今週は中京競馬場でGⅠ・高松宮記念が開催。
GⅠレースに限って検討記事をブログで公開してるけど、2023年のGⅠ第二弾。
高松宮記念といえば19年にはサイン馬券(この時はイチロー引退のニュース)が炸裂、三連単440万円超の大波乱が起きたレース。
昨年もロシアのウクライナ侵攻がサインになって⑰人気馬が3着に激走、三連単270万円超の大波乱だった。
今年も何かが起きるのか、起きないのか・・・その辺りをあれこれ検討してみようか。
予想のスタイルは何年も前から変わらず過去10年の好走・凡走データと怪しげなサイン馬券。
過去データの拠り所とするのは日本文芸社の「重賞競走データBOOK」に記載されてるものとJRAの公式サイトに掲載されてるもの。
過去データから絞り込んだ馬、サイン馬券的に気になった馬を組み合わせて馬券を組み立て。
って事で、今回は2023年の高松宮記念を過去データとサイン馬券で検討してみた話。
(記事中の伏せ字・モザイク部分の詳細は記事の後半)
まずは過去10年のデータから見ていこうか。
最初に目を通すのは「重賞競走データOOK」に記載されているもの。
人気と配当
近年は高配当が目立つレースだけど、過去10年で⑥人気以下同士のワンツー決着はない(言い換えると、1・2着馬のどちらかは⑤人気以内の馬)
①人気馬は過去10年で【2-1-2-5】で馬券圏内率は5割。
馬券に絡むかブッ飛ぶかは半々なので丁半博打ww
最も連対数が多いのは②人気馬の【2-4-0-4】
③人気馬も【2-1-3-4】で複勝率は①人気馬を上回ってる。
また、過去10年の3着以内30頭中17頭が①~③人気の馬。
馬連の平均配当は7,733円と高め。
3桁配当~10倍台が4回に対して、馬連万馬券は3回。
また、①~③人気馬が揃って連対を外したのは15,22年の2回のみ(この2回でも④⑤人気馬は連対をしてる)
ステップ
主力のステップレースはシルクロードS組の【4-2-1-23】、阪急杯組の【3-2-3-38】、オーシャンS組の【1-2-5-54】
この3つのレースで3着以内30頭中23頭を占めてる。
また、阪急杯組は前走1着なら【2-2-0-4】となっていて連対が狙えそうだけど(今年の該当馬はアグリ)、2~4着馬は連対していない(今年がどうなるかは別問題だけどww)
注意しておきたのは京都牝馬S1組の【0-2-0-4】
出てくれば注意しておきたいステップ。該当馬はウォーターナビレラ、ボンボヤージ、ロータスランド。
また、前走海外のレース組は【2-0-1-5】でこちらも侮れない印象。
有力ステップ
シルクロードS組で着目したいのは前走での人気。
前走で①~⑤人気だと本番では【4-2-1-15】
これに対して前走⑥人気以下だと本番では【0-0-0-8】
ここはシルクロードSで上位人気に支持されていた馬を重視しようかな。
該当するのはナムラクレア、トウシンマカオ、ウインマーベル、キルロード。
阪急杯組で着目するのは前走ではなくて当日の人気。
当日①~④人気であれば【3-2-3-5】、逆に⑤人気以下だと【0-0-0-33】と明暗が分かれてる。
阪急杯組は当然、本番の人気に注目。
馬体重
過去10年の3着以内30頭中17頭を占めているのが、当日の馬体重480kg~508kgの馬。
これが460kg未満だと【0-0-1-22】で大苦戦となってる。
関東と関西
関西馬は【7-7-5-104】、関東馬は【2-3-5-44】で、数字だけ見ると関西馬が優勢だけど、複勝率にすると関西馬15%、関東馬18%。
関東馬で注意しておきたいのは人気薄での激走(過去10年、2桁人気で4頭が馬券に絡んでる)
関東馬で前哨戦のシルクロードS、阪急杯、オーシャンSに出走して5着以内に入るか、前走で①~⑤人気に支持されていれば【2-2-3-24】と複勝率が22%に上昇。
この中には⑩人気以下という下馬評を覆した18年3着ナックビーナス、19年2着セイウンコウセイ、3着ショウナンアンセムも含まれてるので、今年も該当馬が居れば注意しておきたいかも・・・。
該当馬はウインマーベル、キルロード、トウシンマカオ、ナランフレグ。
「重賞競走データBOOK」はこれぐらいにして、次はJRAの公式サイトに掲載されてる過去データを見てみようか。
さっ、ここからはJRAの公式サイトに掲載されてる過去データを確認。
気になるものをいくつかピックアップしてみる。
前走2着以内
前走の着順別成績では、2着以内だった馬の好走率が高い。昨年⑧人気で優勝したナランフレグ、18年⑩人気3着ナックビーナス、14年⑧人気2着スノードラゴンなど、伏兵馬の好走例も少なくない。
今年の出走予定馬で前走2着以内なのはアグリ、ダディーズビビッド、ディヴィナシオン、ナムラクレア、ファストフォース、ヴェントヴォーチェ。
前走の単勝人気
前走の単勝人気別成績では、前走で④人気以内に支持されていた馬の好走率が高い。昨年⑧人気で優勝したナランフレグも前走では④人気、20年に⑨人気で勝利したモズスーパーフレアも前走では②人気だった。
今年の出走予定馬の中で前走が④人気以内だったのはアグリ、ダディーズビビッド、グレナディアガーズ、ナムラクレア、トウシンマカオ、ウインマーベル、ウォーターナビレラ、ロータスランド、ヴェントヴォーチェ、ナランフレグ。
多すぎだろ!ww
直近半年でGⅡでの連対
過去10年の優勝馬のうち8頭は、前年9月以降の芝1400m以下のGⅠ・GⅡで3着以内に入った実績がある。昨年のナランフレグは例外にあたるが、前年10月以降に出走したオープン特別やGⅢで全て3着以内と安定した成績を収めており、ある程度の評価はできた馬。
今年のメンバーでこの条件をクリアするのはウインマーベル、グレナディアガーズ、ナランフレグ、メイケイエール。
はたしてこの中から優勝馬が出るのかどうか、大いに注目してる部分。
その他、過去10年の優勝馬に共通する項目を挙げておくと・・・
過去10年の優勝馬10頭中、全てに該当するのは
- 〇〇〇〇の生産馬
今年のメンバーで該当するのは〇〇〇〇、〇〇〇〇、〇〇〇〇、〇〇〇〇、〇〇〇〇
過去10年の優勝馬10頭中、9頭に該当するのは
- 牡馬 or 騙馬
唯一の牝馬優勝は20年のモズスーパーフレアの繰り上げ
今年のメンバーで牝馬なのはウォーターナビレラ、オパールシャルム、ナムラクレア、ボンボヤージ、メイケイエール、ロータスランド - 当日馬体重が480kg以上
過去10年の優勝馬10頭中、8頭に該当するのは
- 前走がシルクロードS、阪急杯、オーシャンSで※※※※だった馬
非該当馬の2頭は前走は海外のレースだった。ここに当てはまるのは〇〇〇〇、〇〇〇〇、〇〇〇〇、〇〇〇〇、〇〇〇〇 - ▲▲▲以上で勝利 or ◇◇◇で3着以内の経験
この経験が無いのは〇〇〇〇、〇〇〇〇、〇〇〇〇、〇〇〇〇 - ※※※の重賞で4角5番手以内かつ3着以内の経験
この経験が無いのは〇〇〇〇、〇〇〇〇、〇〇〇〇、〇〇〇〇 - 当日⑤人気以内
過去10年の優勝馬10頭中、7頭に該当するのは
- 4~5歳馬
- 関西馬
となっている。
今年もこれらの項目をクリアする馬の中から優勝馬が出るのかどうか、注目ポイントの一つ。
ここまで過去データをあれこれ見てきたけれど、軸になりそうな馬が絞れてきたようなこないような・・・。
ここからは怪しげなサイン馬券的な見地から2023年の高松宮記念を検討してみようか。
サインと言えばJRAのCMやポスター、ヘッドライン、その他、世間で騒がれてるニュースから出る事が多い。
当たり前だけど、毎回サインが出るわけじゃないし、いつ出るかも謎だけどww
まずは今年の高松宮記念のポスターを見てみようか。
こちら・・・。

©JRA
昨年の勝利騎手が右手を上げてガッツポーズしてる構図。
これと同じ構図のポスターは昨年も二つあった(〇〇〇〇と▲▲▲▲)
で、この二つのレース結果には妙な共通点が・・・。
いずれのレースでも〇〇〇、◇◇◇が馬券に絡んでる。
三度目も有ると考えるなら、〇〇〇、◇◇◇にちょっと注意を向けておきたい気がしてる。
CMを見てみる。
2023年の高松宮記念のCMは、こちら・・・。
HERO IS COMING.『いよいよ春のGⅠ』篇 高松宮記念 30秒 JRA公式
台詞を抜き出しみようか。
もう、気合入りまくりよ
そう、馬たちも気合入ってますよ~
えっ?
春のGⅠ勝って今年こそヒーローに!みたいな~
クラシックを制して新たなヒーローになろうよ!的な~
なんかテンション上がってきたぁ
HERO IS COMING.
やけにノリノリの三人・・・。
「気合」という言葉が2回使われてるけど、「気合」から連想するのはあの馬。
また、CMで使われてるレース映像がサインになる事もしばしば。
今回のCMではスワーブリチャード、キンシャサノキセキ、スティルインラブ、ドゥラメンテ、そして〇〇〇〇のレース映像が使われてる。
これらのレースをCMの登場順に並べると・・・
「〇〇の※※※※」がここまで綺麗に連動してる。
この流れが気になるなら、今回の高松宮記念は「※※※※の馬」に注目してみても良いかも。
世の中を騒がせてるニュースからサインが出る事もしばしば・・・。
昨年の高松宮記念ではロシアのウクライナ侵攻が世界中でニュースになってたけど、⑤人気2着ロータス「ランド」、⑰人気3着「キル」ロードで三連単270万円超の波乱。
ウクライナ国旗の黄色(5枠)が2頭も馬券に絡んだのは記憶に新しいところ。
侵攻から1年が経過した今、再度、サインになるとしたら〇〇〇〇が馬券に絡みそう。
また、連日テレビで報道されてるWBCがサインになってもおかしくない。
日本チームの成績次第だけど、仮に優勝でもすればMVP選手の背番号あたりが気になって来る。
これまでにWBCは4回開催されてるけど(今回を含めれば5回)、WBCが開催された年の高松宮記念の成績を並べてみると、ちょっとした流れのようなものも見えてくる。
この流れが続くと考えるなら、今回の高松宮記念は〇〇、〇〇、〇〇の馬が馬券に絡む事になりそうだけど、はたしてどんな結果になるのか注目してる。
この高松宮記念、16年以降、「〇〇〇 or ◎◎◎が▲▲・△△の馬の※※※の馬」が連続して馬券圏内に走ってる。
今年の出走予定馬で該当するのは〇〇〇〇。
はたして今年も馬券を示唆するのか注目してる。
また、こういうものも・・・。
JRAのGⅠレースで「~〇〇」と付くものは※※※※、◎◎◎◎、△△△△、▲▲▲▲の4レース。
この「~〇〇」と付くGⅠレース、20年の※※※※以来、◇◇ or ■■が連続で連対してる。
今年の高松宮記念でも馬券になるのかどうか、ちょっと気になってる。
最近の高松宮記念では〇〇〇〇が一つのキーになってるような・・・。
18年からは連続で「〇〇〇〇自身 or 同枠・隣枠の馬」が馬券になってる。
今年も「〇〇〇〇の馬」が馬券を示唆するのかどうか、この辺りも注目してるポイント。
JRAの1200mのGⅠは春の高松宮記念と秋のスプリンターズSの2レース。
この2レースを並べてみると、17年から連続してる妙な連動に気がつく。
17年からは「▲▲のスプリンターズSの〇〇〇〇(居ない場合は◇◇◇◇)の隣枠」が6年連続で馬券になってる。
この流れが続くと考えるなら、▲▲のスプリンターズSの〇〇〇〇の隣枠に要注意(居ない場合は◇◇◇◇の◎◎◎◎)
このブログの読者の方はとっくにご存知だろうけど、GⅠレースには独特な傾向・流れが出る事も・・・。
昨年の菊花賞からは「前年の〇〇〇(居ない場合は▲▲▲)の隣枠」が連続で馬券に絡んでる(現在11連続)
この流れが今回も継続すると考えるなら、昨年の〇〇〇〇の隣枠に要注意(〇〇〇が居ない場合は▲▲▲▲の※※※※)
って事で、ここまで過去データと睨めっこしたり、サイン馬券をあれこれ検討してきたけれど、ここからは記事中の伏せ字部分やモザイク部分の詳細を備忘録も兼ねて書いておこうか。
(ここからは有料記事となります)
コメント