今週は中京競馬場でGⅠ・高松宮記念が開催。
GⅠレースに限って検討記事を書いてるけど、2022年のGⅠ第二弾。
高松宮記念が開催されると、いよいよ春のGⅠも本格化。これから毎週のように楽しみなレースが開催される。
高松宮記念といえば19年にはサイン馬券(この時はイチロー引退のニュース)が炸裂、三連単440万円超の大波乱が起きたレース。
今年も何かが起こるのか、何も起きないのか・・・その辺りをあれこれ検討。
予想のスタイルはいつもと変わらず過去10年の好走・凡走データと怪しげなサイン馬券。
過去データの拠り所とするのは日本文芸社の「重賞競走データBOOK」に記載されてるものと、JRAの公式サイトに掲載されてるもの。
過去のデータから浮かび上がった馬、サイン馬券的に気になる馬を組み合わせて馬券を組み立ててみる。
って事で、今回は2022年の高松宮記念を過去データとサイン馬券で検討してみた話。
まずは過去10年のデータから見ていこうか。
最初に目を通すのは「重賞競走データBOOK」に記載のもの。
人気と配当
過去10年、1番人気だった馬の成績は【2-1-3-4】で連対率は30%しかない。
これは今年の1番人気が予想されるレシステンシアには嫌なデータ。
その一方、2番人気だった馬は【3-4-0-3】と好成績。
3番人気の馬も【2-2-3-3】で1番人気馬より優秀。
ただし、1番人気馬の3着以内率は6割で、1~3番人気が揃って馬券圏外に消えた年はなく、過去10年では1~3番人気のうち2頭が3着以内を占めたことが7回。
上位人気には逆らえないかも?ww
馬連の平均配当は6,472円で万馬券は2回あるものの、2千円未満の年も5回(うち3桁配当が3回)
荒れるのか固いのか、判断に迷うレース・・・。
また6番人気以下からも4頭が連対してるけど、6番人気以下同士でのワンツー決着はないので1頭は上位人気を絡めておく方が良いかも(今年がどうなるかは知らんけどww)
ステップをみてみる
主力を形成するのは前哨戦の3レースで、シルクロードS組の【4-2-2-22】、阪急杯組の【3-3-3-37】、オーシャンS組の【1-2-4-58】。
この3つの前哨戦で過去10年の3着以内30頭中24頭を占めている。
シルクロードS組は⑪番人気1頭のみの出走だった15年と①~③人気が不在だった去年を除いて毎年馬券には絡んでるので今年も出てくれば注意が必要かも。
該当するのはシャインガーネット、メイケイエール。
またオーシャンS組は12~16年までは毎年馬券に絡んでいたけど17年以降に限ると【0-0-2-32】で不振。今年あたり激走があるのか、今年も圏外に沈むのか注目してる。
少数精鋭なのが前走が海外遠征組の【2-0-1-4】で好成績。今年のメンバーで海外帰りなのはサリオス、レシステンシア。
シルクロードS組と阪急杯組
好走が目立つこの二つのレースだけど、この前哨戦で1番人気だった馬は本番の高松宮記念では【3-3-2-6】で馬券圏内率50%超の好成績。
該当するのはダイアトニック。
さらに当日の人気が1~3番人気なら【3-3-1-1】と馬券圏内率は驚異の88%。ダイアトニックの当日人気が気になるところ(今年がどうなるかは知らんけどww)
前走で2~5番人気も【4-2-3-27】で充分に逆転可能な成績。
ただし前走6番人気以下だった馬は【0-0-0-26】で全滅。これに引っかかるのはエイティーンガール、クリノガウディー、サンライズオネスト、シャインガーネット、トゥラヴェスーラ。
関東と関西
関西馬【8-6-6-104】、関東馬が【1-4-4-44】で冬型の気圧配置(つまり西高東低)
ただし二桁人気で馬券圏内に入った4頭中3頭は関東馬なので若干の注意いは必要かも・・・。
18年⑩人気3着ナックビーナス、19年⑫人気2着セイウンコウセイ、⑰人気3着ショウナンアンセムは三連単440万越えの立役者。
7歳以上の馬は【1-0-0-49】で香港馬エアロヴェロシティの1着のみなので高齢馬は割り引きで良いかも。今年がどうなるかは知らんけど(くどいww)
休み明け3戦目
一叩きした休み明け2戦目の馬は【5-7-2-55】で好走が多いけど、3戦目の馬は【0-0-1-26】でほぼ全滅。
唯一馬券になった14年3着ストレイトガールは当日①人気の馬。ここは休み明け3戦目の馬を割り引きしたいかも。
さっ、ここからはJRAの公式サイトに掲載されてる過去データと睨めっこしてみる。
いくつか気になるものをピックアップ。
先行力
過去10年の高松宮記念では、4コーナーを6番手以内で通過した馬が【8-4-6-47】と3着以内馬の過半数を占めてる。
また、優勝馬10頭のうち9頭は、JRAで行われたオープンクラスの芝1400メートル以下のレースで4コーナーを4番手以内で通過して勝利した経験がある。
この経験(1400m以下で4角を4番手以内で通過して優勝)が無いのはエイティーンガール、キルロード、クリノガウディー、グレナディアガーズ、サリオス、サンライズオネスト、シャインガーネット、ナランフレグ。
短距離実績
過去10年の優勝馬10頭のうち、2017年のセイウンコウセイを除く9頭には、前年9月以降に行われた芝1400メートル以下のGⅠ・GⅡ(海外のレースを含む)で3着以内に入った実績。
この実績があるのはグレナディアガーズ、レシステンシア。
って事で軸になりそうな馬が絞れてきたような、こないようなww
ここからは怪しげなサイン馬券的な見地から2022年の高松宮記念を検討してみようか。
サイン馬券といえばJRAのCM、ポスター、ヘッドライン。
何か気になるものが有るのか無いのか、確認していこうか。
まずは2022年・高松宮記念のポスターを見てみる。
こちら・・・。

©JRA
フェブラリーステークスに続いてHERO IS COMING.の文字が躍動してる。
この時のレースを踏襲するなら1番人気がぶっ飛ぶ事もあるかも・・・。
HERO(ヒーロー)って言うだから1番人気が予想されるレシステンシアの取捨に迷う(この馬は牝馬だし、牝馬にはヒロインって言葉の方が似合う気がする)
ついでに高松宮記念のCMを確認してみる。
こちら・・・。
これ、フェブラリーステークスの・・・
使い回し!ww
このCMについての検討は前回のフェブラリーステークスで書いてるのでここでは書かないけど、ポスターはフェブラリーSと酷似、CMも使い回しとくれば、何かしらフェブラリーSと連動するかもしれないな。
これは当日まで考えておこうかな。
【競馬】2022年のフェブラリーステークスを過去のデータとサインから予想してみる!!って話
JRAのポスターやCMからのサインと並んで注目したいのが日々のニュース。
世の中で騒がれてるニュースが何気にサインになる事は枚挙にいとまがない。
って訳で、世の中のニュースに目を向けてみると、2022年は1/4も終わってないのにいろいろ大きなニュースが有りすぎ。
北京で冬のオリンピックが開催されたと思ったらロシアのウクライナ侵攻。この記事を書いてる段階ではレース当日にウクライナ情勢がどうなってるか判らないけど、あまり良いニュースにはならないような・・・。今月の23日にはウクライナのゼレンスキー大統領が日本の国会で演説を予定してるけど、そこで何かマスコミが騒ぐようなキーワードが発言されれば、そのままサインになるような気もする。
ウクライナと言えば、最近はテレビで国旗を目にする事も・・・。
青色は空、黄色(金色)は小麦を表すそうだけど、枠連4-5は押さえておきたいかもww
ちなみに空といえばピッタリな馬名の馬が出走予定になってる。
まぁ、これだけの大ニュース、春のGⅠシリーズの間にはウクライナ関係のサイン馬券が出るような気がする(いつ出るかは知らんけどww)
で、冬のオリンピックに目を向けてみると、ちょっと気になる傾向があった。
冬のオリンピックの有った年の高松宮記念は2014年を除いて2・3着には同枠の馬が入線してる。また、冬のオリンピックの年には岩田騎手が3回連続3着以内に入ってる。
今年も同枠の馬が3着以内に入るのか注目してるけど、気になるのはロシアのウクライナ侵攻。2014年のソチ五輪の年はロシアがクリミア半島に進行した年だけど、この年は1~3着が全てバラバラの枠。
となると、ウクライナ侵攻のあった今年、同枠の馬が複数で馬券に絡む事はないような・・・。
それよりも騎乗してきたら岩田騎手の方に注意しておきたいかも(今年がどうなるのかは知らんけどww)
ロシアのウクライナ侵攻は、この先、どんどん悪い方向に進みそうな気配も漂ってるけど、今月の23日にはウクライナのゼレンスキー大統領が日本の国会で演説を予定してるそうだし、これは何かのサインになるかも・・・。
マスコミが注目するようなキーワードを大統領が発言すれば可能性はあると思うけど、この記事を書いてる段階では何を話すか分からないので予測不能(気になることがあればメーリングリストで内容を書いて送るかも)
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