小説

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【絵本】生きるとは何かを問いかける『葉っぱのフレディ-いのちの旅-』が凄く良い!って話

最近は絵本がマイブーム。「生きるとは何か?」を問いかける名作『葉っぱのフレディ』を読んだ。いやぁ、この絵本、凄い。分厚い哲学書に書かれてるようなモチーフを、一冊の絵本、短い文章の中で簡潔にまとめてる。読後の余韻も秀逸で、まさに心に響く一冊。
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【読書】それなりにインパクトは有るけど、おかしな書き方で台無し!?『百舌の叫ぶ夜』を読んでみた!って話

溜まりまくった積読の中から逢坂剛『百舌の叫ぶ夜』を選んで読んでみた。う~ん、ストーリーの組み立ても良いし、ちょっとしたサプライズも有るんだけど、これは期待ハズレの一冊だった。変に小細工を弄して時制の変化を使ってるせいで、頭が混乱してしまった。
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【絵本】想い出を積み重ねるのが人生/新年に『つみきのいえ』を何度も読む・・・って話

若い頃は新年を迎えるたびに「目標」だとか「抱負」を考えてたけど、この歳になるとそんなものよりも「変わらない事」が大事になって来る。絵本『つみきのいえ』を何度も読み返しながら、黒歴史・汚点だらけの自分の人生を振り返ってみた令和5年の正月。
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【絵本】淡々と生きる老人の姿が崇高/『木を植えた男』は大人こそ読むべき絵本!って話

絵本は子供の時だけが読む時期じゃない。柳田邦男も言ってるように、子供が独立した年代になって読むのも、絵本を読むには良い時期。そんな訳で半世紀ぶりに絵本を読んだ。『木を植えた男』の主人公の老人、う~ん、真似は出来ないけど、憧れる生き方だな。
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【読書】今の自分に大きな影響を与えた小説/三田誠広の『僕って何』を再読してみた!って話

高校時代に読んで大きな影響を受けた三田誠広の『僕って何』を再読してみた。数十年ぶりに読むけど、自分は何者なんだろうと自問する主人公が瑞々しい。70年代の学生運動と恋愛を絡めながら、自分の立ち位置をしっかりと見つめようとする主人公の姿に拍手。
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【読書】自覚のない悪意が恐ろしい/湊かなえの『白ゆき姫殺人事件』の嫌らしさ・・・って話

湊かなえといえば「イヤミス」界を代表する作家。読後、嫌な気分になるミステリーを「イヤミス」と呼ぶけど、映画化もされた本書、読んだ後は期待通りに嫌な気分になったww 現実の世界でもロクでもないニュースばかりだし、かなりリアルに感じられる小説。
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【読書】絶望とは愚か者の結論/高校生たちの夏が眩しい『青ノ果テ』に拍手!って話

理系の題材を上手く小説に取り入れてる伊与原新の『青ノ果テ』を読んだ。花巻の高校生の純粋で瑞々しい感情の揺れを自転車の旅と絡めてロードノベル風にした泣ける小説。宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を骨格にした青春小説は何度も読みたくなる上質な青春群像。
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【読書】三島由紀夫の『潮騒』を再読/これは古臭いけど新しい青春小説!って話

数十年ぶりに三島由紀夫の『潮騒』を再読。若い頃は何となくエロさを感じた小説だけど、この歳になって読むと青春小説。眩しい太陽と青い海に囲まれた自然の中で、困難に立ち向かう若い男女の姿が美しいな。小説の舞台となった神島、また訪問したくなったぞ。
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【読書】耐えがたいほどの気持ち悪さ/柚木麻子の『BUTTER』は背筋が寒くなる!って話

現実の犯罪を下敷きにした小説はいろいろ有るけれど、この小説ほど気持ちの悪い小説は初めて読んだ。何の事件を下敷きにしてるかというと「首都圏連続不審死事件」。ワイドショーでも散々騒がれた事件を嫌らしいほどに粘り付く描写で描いてる。凄かったの一言。
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【読書】これは広げすぎた風呂敷/いろいろ中途半端な『煙か土か食い物』

圧倒的な文体との評判が気になって舞城王太郎のメフィスト賞受賞作『煙か土か食い物』を読んでみた。なるほどな、ほぼ改行しない文章と英文のカタカナ表記は「ある意味で圧倒的」だけど、ミステリーとしては「?」な部分が目立つ。率直な感想を書いてみた。
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【読書】タイムトラベル&平行宇宙!?伊坂幸太郎の『PK』を読んで頭が混乱!って話

どれを読んでも一定の水準で面白く読めるのが伊坂幸太郎の小説。オレは「安定の伊坂幸太郎」と呼んでるんだけど、今回の『PK』はこれまでの伊坂作品とは少し趣きが違ってた。もちろん洒落た会話等の「伊坂節」は健在だけど、この小説は再読必至の一冊かも。
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【読書】競輪を題材にした人間臭い短篇集/佐藤正午『きみは誤解している』の迫力が凄い!って話

全て競輪を題材にした短篇集『きみは誤解している』を読んだ。競輪に取り憑かれた人を描いてるんだけど、重い雰囲気のもの、青春小説のようなもの、拍手を送りたくなるようなもの、いろいろ収録されていて満足度の高い一冊だった。さすが佐藤正午の文章だな。
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