【映画】これが正統な続編!?『ターミネーター:ニュー・フェイト』はモヤモヤする映画だった!って話

映画や本の感想を書く時に一つのルールを自分に課してるんだけどね。
どんなルールかと言うと、

なるべくネタバレしないように書く!

これから映画を観よう、本を読もうって人にとってはネタバレなんか「犯罪的行為」だと思ってるww
もちろんネタバレを求めてる人が居る事は理解してるし、そういう人はネタバレしてるブログなり解説サイトを見れば良いんだけど、今回の映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』に限っては、オレも自分のルールを破ってネタバレしよう。
だって・・・

モヤモヤしてるから!ww

この映画、すっごい期待してたんだよなぁ。
宣伝媒体なんかでも盛んに告知されてたけど「T2の正統な続編」なんだろ。
1984年の第1作『ターミネーター』は映画館で観てるし、1991年の『ターミネーター2』(略称『T2』)も映画館で観てる。
この第2作、映画史に残るSFアクションの金字塔じゃないかと思うほどのお気に入りの映画。その後、2003年、2009年に第3作、第4作が公開されたけど、こちらの方は毒にも薬にもならない映画だったな。

ターミネーターのファンの人の間では『T2』が最高って声が多いし、オレだってそう思ってる。第1作を80点とすれば、第2作は文句なしの100点(第3作、第4作はせいぜい30点がいいとこww)。
その第2作の「正統な続編」が公開されるって聞いたら、そりゃ期待するだろ。
なにしろ第1作、第2作のサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)がおよそ30年ぶりにターミネーターに戻ってくるんだし、製作・ストーリーは1、2作の監督ジェームズ・キャメロン。
この組み合わせなら、まさに「正統な続編」

どんな続編を観せてくれるんだ?

ってウキウキしてた。
で、観終わったあとの感想はというと・・・

・・・・・・

・・・・・・

モヤモヤする!ww

って事で、今回は『T2』正統な続編を謳ってる『ターミネーター:ニュー・フェイト』について、少しだけネタバレしながら思うところを書いてみようか。




これね、映画が始まって5分もしないうちに驚いたんだけど、何が驚くって・・・

ジョンが殺された!

ジョンってのは、もちろんジョン・コナー(エドワード・ファーロング)だ。
第1作、第2作で散々言われていた「審判の日」を回避して、母親のサラと海辺でノンビリしてるところへターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)が現れてジョンを撃ち殺す・・・。
いきなりこんなシーンを見せられて超ビックリだ。
だって、シュワちゃん演じるターミネーターって『T2』のラストで溶鉱炉の中へ沈んだハズだろ。あのシーンは印象に残る名シーンだし目に焼き付いてるんだけど、倒したハズのターミネーターが・・・

何で出てくるんだ?

もう、最初の5分で頭が混乱ww
答えはすぐに明らかにされるんだけど、「ジョンを殺すために未来から送られたターミネーターは1体じゃなかった!」って事。
溶鉱炉に沈んだT-800の他に複数のT-800が居たって事になるんだけど、う~ん、なんだかなぁ・・・いきなりジョンが殺されるっていう意表を突く冒頭なんだけど、ここら辺でなんか腰がモゾモゾしてきたぞ。

 

 

 

で、映画は現在の描写に変わるわけだけど、ここからがモヤモヤの連続だった。
軽くストーリーの流れを書いておくと・・・
メキシコの工場で働く女の子(ダニー)が新型のターミネーター(Rev-9)に狙われるんだけど、それを助けるのが未来から送られてきたグレースという可愛い女性。
Rev-9に追われるダニーとグレース、それを助けるのが第1作、第2作で活躍したサラ・コナー。
もうね、「審判の日」も何もかもが訳が分からないww
サラとジョンの活躍で「審判の日」は回避したハズなんだけど、今回の映画では・・・

別な未来が有りました!

って言うんだからなww
「審判の日」は回避したけど、それによって別な未来になったって言うもので、スカイネットの代わりに今度はリージョンって言うAIが未来で人間を殺しまくってるって言う設定。
いやいや・・・・

強引すぎないか!?ww

第1作と第2作であれだけの大騒動をしてスカイネットが人類を支配する未来を変えたのに、別な未来になってしまってそこではリージョンが人間と戦ってる・・・ってのは、結局、機会と人間が戦う運命は変えられないって事だろ。
そもそも、ダニーという女の子がRev-9に狙われる理由が、お察しの通り「未来での人間のリーダーだから」ってのも、そのまんま第1作、第2作の焼き写し。
というか、観てて思ったんだけど・・・

リーダーになるような女性に見えない!ww

冒頭でジョンが殺されたから言うわけじゃないけど、ジョンの持ってる「ある種のカリスマ性」ってのが感じられないぞ。

地味だし!ww

ダニーを救うために未来から送り込まれたのがグレース。
この女の子、やたら強い。
なにしろ強化兵士・・・。

強化兵士ってなんだよ!?ww

身体の中にいろいろと機械を埋め込まれてるんだけど、う~ん、何て言うか・・・

可愛いすぎる!ww

オレには違和感だった。
こんな可愛い子が強化兵士なんて、ちょっと考えにくいんだよなぁ。
どうしても女子を強化兵士ってのにしたいなら、それこそ「あの女子レスリングの選手」みたいな女優を使わないとww
可愛いすぎる女優が強化兵士なんて言っても、そりゃね、顔を見てるぶんには退屈しないけど映画としては「?」なモヤモヤ感・・・。

 

 

 

それに比べてサラ・コナーを演じるリンダ・ハミルトン。
ダニーとグレースを助けるために現われた時に思った・・・

うわっ、歳とってる!

良い意味で貫録だな。
やっぱり「ターミネーター」のシリーズには欠かせない。
とにもかくにも女性3人の逃亡劇が始まるわけで、3人が助けを求めるのがジョンを殺したターミネーター(シュワちゃん)って訳だけど、ここでもモヤモヤ・・・。
だって、このターミネーター・・・

人間と結婚してる!ww

カールと言う名を名乗ってカーテン屋なんかをやってるんだけど、T-800が人間と結婚とか・・・。
まぁ、これでリンダ・ハミルトンとシュワちゃんの黄金の組み合わせが出来た訳で、ここからは4人でRev-9を倒す方向へ向かう。
というか、リージョンが送り込んできたRev-9、これについても言いたい。
『T2』で出てきた液体金属型のターミネーター、T-1000に似てるんだけど、今回のRev-9・・・

無敵感が無い!

T-1000は倒しても倒してもすぐに体が復元されて、サラとジョンを絶望感に叩き落してたけど、Rev-9って弱そうなんだよなぁww
もちろんT-1000と同じように復元されるし、こちらのRev-9は2体に分裂したりして無茶苦茶強いんだけど、T-1000のような絶望感を与えるって感じじゃない。
T-1000は走ってる姿もカッコイイし、表情だって殺人マシンらしい表情だったけど、今回は殺人マシンらしくない。
これ、単にミスキャストだと思ってる。これなら『T2』のロバート・パトリックを復帰させた方が良いだろ。




まだ頭の中を整理しきれてないけど、オレがモヤモヤしてる原因をいくつか考えてみた。

  • 違う未来があった
    「審判の日」を回避したのに、また機械文明リージョンなんてのが出てくるのは違和感
  • 未来のリーダーが地味
    どうしても人類を指導するような女性に見えないww
  • グレースが可愛いすぎる
    強化兵士って言うなら、もっと不細工な女優にしてほしいww
  • T-800が家庭を持ってる
    どんな鈍感な女でも夫が体重180kgのターミネーターなら気づくだろww
  • Rev-9が弱そう
    普通に強いんだけど、強さを感じさせないのが難点

まだまだ有るけど、とりあえずこんなところか・・・。
そもそも『T2』「審判の日」を回避したのに、変わった未来でも機械が人間を攻撃してるって設定が無理スジ。
それじゃ『T2』で死んだあの人、サイバーダイン社のダイソンなんか・・・

犬死にやんか!ww

冒頭でジョンが殺される理由だって、「複数のターミネーターが送られていた」って事だけど、う~ん・・・

苦しい言い訳!ww

第1作から観てきてるオレとしては、実にモヤモヤする映画だ。
『T2』「正統な続編」を名乗ってるぐらいだし、むっちゃ期待したんだけど・・・。

 

 

 

とは言うものの、少しぐらいは見せ場の紹介もしておこうか。
助けを求めるため人間として暮らしているカール(T-800)の元を訪れるサラ達。
息子ジョンを殺したカールにサラは言うんだけどね・・・

アンタの事を決してカールなんて呼ばない!

コトが全部片付いたら、アンタを殺してやる!

うん、母親の心情だな。
で、いよいよRev-9との決戦。
カールはRev-9に倒されて微動だにしない状況だ。
追い詰められたサラ達・・・。
そこで、サラが叫ぶ・・・。

カール!

起きなさい!

ここは、なかなかの見せ場だった。
息子を殺したカール(実際はターミネーター)を憎んでるサラだけど、逃避行を続けるうちにカールに人間としての暖かみを感じていたのかもな。
それが切羽詰まった状況でカール!起きなさい!って叫ばせたのかも・・・。

てか、アンタの事を決してカールなんて呼ばない!ってサラが言った時に何となく予感はしてたぞ。

これ、絶対、カールって呼ぶだろ!

ってなww
まぁ、何だかんだでRev-9を倒すんだけど、トドメを挿すのが未来のリーダー、地味な女の子のダニー。
う~ん、何て言うか倒し方も地味だった。

もっと他に方法なかったのか?ww

 

 

さすがにラストは上手い具合にまとめてた。
未来でのダニーとグレースとの関係も明らかになってるんだけど、子供時代のグレースを見守る現在のダニー。
サラと車に乗って立ち去るってものだけど、なるほど、ここの辺りは上手い。
つか・・・

結局、機械と人間が戦う未来は変わらない!?

って事か。
スカイネットは無くなったけど、新しい未来ではリージョンってのが出てきてるし、これだと身も蓋もないだろ。
この映画の原題は、Terminator: Dark Fate
Fateってのは運命って意味だから、「暗い運命」って感じか。邦題の「ニュー・フェイト」なら「新しい運命」って事になるけど、どっちにしても喜ばしい運命じゃないな。

「正統な続編」を謳ってるのに冒頭でジョンが殺されたり、別な未来が有ったり、地味な女の子が未来のリーダーだったり、強化兵士が人間なのに強すぎたり(可愛いすぎるし)、T-800が結婚してたり・・・

モヤモヤする映画だった!ww

続編を作るなら、もう少しマシなストーリーにして欲しかったと思ってる。



いつものバイト君の下書きチェック

バイト君
バイト君

辛口ww

マサト
マサト

期待が大き過ぎたからな

バイト君
バイト君

で、マサト式の採点なら何点なんです?

マサト
マサト

う~ん・・・
50点ってところか・・・

バイト君
バイト君

中途半端な点数ww

マサト
マサト

仕方ないだろ!
中途半端な映画なんだから!

バイト君
バイト君

・・・・・・

 

今回の映画ではT-800がサングラスをかけてない。
かけようとするシーンは有るんだけど、一度サングラスを手に取って元の場所に戻してる。
このシーンを深読みすると、第1作、第2作ではマシンを象徴するものとしてサングラスをかけてたけど、今作では「人間カール」を表すためにサングラスを手には持つけど、かけずに元の場所に戻す・・・って描写なのかな。
というか、第1作、第2作であれだけ「マシン感」「機械感」を出してたのに、今回、いきなり人間らしさを出しても、それこそ違和感しかない。
やっぱり、ターミネーターはターミネーター、T-800はT-800らしくないと・・・。

本国アメリカでは興行的に失敗してるそうで、wikiによると「製作費の1億8,500万ドル(約204億円)の他にも巨額のマーケティング費用がかかっており、1億ドル(約110億円)の赤字計上が予想されている」との事。
そりゃそうだろ・・・。
あまり面白くないもんな(泣)

この映画の見どころは30年ぶりに戻って来たサラ(リンダ・ハミルトン)ぐらいしか無いんじゃないかww

 

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