2022年の上半期のGⅠも今週の宝塚記念で終わり。
GⅠに限って検討記事を書いてるけど、いやぁ、今年のGⅠは①人気の馬が勝てないなww
穴党には嬉しい流れだけど、フェブラリーSから始まった今年のGⅠ、6/5の安田記念まで①人気の馬は11連敗。昨年のホープフルSから数えると12連敗。
先日の安田記念でも①人気の馬は8着に負けてるし、ここまで勝てないと逆に気になって来る・・・
いつになったら勝つんだ!?ww
って事で、今回は2022年の上半期の総決算、宝塚記念を過去の好走・凡走データと怪しげなサイン馬券で検討してみた話を書いてみようか(記事中の伏せ字部分、モザイク部分の詳細は記事の後半)
予想のスタイルはもう何年も前から変わらず、過去10年の好走・凡走データと怪しげなサイン馬券。
いつものように最初は過去データから確認していこうか。
拠り所とするのは日本文芸社の「重賞競走データBOOK」に記載されてるものと、JRAの公式サイトに掲載されているもの。
まずは「重賞競走データBOOK」に記載の過去データを確認してみる。
いろいろ気になるものを取り上げてみる。
人気と配当
過去10年、①人気の馬の成績は【3-2-1-4】で馬券圏内率6割。
これは①人気としては微妙な数字で、17年には単勝1.4倍のキタサンブラックも9着にボロ負けしてる。
②人気は【2-1-2-5】、③人気は【2-0-0-8】となってる。
いずれも信頼しきれない数字だけど、過去10年の連対馬20頭中10頭は①~③人気の馬が占めてる。
残る10頭は⑤人気以下からの台頭。
また、過去10年の3着以内30頭中、二桁人気で馬券に絡んだのは5頭。
馬連の平均配当は5,210円で3桁~10倍台の配当になったのはわずかに2回のみ。
三連単の平均配当も161,592円となっていて、波乱含みのレース(今年がどうなるかは知らんけどww)
ステップ
連対馬を最も多く出しているのは天皇賞(春)組の【4-3-2-30】
今年の該当馬はアイアンバローズ、タイトルホルダー、ディープボンド、ヒートオンビート、マイネルファンロン、メロディーレーン。
これに続くのが鳴尾記念組の【1-3-1-15】
該当馬はギベオン、サンレイポケット。
大阪杯組は【2-1-1-13】となっていて、馬券に絡んだ4頭は当日①~③人気に支持されていた馬。
前走が大阪杯なのはアフリカンゴールド、アリーヴォ、ウインマリリン、エフフォーリア、キングオブコージ、ヒシイグアス、ポタジェ。
前走が大阪杯で当日③人気以内なら軸にしても良いかもww
前走が海外GⅠ組は【2-2-2-14】
これを着順別でみると、前走1~3着馬は【2-2-2-5】に対し、4着以下は【0-0-0-9】で全滅。
前走が海外のレースだったのはオーソリティ(3着)、ステイフーリッシュ(1着)、パンサラッサ(1着)
国内・海外を問わず前走GⅠ組が好走してるけど、ヴィクトリアマイル組、安田記念組は合わせても【0-0-3-10】で3着まで。
ここに引っかかるのはデアリングタクト(ビクトリアM6着)
天皇賞(春)組
当年の天皇賞(春)優勝馬は5頭出走して【〇-〇-〇-〇】となっていて△△が最高。
15年ゴールドシップ、16・17年キタサンブラックも優勝どころかボロ負け。
天皇賞(春)と宝塚記念を連勝した馬は06年ディープインパクト以来出ていない。
逆に〇〇だった馬は【〇-〇-〇-〇】で連対率29%、複勝率33%となってる。
今年の該当馬は〇〇〇、〇〇〇。
狙うならこちらかも!?ww
牝馬
性別での成績をみると牡・騙馬の【6-9-5-98】に対して、牝馬は【4-1-5-14】と馬券圏内率ではダブルスコア。
牝馬で連対した5頭は、〇〇〇〇で△△△、または 〇〇〇の◇◇◇で勝っていた馬。
また、3着馬の5頭も◆◆◆◆の実績があった馬。
今年の出走馬でこの条件をクリアするのは〇〇
こちらも狙い目になりそうww
出走頭数
過去10年のうち半数の5回は13頭立て以下で施行。
これを13頭立て以下の場合(5回)と16頭立て以上の場合(5回)に分けて、前走の〇〇〇〇〇で分けると・・・。
13頭立て以下の場合は前走〇〇〇〇の馬が【0-2-2-5】で馬券圏内率45%、逆に16頭立て以上の場合は前走◇◇◇◇の馬が4連対。
少頭数の時は〇〇〇〇、多頭数の時は◇◇◇◇が狙い目のような傾向が出てる。
この記事を書いてる時点ではまだ出走頭数が確定していないので、両方のパターンに分けて該当馬を挙げておこうか。
13頭立て以下の場合に注意したい馬は〇〇〇、〇〇〇。
16頭立て以上の場合に注意したい馬は〇〇〇、〇〇〇。
買いづらい馬
ディープインパクト産駒は【1-2-5-25】だけど、これを性別で分けると、牝馬の【1-1-5-7】に対して牡馬は【0-1-0-18】。
馬券圏内率では牝馬の50%に対して牡馬はわずかに5%止まり。
この傾向が続くと考えるならディープ産駒の牡馬は軽視で良いかも(今年がどうなるかは知らんけどww)
該当するのはギベオン、ポタジェ。
また、有力牧場の社台ファーム生産馬は過去10年で【0-0-0-11】と全滅。
去年は③人気カレンブーケドールが4着止まりだった。
今年の出走馬で社台ファームの生産馬はギベオン、ステイフーリッシュ、ヒートオンビート。
「重賞競走データBOOK」と睨めっこするのはここまでにして、次はJRAの公式サイトに掲載されてる過去データを確認しておこうか。
JRAの公式サイトにも過去10年のデータが掲載されてるので、気になるものをいくつかピックアップしてみる。
前走2着馬
どういう訳か前走で2着だった馬が勝率、連対率、馬券圏内率ともにトップの成績。
前走でGⅠ2着だった人気馬が好走するだけでなく、16年⑧人気1着マリアライト(目黒記念2着)や、18年⑫人気3着ノーブルマーズ(目黒記念2着)のように、GⅠ以外のレースで2着だった馬が穴をあけることもあるので要注意。
今年のメンバーで前走が2着だったのはグロリアムンディ、ディープボンド。
8枠
宝塚記念では8枠が極端に強く、過去10年間で7勝。阪神・芝2200m自体には外枠優勢の傾向はみられないので、偶然偏っているだけの可能性が高いけど、かなり際立った成績なので、8枠に入った馬には注意。
この記事を書いてる時点では枠順が決まってないけど、8枠にどの馬が入るのか気になってるww
GⅠ実績
過去10年の優勝馬延べ10頭のうち8頭には、前年に2000mから2400mのGⅠを制した実績があった。また、過去10年の優勝馬は全て4歳か5歳だったので、前年に中距離GⅠを勝っている4・5歳馬を狙うのが王道の予想かも(安そうだけどww)
このデータだと面白くも何ともないので、記事の後半部分で21世紀以降(01年~)からの宝塚記念の優勝馬の傾向を書いておこうか。
別な角度から眺めてみると、ちょっと違った傾向が見えてきた・・・。
その他、過去10年の優勝馬に共通する項目を挙げてみると・・・
過去10年の優勝馬、全てに該当するのは
- 芝〇〇m以上の距離を勝っている
- 〇〇勝ちの実績
- 前走が〇〇以上の△△に出走
- 〇〇~〇〇で行われた△△で連対実績がある
- 〇〇〇〇の馬
過去10年の優勝馬のうち、9頭に該当するのは
- 芝2200m以上の〇〇で〇着以内の実績
- 〇〇〇距離の重賞を勝っている
- 〇〇〇〇での連勝経験がある
- 馬番が〇〇より外
過去10年の優勝馬のうち、7頭に該当するのは
- 〇〇〇の馬
となってる(伏せ字部分は記事の後半で詳細)
出走予定馬を「非クリア」の数で分けると・・・
何気に人気薄の馬も成績が優秀なので、ここは馬券の組み立てで悩みそうww
とりあえず、今年もこれらの条件をクリアする馬から優勝馬が出るか注目してる。
宝塚記念と言えばファン投票。
特別登録を行った馬の中からファン投票上位10頭が優先出走できるレースで、年末の有馬記念に対してこちらは春のグランプリと呼ばれてるGⅠ。
今年のファン投票の結果も気になるところだけど、2010年からのファン投票1位の馬の成績を見てみると【3-2-1-3】で連対率55%、複勝率66%(3頭は不出走)
これはファン投票1位の馬にとっては、まずまず合格点とも言えそうで、今年のファン投票1位タイトルホルダーには嬉しい数字かも。
ただし、過去12年の成績をまとめてみると、ちょっと気になるものも見えてくる・・・。
過去12年の3着以内36頭中、ファン投票1位の馬は6頭しか馬券になってないけど、〇〇〇〇からは◇◇◇が馬券に絡んでる。
ファン投票の順位別に分けてみると・・・
- ファン投票1位・・・6頭
- 〇〇〇・・・◇◇頭
- 〇〇〇・・・◇◇頭
- 〇〇〇・・・◇◇頭
延べ36頭中、◇◇頭(27%)はファン投票〇〇〇〇の馬なので、穴党は警戒しておいた方が良いかも。
今年の該当馬は〇〇〇、〇〇〇
ここまで過去データをあれこれ見てきて、何となく軸になりそうな馬が絞れてきたような、こないような・・・。
ここからは怪しげなサイン馬券的な見地から検討してみようか。
サインといえばJRAのポスターやCM、ヘッドライン、その他、世の中のニュースからサインになる事もしばしば(毎回サインが出るわけじゃないし、いつ出るかも謎だけどww)
まずは2022年の宝塚記念のCMを確認してみる。
こちら・・・。
JRAはやる気が有るのか無いのか、今年のCMはダービー以外は使い回しで終始だったな。
聞き飽きたナレーション、代り映えしない映像、さすがにウンザリしてくるww
ただ、毎回ゴールシーンだけは変えてきてる。
何かヒントになるならここかもしれないけど、今回のCMのゴールシーンは19年の宝塚記念が使われてる。
1着③人気リスグラシュー(ファン投票9位)、2着①人気キセキ(ファン投票3位)、3着⑥人気スワーヴリチャード(ファン投票7位)で決まった年だけど、これらの馬に乗ってたのはレーン、川田、デムーロ騎手。これらの騎手にはとりあえず注意だけど、それだとあからさま過ぎるような・・・。
ここは似たようなローテーションで臨んでくる馬の示唆とも考えられる。そうなると気になるのは、これらの馬の戦歴。
で、この3頭と今年の出走予定馬を比べると、〇〇〇、〇〇〇が浮上。
さて、結果はどうだろうか・・・。
ちなみに21世紀以降(01年~)からの宝塚記念の優勝馬を見ると、優勝馬21頭中、半数近くの9頭(43%)が〇〇〇〇だった馬。
43%ってのは穴党には気になる数字だけど、⑤人気以下の伏兵も居るだけに、ちょっと警戒しておきたいかも・・・。
穴ならこちらかも!?ww
今年の該当馬は〇〇〇、〇〇〇
当日の阪神競馬場のイベントを確認してみようか。
このイベント、何気にサインになる事もあるので注意してる。
直近だとオークス当日の東京競馬場のイベント。
イベント内容から⑩人気スタニングローズを指名したところ、見事に2着に激走。
【競馬】2022年のオークスを過去データとサインから予想してみる!って話
で、宝塚記念当日の阪神競馬場のイベント、何が有るのか見てみると、トップページで大きく告知されてるのが・・・

©JRA
わざわざオリジナルのクラフトビールを作っていろいろ企画。
スタイル、味わい、色、ネーミング、デザイン、その全てにこだわった一本です。と書かれてる。
作られたビール名はセントウルIPA。
セントウルってのは「上半身が人間、下半身が馬の形をした想像上の生き物」の事、IPAってのは「India Pale Ale(インディア・ペールエール)」の略。「ホップのもつ香りや苦味が、一般的なビールと比べるとかなり強いのが特徴」のビアスタイル。
わざわざビールのイベントってのも妙に気になる・・・。
また、このイベントを後押しする形で、当日はこんなイベントも用意されてる。
「セントウルガーデンエリア/お楽しみイベント」。
やけにセントウルって言葉を使ってるのが引っかかるww
このイベントから思い浮かぶのは〇〇〇や△△△。
ちょっと押さえておきたい気もする。
もう一つ、気になるイベントが開催予定になってる。
宝塚記念の当日、阪神競馬場では「Welcomeチャンス!宝塚記念当日限定ノベルティ登場!」と銘打って、来場者に限定のノベルティをプレゼント。
そのノベルティってのは・・・

©JRA
今治タオルハンカチ!
今治タオルと言えば、高品質で有名な日本を代表するタオル。
タダで貰えるのは嬉しいけど、ちょっと思ったのが・・・
何で今治タオル!?ww
今治から思い浮かぶのは〇〇。
ここは俄然、〇〇が気になって来る。
JRAには「記念」と付くGⅠが4つ有るけど(高松宮記念、安田記念、宝塚記念、有馬記念)、19年の安田記念からは〇〇が1頭以上、かならず馬券に絡んでる(今年がどうなるかは知らんけどww)
過去には二桁人気の激走もあるだけに、ちょっと警戒しておこうかな。
出目馬券的な見地でちょっとオマケ・・・。
関西で開催の「~記念」と付くGⅠは高松宮記念と宝塚記念の2レース。
19年の高松宮記念で三連単440万円超のイチロー馬券が炸裂して以来、枠連には傾向が出ているような・・・。
【競馬】やっぱりサイン馬券は面白い!高松宮記念でイチロー馬券が出た話
この傾向が続くようなら、今回の宝塚記念の狙い目もけっこう絞れてきそうな気もする。
気になるのは〇枠、〇枠、〇枠。
はたして傾向が続くのかどうかも注目してる。
このブログの読者の方はご存知だろうけど、フェブラリーSから始まった今年のGⅠ、ある点に注目すると前回の安田記念まで綺麗に連動してるものがある。
どんな連動かというと、直前のGⅠレースで〇〇〇になった馬の△△△が次のGⅠレースで1頭以上連動してる。
フェブラリーSで〇〇の馬が馬券圏内になると、続く高松宮記念でも〇〇の馬が馬券に絡んでる。
高松宮記念で〇〇馬が3着以内になると、続く大阪杯でも〇〇の馬が馬券圏内。
大阪杯で〇〇の馬が馬券になると、続く桜花賞でも〇〇の馬が馬券圏内を確保。
こんな調子で前回のGⅠ安田記念まで綺麗に続いてる。
これが今回も続くと考えるなら、今年の宝塚記念では〇〇の馬が3着以内に入る事になるんだけど、う~ん、けっこう気になってる部分ww
JRAの芝2200mのGⅠはエリザベス女王杯と宝塚記念の2つしかないけど、この2つのレースには7年連続で奇妙な〇〇〇〇〇がある。
エリザベス女王杯の◆◆◆が△△△の宝塚記念で馬券を示唆。
今年も続くと考えるなら、〇〇のエリザベス女王杯は△△△だったので、◇◇◇◇が馬券に絡む事になる(まぁ、そろそろブッ飛ぶかもだけどww)
令和になって何気に何度かサインになってるのが〇〇騎手。
最近では宝塚記念でもサインになってて、16年以降5回連続で自身の馬 or 隣枠の馬が馬券に絡んでる。
今年は〇〇〇に騎乗予定だけど、自身の馬 or 隣枠の馬が馬券に絡むのか注目してる。
また△△騎手もサイン騎手として有名。
こちらは15年以降、自身の馬 or 隣枠の馬が馬券に絡んでる。
今年は騎乗馬が見当たらないけど、乗ってきたら注意しておこうか。
今年のクラシックでもこの騎手のサインは連続で発動してたので、騎乗してくれば楽しみなんだけど・・・。
って事で、ここまで過去データと睨めっこしたり、頭の体操であれこれサイン馬券を検討してきたけど、ここからは伏せ字部分やモザイク部分の詳細、その他、気になるサイン馬券や出目馬券的なものもいくつか備忘録として書いておこうか。
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