ここんとこTwitterやブログでよく目にするのが、ローストビーフを作った!って話。
まぁ、クリスマスだし年末だし正月も近いし、ローストビーフを食べる季節なのかもしれない(イオンに行ったら、ローストビーフ売り場が臨時で出来てたし)。
昔・・・20年ぐらい前だけど、まだ三重県に来る前、付き合ってた子がキャンプ好きだったんでね、よくキャンプに行ってたけど、そこで作ってたのがローストビーフ。
なのでオレの感覚だと・・・
ローストビーフ?
あれは、キャンプで食うもんだろ?
ってのがあるわけ。
そもそも、ローストビーフなんてダッチオーブンで時間をかけて作るもの、ってイメージが定着してた。
ダッチオーブンってのは、こういう奴ね。
焚火にかけたダッチオーブンで時間をかけて作るのがローストビーフ・・・ってイメージだったんでね、これを自宅で作ろうなんて考えた事もなかった。
そもそもダッチオーブンなんか、はるか昔に使っただけで、あれを持ち出してくるとなると、また掃除からしないとアカン。ダッチオーブンはメンテナンスが面倒だし、面倒な事をオレがやってる訳ないからな・・・。
だけど、ここ最近のブログやらTwitterにはローストビーフの記事が増えてる。
例えば、ねんどろいど師のkyuさんのページ。
ねんどろいど師なのに、ローストビーフまで作ってる!
こういうのを見ると、すぐに影響されるのがうちの同居人・・・。
マサト家でもローストビーフを作る事になった。
まぁ、正確に言えば「作らされた」って言い方が正しいけどな。
って事で、今回は、鍋を使って簡単お手軽にローストビーフを作ってみた話。
休みの日はオレがメシを作るのがマサト家の暗黙のルール。
連休なんで気合いを入れて読書をしてたんだけど、明け方の4時・・・同居人が起きてきた。

ね、ね!
今日のご飯、何を作ってくれるん?^^

まだ4時やんか!

お腹が空いたのだわ!(怒)

何か食いたいモノあるんか?

ローストビーフなのだわ!^^

・・・・・・

みんな作ってるし、私も作って欲しいのだわ!

・・・・・・
面倒くさい(泣)
まさかベランダで焚火をおこしてダッチオーブンを使うわけにいかないし、ここはいろんな人が書いてるローストビーフの作り方を参考にする方が得策。
問題は、表面を焼いた後でどうやって中まで火を通すか、って事だろ。
ダッチオーブンみたいにジワジワと火を入れて行くのがローストビーフ・・・。
5分ほど思案。
よし!
方針は決まった。
朝の4時過ぎってのに、さっそく作り始めたぞ(涙)
まずは使う肉を冷蔵庫から出して常温に戻す。
下味を付けるのは冷たい肉よりも常温の肉の方が上手くいくからな。
同居人が買ってきてる牛もも肉をテーブルの上に放置だ。
これで2時間ぐらい時間が出来るハズ。
とりあえず読書の続きだ・・・。
で、6時過ぎ、肉の状態を確認してみると、うん、常温に戻ってる。
さっそく下味をつけるぞ。
肉の全面に、塩、コショウ、にんにく(チューブ)を摺り込んでいくぞ。
ここは丁寧に摺り込む事が大事。
ここで、さらに1時間ぐらい放置して下味を馴染ませたいところだけど、そんな時間はもったいない。
オレだって眠いのだ。
さっさと終わらせて横になりたい(涙)
なので放置時間は30分に短縮だ(それでも充分に旨くなる)
で、フライパンで表面を焼く工程だけど、同時進行で大きめの鍋にお湯を沸かしておこう。
今回は鍋を使うローストビーフなんで、早いうちに沸騰したお湯を準備だ。
フライパンに多めのオリーブオイルを投入(後でタレで使う)。
高温になったところで肉を乗せるぞ。
ここでポイント・・・
強火で全面を焼く!
縦横、肉の全面を焼く事が大事だ。
全面に焦げ目をつけたら、すばやくラップの上に乗せる。
で、温かいうちにラップで包むぞ。
まごまごしてると肉が冷めてくるんで手早く作業だ。
そうそう、後で使うんでね、フライパンは洗わないぞ。
せっかくの肉汁、使わないともったいない。
で、ここで登場するのが、今回のキモ。
これ・・・
ジップロック!
これに入れて鍋のお湯で中までジワジワと火を入れて行く作戦だ。
ジップロックの中に肉を入れたら、なるべく空気が入らないようにクルクル丸めてチャック。
さらに、別のジップロックの中に入れて、膨らんで来ないように輪ゴムで固定。
二重のジップロックでお湯が入らないようにする作戦。
これをお湯の中に入れるジワジワ作戦だな。
で、お湯に入れる時間だけど、入れすぎても良くなさそうだし、時間が足りないのはもっと良くない。
沸騰してるお湯に3分ほど入れたら、火を止めて鍋の中で30分ほど放置。
で、放置してる間に手早くタレを作るぞ。
今回はローストビーフ丼にも使えるように、和風タレに挑戦だ。
まずは玉ねぎを適当な大きさにカット。
この玉ねぎをタレに絡ませる作戦だけど、使うのは・・・
- 醤油(大匙6)
- 酒(大匙3)
- みりん(大匙3)
- 焼き肉のタレ(大匙2)
- 砂糖(大匙1)
ぐらいかな・・・。
とりあえず、これらを混ぜ混ぜ。
こんなもん、細かい量は自分の好みで適当に調整だ。
なにしろマサト食堂はオレのカンで作ってるからなww
料理酒は使わない。
使うのはいつも通り・・・
ワンカップ大関!
酒は飲まないけど、料理のためだけに備蓄だ。
おし、タレの用意が出来たぞ。
いよいよ作業も大詰め。
鍋の中ではジップロックに封印された肉が出番を待ち構えてる。
さっさとタレを作ってしまおう。
肉を焼いた時のフライパンに玉ねぎを投入。
肉汁と玉ねぎが絡むように強火で混ぜ混ぜ。
玉ねぎがしんなりしてきたところで、タレを投入。
こんな感じになるハズ。
なにしろローストビーフ丼のタレにも使うんでね、途中で味を調整しながらグツグツと煮込むぞ。
好みの味になったら別の器に移して完了。
そうこうしてる間に肉を鍋に放置して30分経過。
お湯の中から取り出して、10分ほど放置。
もう少しだけ余熱で火を入れて行こう。
そろそろ良さそう・・・
ジップロックから出してラップを外してみた。
この段階で美味しそうな匂いがブワ~ッと漂ってきた。
包丁でカットしてみるぞ。
うまい具合に出来てるかどうか、緊張の一瞬だww
同居人もワクワク顔で見てる・・・。
で、カットしてみたのが、これ・・・。
よし!
良い具合に火が入ってる。
後はテキトーに皿に盛りつけて完成だ。
出来上がったら同居人の前に置いてやる・・・。
って事で、マサト食堂、鍋式ローストビーフ完成!
いつものように実食タイムだ。
まずは一枚、口の中へ・・・。
おおっ!
旨いっ!
肉が柔らかく仕上がってるし、これぞローストビーフ!って味だ。
ほどよい噛みごたえ、口の中に広がる微かなニンニクの風味・・・。
下味がバッチリ利いてる。
タレをたっぷり付けて食べてみた。
これも美味いっ!
タレの味が和風で良く合う。
玉ねぎと肉が口の中で絶妙なバランス。
何ともいえない旨さ・・・。
これなら丼にしても激ウマ間違いなし。
で、同居人はというと、超満足したようで・・・

うわ~!
これ、凄い・・・

・・・・・・

店で売ってる奴より美味しいのだわ!

・・・・・・

箸が止まらないのだわ!^^

・・・・・・

ビール飲もっと!^^

・・・・・・
冷蔵庫からビールを取り出してきた。
オレは飲めないからお茶だってのに(泣)
ローストビーフをつまみにして朝からビールを飲む女・・・。
オレは・・・
なんか、いろいろ疲れたんで、肉を3切れほど食べて寝た(涙)
同居人の下書きチェック

アンタ、天才なのだわ!^^

・・・・・・

これ、超美味しかったのだわ!^^

お前、あれからビール何本飲んだんだ?

たったの3本だわ!^^

・・・・・・
「3本」ってのは、「たった」って言えるのか?(涙)
いつものお約束の言葉・・・
逃げ出したい!(涙)








コメント
ローストビーフもソースも作っちゃうなんて、さすがマサトさんですね。。。♪ダッチオーブン…あるといいなと思うのですが、購入に至っていません。。。
わが家のローストビーフは、焼いた後は炊飯器の保温機能を利用して作っています。年に数えるほどですが…。
マサトさんの玉ねぎたっぷりのソース、美味しそうです。今度、レシピをお借りしますね。。。(*^-^*)♥
>Pagoさん
そうそう!炊飯器で熱を入れようかと思ったけど、それやってる間、ご飯を炊けないので鍋方式でやってみました。
野菜と一緒にダッチオーブンでジワジワと温める方式も良いけど、ダッチオーブンの手入れが面倒(;_; アホみたいに重いし…。
玉ねぎのソース、なかなか旨かったです。今度はワサビが合うソースにしようかと思案(^^♪