【映画】ハラハラドキドキしたいなら、これ!ヒッチコックの『サイコ』は映画史に残る傑作!って話

映画のジャンルの中にはサスペンスだとかスリラーと呼ばれるものが有って、まぁ、ハラハラしたりドキドキさせられる事を楽しむ映画。
世の中にはハラハラしたいドキドキしたいって人は多いようで、この分野の映画は昔から作られてる。ホラーなんかもこの手の映画になるわけで、古くは『ローズマリーの赤ちゃん』『エクソシスト』等のヒット作も生まれてる。
人によってはハラハラしたくない、ドキドキするのは嫌って人も居るだろうけど、オレはどちらかと言うと「ドキドキ肯定派」
この前もamazonプライム・ビデオでドキドキさせてくれそうな映画を観たんだけど、う~ん、これはアカンかったな。

【映画】見どころはミキサーの使い方/某ブログでボロカスに書かれてた『サプライズ』を観た!って話

いわゆるB級スプラッターと呼ばれる映画だけど、ハラハラするどころか笑える内容だった。
そりゃ、某ブログでもクソミソに書かれてたし期待はしてなかったけど、ここまでつまらない映画だと何か口直し的な映画を観たい。amazonプライム・ビデオを物色してみると、まさに口直しにピッタリの映画が配信されてた。

って事で、今回はヒッチコックの『サイコ』について軽く書いてみようか。

アルフレッド・ヒッチコックと言えばサスペンス映画の巨匠(神様と言ってもよい)、50作に及ぶ監督作品はアカデミー作品賞受賞の『レベッカ』や監督賞にノミネートの『裏窓』『サイコ』等々、どれもハラハラドキドキ間違いなしの秀作揃い。
今回の『サイコ』、1960年公開のアメリカ映画。これまでにも何度かテレビで放送されてるし、これをヒッチコックの代表作に挙げる人も居るぐらいの傑作。
オレが初めてこの映画を観たのは中学生の時だっけな。
ブッ飛んだww
なにしろ・・・

開始10分でドキドキ!

ヒッチコックって名前も知らない、どんな映画なのか予備知識も皆無、そんな中学生のオレが腰を抜かしそうになったww
あれ以来、何度も観てるけど、観るたびに楽しめる映画。もちろん結末だって知ってるし続編だって観てる。それでも楽しめるのが『サイコ』。後世の映画技法に大きな影響を与えたとされる超有名なシャワー室での殺人シーン、ラストでのアンソニー・パーキンスの表情(まさにサイコ!)の他にも見どころが満載。1960年の映画なので白黒作品だけど、白黒ならではの盛り上げ方も一見の価値がある。
たまに「何かスリラーで面白い映画有ります?」って訊かれるけど、答えは同じ。

ヒッチコック!

『サイコ』のストーリーに沿って簡単に見どころを書いてみようか。

 

不動産屋の女性社員マリオン、銀行に預けてくるよう言われた4万ドルを自宅に持ち帰ってしまう(恋人のサムとの結婚資金にするため)。
金を持ち逃げしたまま車に乗って恋人の住む街に向かうわけだけど、横断歩道で信号待ちをしてる時に不動産屋の社長に目撃されてしまう。
目と目があう二人・・・。

この時点で映画開始10分!

まだ何も事件らしい事件は何も起こってないのに、このドキドキ感はたまらんな。

道中、極度の緊張のためか車を止めて寝てしまうマリオン。
そこへパトロール中の警官が声をかけてくる。なんとか誤魔化して車を発進させるマリオンだけど、その態度を怪しんだ警官が後をつけてくる・・・。車の窓から覗き込むサングラス越しの警官の表情も印象的。
車を変えるために中古車屋へ入るマリオン。
ここでも緊迫感が凄い。
急いで車を変えたいマリオン、何だか知らないけど知らないけど異様に切羽詰まった感じの客(マリオン)を怪しむ中古車屋。

ここでの会話もドキドキ!

この中古車屋を遠くから観詰める警官。
まだ誰も死んでないのにこのハラハラ感はさすがヒッチコック。

夜になり土砂降りの中、マリオンは旧道に建つベイツモーテルに泊まる事に。
モーテルの隣には古い屋敷があり窓には老婆の影が映ってる・・・。屋敷から出てきたノーマンという若い男が出迎えてくれるわけだけど、彼はモーテルの隣の屋敷で母親と二人で暮らしているらしい。ノーマンの作ったサンドウィッチを食べた後、自室に戻るマリオン。
そのマリオンを隣の部屋の覗き穴から覗くノーマン・・・。

気味が悪い!ww

で、超有名なシーンになるんだけど、これ・・・。

シャワー室での殺人!

カーテン越しに見えるのはデカいナイフを持った女性のシルエット。
ナイフを振り上げてマリオンをめった刺しにするシーンだな。ただ、ブズブブとナイフが身体に刺さる描写は無い。悲鳴を上げるマリオンの表情と排水溝に流れていく血が映されるだけで怖さを表現してる。
派手な演出で内蔵が飛び出たり、血が噴き上がる描写の映画も多いけど、そんなものを映さなくても思いっきり怖がらせてくれる名シーン。

マリオンの妹ライラは大金を持ったまま行方不明になった姉を探すため姉の恋人サムを訪ねる。マリオンが来ていない事を知って、途方に暮れる二人。
そんなところへ不動産屋の社長に雇われた私立探偵(アーボガスト)が登場。この探偵の調査でマリオンがベイツモーテルに立ち寄ったらしい事が判明。ベイツモーテルを訪ねたアーボガストが隣の屋敷を見上げると、そこにはやはり老婆の影が・・・。
ここね、ノーマンとアーボガストの会話もドキドキする(何度も観てるけどww)
ライラとサムにベイツモーテルの事を電話で伝えた後、再びモーテルに向かったアーボガストはノーマンの母親らしい人影にころされてしまう・・・。

アーボガストからの連絡が途絶えた事を不振に思ったライラとサムは保安官のもとへ。
保安官の口から出た言葉は「ノーマンの母親は10年前の事件で死んだ」という事実。
夫婦を装ってベイツモーテルに乗り込むライラとサム。
サムがノーマンの注意を引いてる間、屋敷の中へ入るライラ・・・。
ここも大きな見どころだな。
ノーマンとの会話中、チクリチクリと探りを入れるサム、気味の悪い屋敷の中を一人で探るライラ。

ドキドキ・・・

ハラハラ・・・

サムを殴り倒したノーマンが屋敷へ戻ってきた。
とっさに隠れ場所を探すライラ。
地下室へ逃げ込んだライラが、そこで見たものは・・・

衝撃の描写!

これを初めて観た時、オレは真剣に腰を抜かした(涙)
『サイコ』ぐらいの超有名映画、知ってる人も多いだろうし、う~ん、このシーンを詳しく書きたい気もするけど、もしかして未見の人も居るかもなので止めとこ(ネタバレは未見の人の楽しみを奪う)。

ラスト、留置場の椅子に座るノーマンの表情が映されるけど、これも有名なシーン。
サスペンス、スリラー系映画で印象に残るラストを挙げるアンケートでは、たいていランクインしてる。
屋敷の窓に映った老婆の姿は何だったのか・・・。
ハラハラドキドキしたい人には絶対のオススメ映画。

 

今では「サイコ」って言葉も知られるようになったし、変質的な犯罪者の事を「サイコ」なんて呼ぶけど1960年の段階でこういう映画を作るってのは凄い(原題もPsycho)。
1960年って昭和35年だからな・・・。
ヒッチコックの監督作品50作のうち、レンタルやらテレビやらで半分以上は観てるけど『サイコ』『レベッカ』『裏窓』『見知らぬ乗客』はどれも甲乙つけがたい逸品。
中でも一番好きなのはフランスの情報機関員を扱った『トパーズ』。ヒッチコックには珍しくスパイ映画だけど、キューバとフランスを舞台に全篇を通してハラハラドキドキの連続。

観てない人は、ぜひ!ww

そういえば子供の頃にはテレビで『ヒッチコック劇場』ってのも放送されてた。一話完結のミステリ―でヒッチコック本人が解説してたけど、何度か再放送されてて、オレも再放送を楽しみにしてた。
どこかに『ヒッチコック劇場』の動画かDVDが無いか探してみよっと・・・。

同居人の下書きチェック。

同居人
同居人

これ、怖い映画?

マサト
マサト

まぁ、最近のド派手な映画みたいな怖さはないけど・・・

同居人
同居人

けど?

マサト
マサト

ジワジワする怖さはあるぞ

同居人
同居人

ジワジワ?

マサト
マサト

刃物でドン!
じゃなくて・・・
真綿で首を絞められるようなww

同居人
同居人

やつぱり観ないどく^^

マサト
マサト

・・・・・・

ヒッチコックの映画は基本的にホラーじゃないから派手な怖さはないけど、ジワジワと締め付けられるような怖さも良い。
まぁ、年がら年中サスペンスを観てる訳じゃないけど、どうせ観るなら派手なものよりジワジワ系ww

 

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