【カクテル言葉】ソルティ・ドッグの酒言葉は「寡黙」~オレに似合うのか!?って話

コロナ禍の前はちょくちょく外へ飲みに出かけてた。
行きつけの、というか馴染みのバーが2・3軒あったけど、どこで飲むにしても一杯目は必ずソルティ・ドッグ
理由は特にないけど、単にソルティ・ドッグが好きだから・・・。
ソルティ・ドッグを飲み干した後はハイボールにするかオン・ザ・ロックにするか気分次第。
何度か通って馴染みになると、カウンターに座るだけでバーテンダーに訊かれる。

いつもの?

オレの答えはいつも同じ・・・。

うん、いつものやつで^^

まぁ、コロナ禍以降は足が遠のいてるけど、そろそろ外で飲み歩きたくなった。
で、先日だけど、カクテル言葉(酒言葉)ってのが有る事を知った。
花言葉なら聞いた事はあるけどカクテル言葉なんて聞いた事がない。

って事で、今回はカクテル言葉について軽く書いてみようか。

 

 

コトの発端はamazonプライム・ビデオ
古谷三敏の名作漫画『BARレモン・ハート』が配信されてた。古谷三敏といえば『ダメおやじ』も超人気だったけど(オレも小学生の頃爆笑してたww)、大人向けに描かれた『BARレモン・ハート』も大好き。
酒に関するうんちくを扱った一話完結の漫画で、昔はオレもよく読んでた漫画だけど、まさかドラマ化されてるなんて知らなかった。しかもプライム・ビデオで配信されてる。
そりゃ観るに決まってる。

BARレモン・ハート(プライム・ビデオ)

シーズン1の全39話を一気に観た(4日かかったけど)
その第5話のサブタイトルが「酒言葉」
この第5話がどんなストーリーなのかを軽く引用しておくと、

松ちゃんが取材で出会ったひとりの女性・美子を連れレモン・ハートへ。なにやら最初から松ちゃんらしからぬいいムードでグラスを重ねている…。そんな中、美子は”ある酒”を松ちゃんに求めオーダーした。その酒を飲みながら会話が進むうち、なぜかいきなりムードが一転!

女性がオーダーした酒はシェリー・・・。
松ちゃんと同様にオレも全然知らなかったんけど、シェリーの酒言葉は・・・

今夜、一緒に寝てもいい!

女性からの告白ともいえる酒のオーダーだけど、酒言葉を知らない松ちゃんは・・・って話。
いやぁ、何が驚いたって酒言葉なんてものが有る事に驚いた。

 

酒言葉が有る事は知ったんだけど、そうなると気になって来る。
オレがいつも飲んでるソルティ・ドッグの酒言葉は何なんだろ・・・。
さっそくネットで調べてみると、山のように解説サイトがヒット(これにも驚いたww)
ソルティ・ドッグの酒言葉は・・・

寡黙!

カッコイイなww
まさにオレにピッタリ(言うのは勝手ww)
ソルティ・ドッグってのは、こういうカクテル。

ウォッカベースのカクテルで、オールド・ファッションド・グラスの縁をカットしたグレープフルーツで濡らして塩を付けたスノー・スタイルで有名。
ウォッカにグレープフルーツジュースを足した爽やかな味が最高に旨い。
カットしたグレープフルーツを搾る店、ジュースで代用する店、作り方はそれぞれだけど・・・。
ソルティ・ドッグってのは「甲板員」を意味するイギリスのスラング。
甲板員が船の上で汗まみれ塩まみれになって黙々と働く姿から名付けられたらしい。そんなわけで「寡黙」という酒言葉になったんだろうけど、酒言葉を聞くと外でソルティ・ドッグを飲みたくなる。

 

せっかくなので、オレがこれまでの人生で飲んだ事のあるカクテルの酒言葉をいくつか調べてみた。

  • モスコミュール/
    その日のうちに仲直り
  • カルーアミルク/
    悪戯好き・臆病
  • シンガポールスリング/
    身を任せられる者を求めるロマンチスト
  • ブラッディ・マリィ/
    断固として勝つ
  • スクリュー・ドライバー/
    油断
  • ギムレット/
    長いお別れ

なるほど、なかなか小洒落た言葉が多い。
ギムレット「長いお別れ」は、明らかにR・チャンドラーの小説『長いお別れ』が由来だろうな(作中で超有名なセリフ「ギムレットにはまだ早すぎる」が登場する)
まっ、オレの一番のお気に入りのソルティ・ドッグの酒言葉が寡黙ってのは大いに気に入ったんだけど、ドラマ『BARレモン・ハート』の中で女性にフラれた松ちゃんが言ってる。

どこの誰が作ったのかわかんない言葉に振り回されて、はぁぁ、やっぱりお酒はじっくり純粋に飲むのが一番だなぁ・・・

たしかに花言葉も酒言葉もどこの誰が作ったのか分からないし、酒は味を楽しむのが一番ww。
そうは言っても、マメ知識として酒言葉を知っておくのは悪くはない(役に立つかどうかは知らんけどww)

 

 

バーではバーテンダーと静かに世間話なんかをしながら飲むのが好きなんだけど、運が悪いと騒がしい客と鉢合わせする事もあった。
居酒屋かカラオケボックスのノリで大きな声で話されたり、オレがバーテンダーと話してる時に割り込んで来たり・・・。
まぁ、田舎町のバーなんで都会のオーセンティックバーのようにはいかない事は理解してるけど、う~ん、そういうのも嫌で足が遠のいたのかもしれない。
なにしろオレは「寡黙」ソルティ・ドッグが大好きだからなww

 

 

いつものバイト君の下書きチェック

バイト君
バイト君

ホント、最近は外に飲みに出てませんねww

マサト
マサト

バーでも騒がしい客は居るし、なんか面倒になったわ

バイト君
バイト君

かれこれ2年ぐらいご無沙汰なんじゃ?

マサト
マサト

久々に行ってみるか

バイト君
バイト君

僕も連れてけ!ww

マサト
マサト

・・・・・・

バイト君
バイト君

今でも黙って座ったらソルティ・ドッグが出てきますかね?ww

マサト
マサト

さぁ・・・
バーテンダーが変わってたら出しようがないなww

バイト君
バイト君

・・・・・・

 

カウンターに座るだけで黙っててもお気に入りの酒が出てくる、まぁ、どこのバーでも常連になればそれぐらいの事はしてくれるけど、その後の対応は・・・。
超久々に名古屋あたりのバーに出かけてみようかと思ってる。

 

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