【映画】LGBTのオジサンが『劇場版 おっさんずラブ』を観て想う事・・・って話

以前から気になってた映画を観てきた。
何かというと・・・

『劇場版 おっさんずラブ~LOVE or DEAD』

よほど気になる映画じゃないと滅多に映画館には足を運ばない(Amazonプライム・ビデオ専門だから)けど、この映画は気になって気になって仕方なかった。
ドラマが話題になってるのを聞いて、何の予備知識もなく観たのが最初だったけど、いやぁ、ハマッたなぁ・・・。
このドラマ、むちゃくちゃ面白い。最終回のラストのシーンなんか、もう何度観たか数えきれないぐらいお気に入りだ。
そのあたりの事は以前にもブログに書いてるんだけどね。

【ドラマ】『おっさんずラブ』はLGBTのハートを掴む!って話

もうね、ドラマを観た時から決めてたぞ。

映画になったら絶対に観る!

って事で、映画館で観て来たので・・・今回の話はLGBTのオレが『劇場版 おっさんずラブ』を観ての感想、というか感じた事を書いてみようか。




仕事場に行く前にイオンをブラブラ・・・。
ちょうど時間がスッポリと空いたので懸案だった映画を観る事にした(ホントは日曜日にうちのバイトと来たかったww)
まぁ、映画なんて誰と来ようと始まってしまえば「正面のスクリーンに集中するもの」だし、うん、一人で映画館に行ったって悪くはないだろ。

さっそくネットから席を予約だ。
万が一にも良い席が取れないと嫌だからな。
幸いにも席はガラガラ状態みたいで、すんなりと希望の席を確保。
少し早いけどイオンモールの中にある映画館へ・・・。
チケットの発券機にチャッチャと予約番号を打ち込んで発券完了。
あとは入場時間まで館内をブラブラ。

9スクリーンも有ると平日の昼間なのにそこそこ客は入ってるようで、椅子に座って入場時間を待ってる人の姿もチラホラ・・・。
だいたいが若いカップル or 中年のオバサンの二人組だな。
いい歳をしたオジサンが一人で来てるのはオレだけww
こういう場所に来ると、自意識過剰なのか落ち着かない。
人の目が気になる。

あの人、一緒に映画を観る相手も居ない!?

って思われてるんじゃないかと考えてしまう(泣)

 

そうそう、忘れてた。
映画を観るにはポップコーンとコーラだ。
売店に行って買う事にしよう・・・。

はやる気持ちを抑えきれずに早く到着したせいで、入場時間まで後40分もある。
手持ち無沙汰だし人の目は気になるしで、ポップコーンをバリバリと食べてたんだけど、入場する時にはバケツ一杯のポップコーンが空になってた(泣)

 

やっと入場させてくれる時間になった。
係の姉ちゃんにチケットを渡して目的のスクリーンへ。
で、これなんだけど・・・

貸し切り状態!ww

他に客の姿が無い・・・。
ロビーにはチラホラと客が居たのに、この映画を観ないんだろうか。
あの人ら、何を観にきてるんだろ、と考えるまでもなく答えが出た。

天気の子!

オレの感覚だと、「あの映画こそAmazonプライム・ビデオで充分」だと思ってるんだけど、まぁ、世の中の多数の意見はオレとは違うだろうし(そんな事は言われなくてもわかってるw)、どうせ貸し切りなら存分に『おっさんずラブ』を楽しむ事にする。




で、ここからが今回の話の本題。
この映画を観てのオレの感想なんだけど・・・

面白い!

あれだよ、ここで言う「面白い」ってのは、感動したとか泣けたとか胸が熱くなったとか・・・そういう意味での「面白い」じゃないぞ。
大好きな林遣都と田中圭が出てるから面白い、って意味だ。
例えばレオ様とかブラピのファンの女子が、彼らの映画を観てよく言うでしょ。

レオ様、カッコよかった~!

ブラピは何の映画を観てもステキ!

映画の出来にはさして興味を示さず、とにかくレオ様やらブラピが出てると満足。
オレが言ってるのはその感覚と一緒。
彼女らにとって大事なのは、映画の良し悪しよりもレオ様だとかブラピが出てる事ww
オレにとっては林遣都や田中圭が出てる事ww

正直なところ、田中圭の存在はドラマで『おっさんずラブ』を観るまでは知らなかったんだけど、一発でファンになったからな。
飛び抜けてイケメンってわけじゃないし、スタイルだって細身でスラッとしてるわけじゃない。
どこにでも居そうな兄ちゃんなんだけど、

そこが良い!ww

あんな彼氏が欲しいと真剣に思ってるぐらいだ。
林遣都はと言うと、彼が『風が強く吹いている』に出演して以来のファン。昔はスポーツ少年って感じの役が多かったけど、最近はいろいろな役も演じてるし演技に幅が出てきた。
その林遣都と田中圭が出てるんだから、オレにとってはレオ様とブラピが一緒に出てるようなもんだ(別に話題作の『ワンハリ』を皮肉ってる訳じゃないww)

 

 

 

で、いつものようになるべくネタバレしない方向で感想を書いてみるつもりけど、う~ん、やっぱり少しネタバレするww
普通に観ればこの映画、突っ込みどころは多い。
ドラマとは打って変わって、誘拐なんていう事件も起きるし(しかも誘拐されてる女性は切迫感無しw)、ちょっと現実離れしすぎの感もある。
だけど、それで良いと思ってる。

そういう映画だから!

観客が観たいのは林遣都と田中圭の未来だろ。
ドラマの最終回では綺麗に結ばれた二人だけど、その後、あの二人がどうなったのかを観たいわけで、誘拐だとか地上げだとかは二次的なものにすぎない。
まぁ、今回も紆余曲折の末、二人は上手く行くんだけど、LGBTのオレから観て少しだけ不満点も・・・。
林遣都と田中圭の恋愛(結婚するって言うんだから「恋愛」と言って良いだろ)だけど、この映画は妙にピュアな描き方。その辺りがオレの感覚とちょっと違うんだよなぁ。大の大人がお互いに好き同士で、しかも同棲してるってのに、肉欲的な部分を極力描かないようにしてる。
喧嘩するならする、仲が良くなるなら良くなるで、もっと肉欲的なものを描いても良いと思うんだけど・・・。性的なものが排除されてるのは、なんか違和感なんだよなぁ。

こんな同棲って在りうるのか!?

ってのが、オレの正直な気持ち。
まぁ、オレの感覚がズレてるんだろうけど、ゲイが同棲してたらもっと粘っこい、ネチっこい感覚が画面から出ても良さそうなんだけど。この二人の間柄は、そうだな、簡単に言えば・・・

常にピュア!

言い換えるなら、この二人の関係性がピュアだからこそ広く受け入れられてるんだろうと思う。
ちょっと現実離れしてるぐらいの描写だから、だからこそ「憧れ」を持って観ることができる。
LGBTの人ならわかると思うけど、男と男が恋愛感情を持って一緒に生活するってのは、男女が一緒に住むのとはまた違った苦労もある(もちろん楽しさもある)。
この映画ではその辺をかなり薄めて描いてる。喧嘩もしてるけど、この生活はLGBTには一つの理想形だろ。

 

 

コメディなんで、もちろん笑いを誘うシーンもあるし、泣かせ所もある(それがオレにハマるかどうかは別問題w)
話題になってた「サウナで大騒動」になるシーンも良かったけど、この映画で好きなシーンは林遣都と田中圭が花火を観に行くシーン。最初は仲良く花火を観てる二人だけど、感情のスレ違いから大喧嘩。そして別れることに・・・。林遣都が立ち去った後、志尊淳が現れて田中圭に説教ww
現実にはあり得ない「映画ならではの展開」なんだけど、なかなか心に刺さる言葉も有ったりで印象に残ってる。

どんな言葉が発せられるのかはネタバレに繋がりそうなので言えないけど、う~ん、この映画は登場人物が全員ピュアww
現実世界と違うから憧れるんだよなぁ・・・。

 

 

 

田中圭が林遣都のために買った指輪、いつのまにか林遣都が持っていたり(指輪を渡すシーンぐらいは観たい)、ラスト、林遣都がシンガポールに行くってのも唐突感丸出しだし、「丁寧に作られてる映画」とは思えないんだけど、概ね満足できる映画だった。
これ、ファンじゃない人が観たら、超ご都合主義の映画って言われそうだけどなww

そうそう、ラストで林遣都がシンガポールに行く事にはオレは反対だ。
2時間映画を観てきて、最後がこれじゃぁ、なんか・・・

切ない!ww

ラストは「二人の楽しい生活」を観せてほしかった。
そりゃ、お互いの夢に向かって頑張る、って姿はステキだけど、これはそういう映画じゃないだろ。
ゲイの林遣都とノンケだった田中圭の恋愛ものだろ(コメディだけど)、微妙にハッピーエンドじゃない気がしてる。
オレが林遣都だったら・・・

仕事よりも田中圭を選ぶけどな!

まぁ、LGBTのオレが肉欲的な視点から映画を観てるんで、普通にノンケの人とは感覚が違うかもしれないけど、ここは日本に残って欲しかった(泣)



いつものバイト君の下書きチェック

バイト君
バイト君

なんで一人で観に行ったんですか!
僕と行くって約束でしょ!

マサト
マサト

時間が余ったからな^^

バイト君
バイト君

ウソつき!

マサト
マサト

・・・・・・

バイト君
バイト君

罰として・・・

マサト
マサト

ぁんだよ?

バイト君
バイト君

指輪ちょうだい^^

マサト
マサト

・・・・・・

バイト君
バイト君

林遣都も指輪もらったんでしょ^^

マサト
マサト

・・・・・・

 

この映画、オレの視点で言えば、登場人物がみんなピュアだし、ゲイに特有の「肉欲ギラギラ」な部分も描かれてない。
ゲイの世界ではよくある事だけど、「つまみ食い」なんかは多くの人が経験してるだろ。もっと言えば、「セックスから始まる愛もある」と思ってる。
そこが描かれてないのは残念でもあるし、逆にこういう生活に憧れたりもする。

まぁ、オレはあそこまでピュアになれない!

だから、憧れの意味もあってこの映画は高評価ww

 

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