今回のマサト食堂は「失敗編」だ。
まぁ、失敗と言っても大したことじゃない。少し見た目が良くないってだけで、味の方は申し分なかったぞ(強気ww)
昨日の夜だけど夢を見た。
どこかに出かけて弁当箱を開けてるんだけど、その中には大学芋ww
オレは超嬉しそうな顔をして大学芋を頬張ってた・・・。
夢にまで出てくるとは、
オレの潜在意識は大学芋を食べたがってるのか?
なんだか大学芋の事が気になって仕事が手につかない。無性に食べたくなった。
大学芋なんてサツマイモで作るんだけど、オレでも知ってるけどサツマイモの旬は秋から冬。
今は3月・・・完璧に旬の時期からはズレてる。
まぁ、今時の日本は旬なんか関係なく一年中サツマイモがスーパーで売られているし、サツマイモに限らずたいていの果物や野菜は簡単に手に入る。
大学芋を熱いお茶と一緒に食べたい!
買ってきても良いけど、どうせ食べるならマサト食堂で自分で作る方が楽しい。
とりあえず同居人に訊いてみた。

なぁ、大学芋を作ろうと思うけど、
お前、食べる?^^

食べる!^^

・・・・・・

はよ作って!^^

・・・・・・
って事で、今回は久々に大学芋を作った、って話を書いてみようか。
オレは特別に大学芋が好きってわけじゃないけど、何年かに一度、無性に食べたくなる。
大学芋なんて、サツマイモさえ有れば簡単に出来る。あとは砂糖、醤油、みりん、黒ゴマぐらいのもんだ。
さっそく近くのイオンに行ってサツマイモを買ってきたぞ。1個98円の安いサツマイモだww
まずが水で綺麗に洗ったら、一口大にカット。
皮を剥いてもいいけど、マサト食堂はそのままカットしていくぞ。
これを水に浸けてアクを取ろう。
10分程度サツマイモを入れておくぞ。
10分経ったらキッチンペーパーで綺麗に水を拭き拭き。
ここで手を抜いちゃいけない。
きれいに水気を取っておかないと、後の出来栄えに関わるww
今のうちにサツマイモに絡ませるタレも作っておこうか。
分量はいつの通り「オレのカン」で投入だ。
オレの場合は几帳面に測って作るよりも、カンに頼る方が上手くいくからなww
- 砂糖~大匙5
- 醤油~大匙1.5
- みりん~大匙2
- 塩~ごく少量(ひとつまみ)
を器に入れて混ぜ混ぜ。
味を確認してみると、うん、良さそうな感じになってる。
さっ、フライパンに油を入れたら、サツマイモを投入。
で、ここでポイント。
サツマイモは・・・
二度揚げ!
最初に150℃ぐらいの温度で5分ぐらい揚げるぞ。
ほんのりと色がついて、竹串がズブリと刺さるようになったら油から一旦引き上げよう。
今度は油の温度を180~200℃ぐらいに上げてから、再度サツマイモを投入だ。
これで外側がパリッとなるハズ。
マサト式はこんがりと焦げ目が付くぐらいが好みなので、ここはじっくり揚げていく。
出来上がったら皿に出しておこう。
よし、良い具合に色が付いてる。
さっ、作業も大詰め。
作っておいたタレを別のフライパンに投入。
グツグツと煮詰まってきたら一気にサツマイモを投下、タレを絡めていこう。
ものの2~3分も混ぜ混ぜしてれば綺麗に絡まる。
つか・・・
絡めすぎた!ww
タレが焦げてきたぞ(涙)
とりあえず完成させなアカン・・・。
黒いりごまをパラパラと振りかけて、どうにか完成だ。
って事で、所要時間15分チョイで大学芋の完成。
マサト食堂~大学芋(ちょい焦げ仕様)~
テーブルに座って待ち構えてる同居人の前に皿を置いてやる。
いつも通り並んで実食だ。
う~ん、どうも見た目が良くないな(泣)
爪楊枝を挿して口に放り込んでみる。
!!!
これ・・・
旨いっ!
外はカリッとしてるのに中はホクホク。
タレも甘くて旨い。店で買う大学芋なんかだと、たまにベタ~ッとした甘さの奴も有るけど、これは程よい甘さで後を引かない。
同居人はというと・・・

これ、焦げてるのだわ!(怒)

・・・・・・

何で焦げてるん?

タレを絡め過ぎた(涙)

・・・・・・
恐る恐る口に運ぶ同居人・・・。

あっ!

なんだよ!?(泣)

これ、カリカリしてて美味しいね~^^
いくらでも食べられるのだわ^^

・・・・・・

ちょっと焦げてるところが、
少し苦みがあって良いのだわ^^

・・・・・・
凄い速さで爪楊枝をブスブスと差し込んでは、口の中に放り込んでる。
まるで恐竜みたいだ(泣)
サツマイモ2個で作った大学芋、たった10分で完食してしまった。
夢に出てくるほど食べたかった大学芋だけど、いざ食べてしまうと満足。
もう2、3年は食べなくて良さそうww
同居人の下書きチェック

見た目は良くないけど、
カリカリ、ホクホクで美味しかったのだわ^^

・・・・・・

月に1回は作って欲しいのだわ^^

こんなもん簡単やんか!
自分で作れ!

いつも言ってるけど・・・

・・・・・・

自分で作るぐらいなら、
寝てる方が良いのだわ!^^

・・・・・・
別に難しいものを作ってくれと言ってるわけじゃない。
たかだか大学芋ぐらい、自分で作ろうと思わんのか(涙)
そうそう、記事を書くにあたって気になったんで調べてみたんだけど、何を調べたかと言うと・・・大学芋のルーツww
wikiさんに載ってたので、ちょっと引用しておこうか。
大正から昭和にかけて、東京の神田近辺(学生街)で大学生が好んで食べていたため、ついたといわれる。また、昭和初期に帝国大学の学生が学費を捻出するためにこれを作って売ったのが名前の由来だという説もあるが、大学芋のメーカーである台東氷業(東京都台東区雷門)の話では、帝国大学の赤門の前に三河屋というふかしいも屋があり、大正初期に蜜にからめた芋を売ったのが大学生の間で人気を呼びこの名がついたという。三河屋は、1940年(昭和15年)まで門前で営業していた。また、早稲田大学のある高田馬場周辺が発祥であるともされる。
なるほど、昔の学生が食べてたのか・・・。
オレの学生時代はほか弁が全盛だったけど、古き良き時代は大学芋か。
大学芋を食べると、何となくノスタルジーを感じるのは、そういうルーツにもちょっとは関係してるのかもな。





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