これは泣ける!『いま、会いにゆきます』を観て涙腺が決壊したぞ・・・って話

一昔前までは考えられなかったけど、最近は子供の虐待死なんかのニュースが連日のように大きく報道されてる。自分の子供を虐待するとかオレには想像もできないけど、そんなニュースを聞くたびに暗澹とした気分になる。
オレの若い頃と比べても世の中が殺伐としてるように感じるし、周りの空気もギスギスしてるような・・・。
まぁ、オレの気分がすぐれないだけなんだけど、そういう気分の時には心温まる映画を観たり、心が奮えるような小説を読むことにしてる。
で、さっそくだけど、うちに来てるバイト連中に訊いてみたぞ。

マサト
マサト

なぁ、何か心が温まる映画か小説を教えてくれ^^

そこで紹介されたのが、この映画・・・。
中村獅童、竹内結子主演の『いま。会いにゆきます』だ。

さっそくAmazonプライム・ビデオで探してみると、運よく配信されてた。
別に中村獅童のファンでもないし竹内結子にも興味は無いんだけど、バイト連中が自信をもって薦めてきた映画だ、騙されたつもりで観てみたぞ。

って事で、今回は『いま、会いにゆきます』を観た感想を書いてみようか。



いつものように結論から書くと、この映画・・・

涙腺崩壊!

いやぁ、良い映画を教えてくれた。
これは良い映画だ。
なんて言うんだろ、実に映画らしい映画だな。

どんな内容なのかプライム・ビデオの解説の中から軽くストーリーに触れておくと、

読者を感涙につつんだ市川拓司原作の純愛小説の映画化。妻に先立たれ、6歳の息子と暮らす巧の前に、亡くなったはずの妻が、梅雨の季節のある雨の日、森の中に現れる。ただ彼女は一切の記憶を失っていた。巧たちは妻をやさしく迎え入れ、三人のちょっと不思議な共同生活が再び始まる。そして、三人の心に生涯消えることのない、ある大切な宝物が残されていくことになる・・・。Amazonプライム・ビデオ

ってストーリー。

この映画をジャンル分けするとすれば、家族愛を描いた映画でもあるし、純愛モノでもあるし、青春モノでもあるし・・・いろいろと悩ましいところだけど、一言で言うと・・・

ファンタジー!

あれだぞ、ファンタジーって貶してるんじゃないぞ。
世の中には毒にも薬にもならないファンタジー映画が多いけど、この映画は違う。
そりゃ、話の中身は荒唐無稽、なにしろ死んだはずの妻が現れて(しかも記憶が無い)、残された夫と息子のもとで奇妙な生活を始めるんだからな。現実にはあり得ない話だけど、上手くまとめていてストーリーにも破綻が無い。
要はタイムスリップを絡めてるんだけど、変にSF調にしてなくて普通に家族愛を描いてる。

 

 

なるべくネタバレしない方向でいくつか思うところを書いてみようか。
たとえば、息子を演じてる武井証。

僕のせいでママは死んだの?

息子(祐司)を難産の末に産んだ後、体調を崩して亡くなった母親の事を尋ねる息子・・・。
この子がむちゃくちゃ良いのだ。嬉しい表情、不安そうな表情・・・実に多彩な表情を見せてくれる。
そして、息子の問いかけに答える父親・・・。
この父親を演じてるのが中村獅童だけど、

ほとんど完璧!

中村獅童って『ピンポン』『硫黄島からの手紙』が印象的なんだけど、オレの中のイメージは野蛮ってものだったww
後先考えない野蛮な役をやってる役者ってイメージだったのが、この映画の中村獅童はまったく逆の役柄を演じてる。
演じてるのは、

発達障害を患う父親!

何をするにも自信が無く、いつもオドオドしながら父子で生活してる姿を好演。
これには心底ビックリした。

こんな役も出来るのか!

ってもんだww
これが変にイケメン俳優、例えばF山M治みたいな人間が演じてたら現実離れして興ざめもいいとこだけど、中村獅童みたいなイケメンじゃない人が演じてるから観てても現実っぽく思える。

竹内結子も負けてないぞ。
ラスト近く、こんな台詞があるんだけどね。

バカね・・・

よく似た親子だなぁ

この時の表情、たまらない。
涙があふれ出てしまった(泣)
どうして涙が出るのかは、観てる人なら分かる!ww

 

 

この映画・・・映画の教科書みたいに伏線としていろいろな小道具が使われている。
例えば誕生日ケーキとか倒れる自転車とか日記帳とか・・・。
自分の運命を知った竹内結子が息子の誕生日ケーキを買うためにケーキ屋に行くんだけど、息子が18歳になるまで毎年の誕生日ケーキを予約するシーン。ここは映画の冒頭に繋がるシーンなんだけど、上手いよなぁ・・・。
冒頭、18歳の息子のもとへケーキが配達されるんだけど、映画の後半、この予約のシーンに繋がるわけで、実に映画らしい見せ方。

 

心に残る場面もいろいろ有る。
ポケットの中で手を繋ぐシーン、いつも逆さまのてるてる坊主、竹内結子が幼い息子に目玉焼きの作り方を教えるシーン・・・。

どれも名場面!

中村獅童と竹内結子が出会うのは高校生の時、この高校生時代を演じてる浅利陽介と大塚ちひろも良い。あの時代特有の瑞々しさが溢れてる。この辺りは青春映画みたいなノリで躍動感があってアクセントになってるな。

 

 

普通に考えれば死んだはずの妻が生き返る事はないし、ここに描かれてる話は絵空事と言っても良いんだけど、タイムスリップというある意味「飛び道具」を使って上手く解決してる。
しかもその使い方に嫌味が無い(これは重要!)
そして竹内結子の「ある決断」
これがそのまま映画のタイトルになってるんだけど、ストーリーを破綻させること無く上手くまとめてる。

上手すぎる!

 

これ、ホントに良い映画なのかよ!?

観るまでは半信半疑だったけど、いやぁ、観て良かった・・・。
この映画を教えてくれたバイト連中に感謝だww
まだ観た事ないって人には、超絶オススメ!

世の中、この映画に出てくる中村獅童とか竹内結子みたいな人ばかりなら、もっと住みやすい世の中になってるんだろうけどな・・・。




いつものバイト君の下書きチェック

バイト君
バイト君

観て良かったでしょ?^^

マサト
マサト

おう!
これは素晴らしい映画だわ^^

バイト君
バイト君

☆何個ですか?

マサト
マサト

もちろん☆5個の満点だわ!^^

バイト君
バイト君

ベタ褒め・・・ww

マサト
マサト

金ばかりかけてるハリウッド大作よりも、よほど良い映画だわ^^
中村獅童を見直したぞ

バイト君
バイト君

・・・・・・

マサト
マサト

野蛮人かと思ってたけど、あの人は良い人だわ^^

バイト君
バイト君

別に役柄で野蛮な役を多くやってるだけで、本人が野蛮ってわけじゃないでしょww
中村獅童に失礼すぎるww

マサト
マサト

・・・・・・

バイト君
バイト君

中村獅童に・・・
謝れ!ww

マサト
マサト

・・・・・・

 

まぁ、たしかに中村獅童の事を少し誤解してたかもしれないなww
そうそう、この映画には原作があって、原作の方はベストセラーになってる。今度はこの小説の方を読んでみようと思ってるところだ。

あなたの隣は居心地がよかったです

 

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