に付けておくべき。

似たようなタイトルの曲を思い出した。
ポール・アンカ『Put Your Head On My Shoulder』だけど、オールディーズの名曲集なんかには必ず入ってるww

I guessは推測する、そうだと思うって意味。確信は無いけど「きっとそうなんだろうな」という気持ち。

 

 

A face on a lover with a fire in his heart
A man under cover but you tore me apart
Now I’ve found a real love
You’ll never fool me again

心に火を灯した恋人の顔
隠していたけど、君は僕の心を引き裂いたんだ
だけど、今、僕は本当の愛を見つけたんだ
君はもう僕を騙す事はできないよ

A man under coverは自分の事を言ってるんだけど、under cover=カバーの下、ここは隠していた見せないようにしていたって意味に解釈したい。
toretearの過去形だけど、これが動詞だと「裂く」って意味(受験生なら知っておいて欲しいww)。そこにapartが続いてるんだから「引き裂く」というような意味。解ってると思うけど、apartって、人の住むアパートじゃないww

 

 

A face on a lover with a fire in his heart
A man under cover but you tore him apart
Maybe next year
I’ll give it to someone
I’ll give it to someone special

心に火を灯した恋人の顔
隠していたけど、君は僕の心を引き裂いたんだ
きっと来年は
他の誰かに愛を捧げるよ
誰か他の特別な人に・・・

ここが最大の肝だな。
ここまで散々、サビの部分でThis yearって唄ってたのが、ここで突然、Maybe next yearって言葉に変わってる。
もうね、普通に聞いてたら、

はぁぁぁ!?

ってなるだろww
今年は涙を流したくないから、誰か他の人に愛を捧げるって唄ってきて、最後の最後になってMaybe next yearって・・・・。

これまでのサビの部分は、

ただの強がりかよ!ww

去年のクリスマスは辛い目に合ったけど、今年は他の人に愛を捧げるよって歌だと思ってたら、最後になって「来年かも」って・・・。
結局は、自分の心をもてあそんだ相手を忘れられない未練タラタラの女々しい男やんか。
オレなら、こんな女はこっちから叩き捨てるところだけどな。

 

 

というような話を子供に聴かせて臨時講義終わり。
そりゃね、メロディーだけ聴いてたら耳に心地よいし、クリスマス気分を盛り上げてくれるけど、詩の内容はメロディーからは想像もつかないジメジメした内容。
男をもてあそぶ女と、そんな女を忘れられない女々しい男の失恋ソングだ。
まぁ、それだけ男を夢中にさせるってのは、何か特別な魅力がある女なのかもしれないけどな・・・。




いつものバイト君の下書きチェック

バイト君
バイト君

ま~た臨時講義ですかww

マサト
マサト

意味も解らずに洋楽を唄っても英語の力はつかんだろ

バイト君
バイト君

で、意味を教えたら何て言ってました?

マサト
マサト

あの子な・・・

バイト君
バイト君

はい?

マサト
マサト

意味を教えてやったらな・・・

バイト君
バイト君

・・・・・・

マサト
マサト

もう、この曲を聴く気がしなくなったって言うてたぞww

バイト君
バイト君

気の毒にww

 

オレが社会人になった頃はバブル絶頂期でイケイケドンドンの時代だけど、あの頃からかな、やたらとクリスマスが派手になった。
高給ホテルを予約して食事、お泊りってパターンのカップルも激増したし、ホテルの予約なんか、半年前から部屋を押さえないと予約出来ないような浮かれた時代だ。
男が女に渡すプレゼントもブランド品ばかりになって、出費のかさむ季節だったけど、考えてみたら当時も居たんだよな。

貰ったプレゼントを質屋へ持って行って金に換える女!

まっ、この曲はバブルの頃の曲だし、そういう意味では間違ってないのかもしれないww

 

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