今週はいよいよクラシックが開幕。
フェブラリーSから始まった2021年の春のGⅠもクラシックを迎えてますます盛り上がるはず(まぁ、コロナ禍での開催なんで、どこまで盛り上がるかは未知数だけど)。
去年はコントレイル、デアリングタクトと牡馬・牝馬ともに無敗の三冠馬が誕生したけど、今年もスターホースが誕生するのか楽しみ。
いつものように過去10年のデータと怪しげなサイン馬券的な見地から馬券を検討してみようか。
って事で、今回は2021年の桜花賞を過去のデータとサイン馬券から検討してみた話を書いてみよう。
まずは過去データと睨めっこ。
過去10年の好走・凡走データから出走馬をふるいにかけてみる。
データの拠り所は「重賞競走データBOOK」に記載されてるものと、JRAの公式サイトに掲載されてるデータ。
さっそく「重賞競走データBOOK」に記載の過去データを見ていくことにしよう。
人気と配当。
過去10年、1番人気の馬は【1-3-1-5】で半数の馬が馬券圏外。1番人気を買うにはちょっと勇気が必要かもしれないな。これは1番人気が予想されるソダシには良くないデータ。これをオッズ別に見てみると1倍台で【1-1-1-2】、2倍台で【0-0-0-3】、3倍以上で【0-2-0-0】と1倍台の断然人気以外は苦戦。想定1番人気のソダシが1倍台のオッズになるとは考えにくいし、ここは苦戦するかもしれない。
好調なのが2番人気の【5-3-0-2】。実に8割が馬券になってる。後に三冠を達成するジェンティルドンナ、アーモンドアイ、デアリングタクトはいずれも桜花賞では2番人気。今年の桜花賞、どの馬が2番人気になるのか定かではないけどサトノレイナスあたりには注意が必要かも。
3番人気は【1-1-3-5】で半数が馬券になってる。
馬連平均配当は3,796円。1番人気の成績はパッとしないけど、1~3番人気が揃って馬券圏外に消えたのは過去10年で1回だけ。
1~3番人気の馬、どれかを絡めた方が良さそうな気がするww
馬連万馬券は過去10年で1回だけ、3桁配当~10倍台が6回で傾向としては固く収まるイメージ。
ステップを見てみる。
桜花賞と同じ舞台(阪神マイル)のチューリップ賞組が【5-7-6-28】で無視できない数字。
過去10年の連対馬20頭中12頭を占めていて、12年からは9年連続で連対馬を輩出中。今年のメンバーで前走がチューリップ賞なのはエリザベスタワー、ストゥーティ、メイケイエール。
同じく阪神で行われるトライアルのフィリーズレビュー組は【1-0-2-53】で明らかに不振。連対したのは17年のレーヌミノルだけで距離延長が影響してるのかもしれない。少し割り引き材料にしておこうかな。前走がフィリーズレビューなのはオパールムーン、ゴールドチャリス、シゲルピンクルビー、ミニーアイル、ヨカヨカ。
トライアル以外で複数の連対馬を出しているのはエルフィンS組の【2-0-0-4】とクイーンC組の【0-2-1-15】。該当馬はアカイトリノムスメ、アールドヴィーヴィル、ククナ。
また18年は前走シンザン記念のアーモンドアイ、19年は前走朝日杯FSのグランアレグリア、20年は前走エルフィンSのデアリングタクトが優勝しており、トライアルを使わない馬の活躍が顕著。
4年連続で非トライアル組の優勝はあるか!?ww
キャリアを見てみる。
ここまでに経験したレース数別に成績を見ると、3戦馬が【4-4-4-17】、4戦馬が【3-4-6-31】で他をリード。
過去10年の連対馬20頭中15頭がキャリア3、4戦の馬。ここはキャリア3、4戦の馬をピックアップ。該当するのはアカイトリノムスメ、エリザベスタワー、オパールムーン、サトノレイナス、シゲルピンクルビー、ジネストラ、ストライプ、ソダシ、ソングライン、ファインルージュ、ブルーバード、ホウオウイクセル。
多いな!ww
5戦馬は【1-1-2-42】、6戦馬は【1-1-1-28】で連対馬が出ているので注意しておきたいけど、7戦以上は【0-0-0-26】なので迷わず消し。
前走中山出走馬。
トライアルのアネモネS組は【0-0-0-22】で全滅。
また重賞のフラワーC組は【0-0-1-8】だけど、11年3着トレンドハンターはフラワーCが阪神開催時のもので中山開催に限定すると【0-0-0-7】。
ここは前走で中山を走ってた馬を割り引きで考えてみるか。該当するのはエンスージアズム、ジネストラ、ファインルージュ、ホウオウイクセル。
関東所属騎手騎乗の関東馬。
東西の所属別でみると関東馬は【3-1-4-57】。
ただし、3着以内の8頭中7頭には関西所属、または外国人ジョッキーが騎乗している。
関東馬に関東所属の騎手が騎乗した場合は【0-0-1-40】でほぼ全滅。
人気の一角のあの馬が該当するんだけど・・・
大丈夫か!?ww
ここからはJRAの公式サイトに掲載されてる過去10年のデータを見ていこうか。
何気に役に立つ過去データも掲載されてる事があるし、思わぬヒットに繋がる事もあるので軽視は禁物ww
前走の着順。
前走がチューリップ賞以外だった馬のうち、前走の着順が4着以下だった馬は全て桜花賞でも4着以下に敗けている。
これに引っかかるのはオパールムーン、ゴールドチャリス、ブルーバード。
もちろん割り引きして考える。
前走の人気。
過去10年の3着以内馬30頭中29頭は、前走の単勝人気が5番人気以内。
ほとんど前走5番人気の馬だけで馬券が取れるって計算が成り立つ(今年がどうなるかは知らんけどww)
前走で6番人気以下だった馬を割り引くとして、これに引っかかるのはゴールドチャリス、シゲルピンクルビー、ジネストラ、ブルーバード、ミニーアイル。
戦績の安定感。
過去10年の3着以内馬30頭中28頭は、“JRAの新馬・重賞以外のレース”において2着以下となった経験のない馬。
つまり未勝利、1勝クラス、オープン特別のレースで敗れたことがある馬は割り引き。
これに引っかかるのはエリザベスタワー、エンスージアズム、ゴールドチャリス、ジネストラ、ストゥーティ、ミニーアイル。
前走の体重。
過去7年の優勝馬7頭は、いずれも前走の馬体重が464キログラム以上だった。また、この7頭は前走の単勝人気が3番人気以内だった点、“JRAの新馬・重賞以外のレース”において敗れた経験がなかった点も共通。
前走で馬体重464kg以上だったのはエリザベスタワー、サトノレイナス、シゲルピンクルビー、ストライプ、ソダシ、ソングライン、ファインルージュ、ミニーアイル。
この中から前走3番人気以内、JRAの新馬・重賞以外で敗けた経験がない馬をピックアップすると・・・残るのはサトノレイナス、ストライプ、ソダシ、ソングライン、ファインルージュ。
過去7年の流れが続くなら今年もこの中から優勝馬が出ることになるけど・・・
う~ん、どうだろうか!?ww
さっ、ここからは怪しげなサイン馬券でも考えていこうか。
サインというとJRAのCMやポスター、世の中の出来事からあれこれ好き勝手に考えるんだけど、まずはCMを確認。
2021年の桜花賞のCMは、これ・・・。
これまでとは少しだけ毛色の違う内容だな。
中川大志が転職のために履歴書を書いてるんだけど、趣味・特技の欄に競馬を書くか書かないかで悩んでる様子。
競馬は鑑賞じゃなくて観戦、見るっていうより見とれてる等々、気になるセリフもいくつか有る。
高畑充希が着てるのはストライプの上着だけど、出走予定馬の中にはストライプという馬・・・。これはさすがに安直すぎるかもww
まぁ、あれもこれも気にしてたらキリが無いので今回のCMではテロップに注目してみた。CMのラストで桜花賞の文字が大写しになるんだけど、この桜花賞の文字・・・
花の字だけ花のマークがデザインされてる。
多分、桜の花びらをイメージしたものだと思うけど、それが3個・・・。
今回の出走メンバーで花に関係ありそうな馬名はあの馬。けっこうな穴馬なので激走すればアツいけど、う~ん、どうだろうか。
花のマークが3個なので馬番3,枠番3にも若干の注意は必要かもしれない(知らんけどww)
ちなみに花に関係ありそうな馬名だけど母馬まで広げてみると、気になってたあの馬も浮上(オッズ的に面白い存在になるかも)
ポスターに目を向けてみようか。
桜花賞のポスターからは以前(2019年)にもサインになってるので個人的には注目してる部分。
その時の検討記事は、こちら・・・。
【競馬】枠順確定~桜花賞(2019)を過去のデータとサインから予想してみる!
で、今年のポスターはどんなものかというと、これ・・・。

©JRA
なんだか似てるんだよなぁ。
似てるってのは2019年の桜花賞のポスター・・・。

©JRA
どちらもピンクを前面に押し出してるデザインだけど、2019年は▲に推していた和田騎手の7番人気シゲルピンクダイヤが2着に激走。
「桜花よ、美しく咲き誇れ。」という文字と「今年ハ ダレニ、桜サク!?」と文字も桜、咲く(サク)という部分で共通してるし、何かしら連動があるのかも・・・。2019年の枠連4-8,三連単8-16-4あたりには気を遣っておこうかなww
てか、一番の共通点は・・・
今年も和田騎手がシゲルの馬に騎乗!
2019年のシゲルピンクダイヤに続いて馬券になるのか興味深い。
世の中のニュースに目を向けておくと、田中邦衛さんが亡くなられたニュースにはビックリした。
むちゃくちゃ安直だけどタナカクニエからクニエダ(国枝厩舎)の馬の浮上もあるかも。まぁ、人気馬なので馬券妙味という点からは微妙だけど。
亡くなられたと言えば柔道の古賀稔彦さんが53歳で亡くなられたのも衝撃だった。古賀さんと言えばバルセロナ五輪での金メダル。ゴールドチャリスが出てくれば面白いけど、さすがにストレート過ぎるか。バルセロナと言えばスペインだけど、うん、スペイン語の馬名はあの馬・・・。
オリンピック関連で言えば競泳の池江璃花子選手が白血病を克服して日本選手権で優勝。東京五輪のメドレーリレー代表に内定したけど、彼女の姿には多くの声援が送られた。ピッタリな馬名の馬が居る。
メイケイエール!
穴人気しそうだけど、一発があるかもしれないな。
そうそう、メイケイエールに騎乗予定の横山騎手だけど、8大競争完全制覇にリーチがかかってる。桜花賞には過去14回騎乗して、96年ノースサンデー、98年エアデジャヴー、06年コイウタの3着が最高着順。このメイケイエール、元々は武豊騎手が乗る予定だったものが武騎手の骨折によって横山騎手に乗り替わり。
レジェンド武豊から乗り替わって8大競走完全制覇となれば、う~ん、なんかドラマになるんじゃないか。
競馬の神様がどんな演出をするのか楽しみww
って事で、結論・・・。
過去のデータと睨めっこしたり、怪しげなサイン馬券をあれこれ考えてみたけど、2021年のクラシック戦線、どんな結果になるのかワクワク。
今回の桜花賞、競馬の神様がどんな演出をするのか待ち遠しい。
個人的にはあの馬の激走も見てみたいし、穴党でもあるので大波乱を見てみたい気もする。
サイン馬券なんてのはオカルト丸出しで、真面目に競馬を研究してる人から見れば胡散臭さの極致だろうけど、うん、オレにとって競馬なんてのは頭の体操でしかないからな。
ちょっと面倒くさいクイズ!
みたいなもんww
2021年、桜花賞はこんな印を打ってみた。
過去データからピックアップした馬を3頭、サイン馬券的な見地から気になる馬を2頭。
馬券の組み立てはオッズと相談して決めようかな。
てか、訊かれた事があるんだけど、オレは毎回馬券を買ってるわけじゃないww
オッズを見て美味しくなさそうな時、検討のやりすぎで頭が訳わからなくなった時は買わない(頭の体操で遊んでるのに、毎週々々、馬券を買ってたら頭の体操じゃなくなる)。
今回の印も黒塗りだらけだけど、去年からからブログで事前に印を公開する事は中止。
いつものように印と買い目は当日の昼頃にTwitterで呟く予定(現在は中止ww)
オレは頭の体操で過去データと睨めっこしたり、サイン馬券を考えてるだけ。
オレの印を見て本気にされても困るしww
2~3年前なんか、ハズれるとネチネチと文句を言う人も居たからな(そのくせ当たった時には誰一人、何も言って来ないんだから)
そういうのをいちいち相手にしてられない。
オレは馬券師でもないし、予想を売って儲けようなんて事も思ってない(そもそも予想を人様に売るほど自信が有るなら、自分で馬券を買えば良いと思ってる)。
オレにとって競馬ってのは・・・
ただの頭の体操!
いつも書いてるけど、オレにとって競馬はただの頭の体操でしかない。
人生を賭けてます、って雰囲気丸出しで競馬場・競艇場・競輪場で馬券・舟券・車券を握りしめてる人も居るけど・・・
他人が走るものに自分の人生を賭けてどうする!?
って思ってるww
いつものバイト君の下書きチェック

去年のクラシックは三冠馬誕生で盛り上がりましたね^^

牡馬、牝馬で無敗の三冠馬だったからな

今年は三冠馬は出ますかね?

毎年々々、三冠馬が出たら感動も薄れるだろ

じゃぁ、今年は出ないと?

そんな事、オレが判るか!

・・・・・・

競馬の神様に聞け!ww

・・・・・・
サイン馬券なんて言うとJRAが特定の人物やら団体に向けてあらかじめサインを出して勝ち馬を教えてるって言う人も居るけど、オレの考えは違ってて競馬の神様が競馬を演出してるって立場。
なのでアメリカ同時多発テロの時の有馬記念だとかイチロー引退時の高松宮記念なんかの超大穴馬券が出てくるww
まっ、どんなドラマが生まれるのか、今年のクラシックも注目してる。







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