【読書】まさかの恋愛小説!?雫井脩介の『クローズド・ノート』は消化不良!って話

何年か前の話で書いたけど、積読が一向に減らない。
同年代の人間よりはけっこうな量の本を読んでると思うけど、それ以上に買ってくるものだから減るどころか微増ww
この前、どれだけ溜まってるのか数えてみると60冊も溜まってた・・・。
さすがにこれ以上貯まると読書意欲が萎える。

積読を減らさなきゃ!

そんな訳で最近は部屋の隅に積み上げられた積読ばかり読んでる。
1週間に2冊のペースで読めば半年もかからずに積読問題は解決できるハズww

って事で、今回は雫井脩介の『クローズド・ノート』を読んだ感想を簡単に書いてみようか。

 

 

この小説、いつ買ったのかも覚えてないし、どこの本屋で買ったのかも記憶があやふや。
まぁ、確実に5年以上前だと思うんだけど・・・。
暇があると本屋に入るのが好きなので、時間つぶしで入った本屋で衝動買いしたんだろうけどww
本屋をブラブラ見て回って何か買う時って、背表紙の紹介文を読んで買うか買わないか決める人も多いと思う。面白そうな内容が紹介されてたら買うし、そうじゃなかったら買わないだけww
オレも本屋をブラブラする時は背表紙を読んで判断してる。
で、この『クローズド・ノート』だけど、作者の雫井脩介の作品はいくつか読んだ事もあるし、なかなか面白い小説を書くので自然と手に取ったわけ。
もちろん背表紙を確認だ。
文庫本の背表紙にはこんな文章が書かれてる。

堀井香恵は、文具店でのアルバイトと音楽サークルの活動に勤しむ、ごく普通の大学生だ。何か物足りない思いを抱えたまま日々を過ごしていた彼女は、ある日、自室のクローゼットで、前の住人が置き忘れたと思しきノートを見つける。そのノートが開かれたとき、香恵の平凡な日常は大きく変わり始めるのだった。──小さな偶然が導く運命的な出会い。憧れと共感。読み終えた後も温かい余韻がいつまでも醒めない、極上の感動作。

面白そうな紹介文で期待できそうな文章。
うん、期待して買ったんだけどすぐには読まずにそ~と~な時間が経過ww
で、今年になって積読解消作戦で読んでみたんだけど・・・。

 

途中まで(100頁ぐらい)読んだところで違和感を感じた。
誰も殺されないし、何も事件らしい事件は起こらないし、どう考えてもミステリ―っぽくない。
いや、ミステリ―というか、どう考えても恋愛小説ww
何度も表紙を確認したぞ。
うん、たしかに作者は雫井脩介となってる。
これまでにも『犯人に告ぐ』とか『火の粉』とか『虚貌』とか雫井脩介の小説は読んでるけどどれもミステリ―だった。
そりゃ、この小説をミステリ―だと勝手に早合点したオレが悪いんだけど、まさか恋愛小説とは・・・。

雫井脩介だぞ!?

『犯人に告ぐ』の作者だぞ!?

その人が恋愛小説を書いてるとはまるで考えてもなかった(これこそ想像のナナメ上ww)
ていうか、言い訳するわけじゃないけど、この文庫本の背表紙も不親切だな。「そのノートが開かれたとき、香恵の平凡な日常は大きく変わり始めるのだった」なんて書かれてたら、オレみたいな人間はミステリ―とかホラーを想像するじゃないかww
なんだか騙された気分だな(悪いのはオレだけど)

ミステリ―を期待してたのがまさかの恋愛小説、放り出す事は簡単だけど最後まで読んだ。
せっかく買って来てるんだし、長い間読まれる事を待ってたんだからな。
で、感想・・・

オレには合わない!ww

ネタバレしないように内容を書くと、一人の女子大学生を主人公に彼女の片想い的な女心を描いてる。
引っ越した部屋で見つけたノート(前の住人が残していったもの)、その部屋を見上げてたイケメン、文具屋での触れ合い・・・う~ん、なんだか予定調和感が半端ない。
この小説の主人公は堀井香恵だけど、もう一人の主人公は姿を見せない「ノートを残していった前の住人」
話が予定調和すぎて、この「前の住人」を中心とした人間相関図が話の途中で見えてしまう。
背表紙には「読み終えた後も温かい余韻がいつまでも醒めない、極上の感動作」って書かれてるけど、う~ん、オレには余韻も何もなかった。
むしろ・・・

やっと読み終えた!

っていう解放感ww
ミステリ―だと勝手に早合点してたオレは、何か事件が解決して温かい余韻が残る小説だと思ってたわけで、まさかラノベみたいな恋愛小説とは・・・。
もちろんオレには合わなかっただけで、こういう小説が好きな人も居るだろうし、そこら辺については何も思わない。
まぁ、これが恋愛小説とわかって読んだとしても、う~ん、オレには合わない小説だけど(もっと大人の恋、ドロドロした恋が好みww)
貶してばかりもアレなので、ちょっとだけ良いところも書いておこうか。
主人公は文具屋の万年筆売り場でアルバイトしてるんだけど、やたらと万年筆の記述が出てくる(特に前半)。
おかげで万年筆にには少し詳しくなったかもしれないww
万年筆を1本、買ってみたくなったし・・・。

てか、この小説は映画化もされてるんだな。
wikiで確認したところ2007年に沢尻エリカ主演で作られてるみたい。
気に入った小説の映画化はなるべく観るようにしてるけど、この小説の映画はきっと観ない(主演だって魅力的だと思わないしww)

 

 

いつものバイト君の下書きチェック

バイト君
バイト君

ボロクソに書いてるww

マサト
マサト

なんだか背表紙に騙された気分だわ

バイト君
バイト君

勝手に早合点したんでしょww

マサト
マサト

まさか雫井脩介があんな恋愛小説を書くとは

バイト君
バイト君

いろいろ芸域が広いんですよww

マサト
マサト

・・・・・・

 

中学生とか高校生の頃ならオレだってこの小説で何かしら感銘を受けたかもしれないけど、いい歳のオジサンが読んでも困惑するばかりだな。
いやぁ、今回ばかりはホント騙された気分ww

 

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