今週はいよいよクラシックの最終戦、菊花賞が京都競馬場で開催される。
注目は何といっても史上8頭目の牡馬三冠をコントレイルが獲るかどうかだけど、無敗での三冠達成となれば父ディープインパクトに続いての偉業(史上3頭目)。オレはGⅠに限って予想をブログで公開してるけどクラシックと有馬記念はGⅠの中でも格別。
いつものように過去10年のデータと怪しげなサイン馬券で検討してみる。
って事で今回は2020年の菊花賞を過去のデータとサイン馬券的な見地から予想してみた話を書いてみようか。
予想のスタイルはいつもと同じ、過去10年の好走データ&消去データを基にして軸になりそうな馬、激走しそうな馬を予想。
その上で怪しげなサイン馬券的な見地から数頭をピックアップ。
さっそく過去データから見ていくとしようか。
過去データの拠り所は「重賞競走データBOOK」に記載のものと、JRAの公式サイトに掲載されているデータ。
まずは「重賞競走データBOOK」に記載のデータを見ていく。
人気と配当。
過去10年の1番人気の成績は【5-1-2-2-】で複勝率8割。かなり信頼できる数字だけど、単勝オッズが2.3倍以下になると【4-1-1-0】で100%馬券になってる。これは2.3倍以下の1番人気が濃厚なコントレイルには心強いデータ。
好調な1番人気に対して2番人気は【0-3-0-7】と苦戦。複勝率3割は2番人気の馬としては物足りない。これなら3番人気の【2-0-2-6】の方がアテになるww
馬連の平均配当は3,215円。
二桁人気の馬が連対したのは17年2着クリンチャーのみ。馬連・馬単で買うなら二桁人気の馬をバッサリ切り捨てる手も考慮して良さそう。
ちなみに過去10年の3着以内30頭中、二桁人気だったのは4頭のみ。
極端な穴狙いは危険かも?ww
三連単の配当も10万円オーバーは3回のみ。
固く収まる傾向のレースと考えて良さそう(穴党としては面白くないけどww)
ステップを見てみる。
最重要ステップと言えるのは神戸新聞杯組の【8-6-4-46】。
過去10年で神戸新聞杯をステップに本番で3着以内に入った馬は18頭。その全てが神戸新聞杯で5着以内に入ってる馬。
この流れが続くなら神戸新聞杯で掲示板を外した馬は自動的に切り捨てて良さそう。
該当するのはビターエンダー、マンオブスピリット、レクセランスの3頭。
今年の神戸新聞杯は阪神ではなくて中京芝2,200での開催だったけど、同様に中京で行われた06年は神戸新聞杯1、3着馬が本番でワンツー。傾向が大きく変わる事は無さそうな気がする。
東のトライアル、セントライト記念組は【1-3-1-47】。
馬券になった5頭のうち4頭はセントライト記念でも馬券になってた馬(クリンチャーのみ9着)。
セントライト記念で馬券になってない馬は評価を下げて考えてみる。該当するのはヴァルコスのみ。
注意したのが1,000万条件組の【0-0-5-38】。
連対は無いけど、3着馬の半数がこの組から出ている。
アリストテレス、ダノングロワールの2頭が該当。
今年もここから馬券になる馬が出るか!?
セントライト記念組。
この組を東西で分けると関西馬の【1-3-1-22】に対して関東馬は【0-0-0-25】で全滅。
トライアルで好走しても本番で全滅してるのが関東馬。
関西馬でセントライト記念で連対していた馬は本番で【1-2-1-2】の好成績。
今年のセントライト記念に出走した関東馬はガロアクリーク(3着)、サトノフラッグ(2着)の2頭。
上位人気になりそうな馬も居るけど、う~ん、データ的には消してみたいww
種牡馬&騎手。
15年以降の過去5年、ディープ産駒は【3-2-1-12】。
特に前走神戸新聞杯で3着以内に入ったディープ産駒は【2-1-0-1】で信頼度は高そう。
これに該当するのはコントレイル。
ますます三冠濃厚か!?ww
長距離で問われるのは騎手の腕。
菊花賞5勝を誇る武豊の過去10年の成績は【1-1-2-5】。16年は6番人気エアスピネル、18年は10番人気ユーキャンスマイルを3着に好走させていて、複勝回収率は148%。
って、今年は武豊の騎乗馬は居ないなww
もう一人が福永祐一の【1-3-0-6】。16年は9番人気のレインボーラインを2着、去年は8番人気サトノルークスを2着にしてる。複勝回収率は117%で全馬ベタ買いでもプラス。
上位人気の関東馬。
過去10年、関東馬は【1-0-1-46】で惨憺たる成績。
好走した14年3着ゴールドアクター、18年1着フィエールマンは共に7番人気と人気薄。
逆に1番人気に支持された18年ブラストワンピースは4着。
2、3番人気に支持された3頭も⑥④⑥⑨着。さらに4~6番人気の関東馬も【0-0-0-12】と全滅。
上位人気の関東馬は狙いを下げるのも手かも・・・。
サトノフラッグの取捨を迷う!ww
ここからはJRAのサイトに記載されてる過去データを見ていこうか。
いくつか気になるものをピックアップしてみた。
前走の着順。
過去10年の3着以内馬30頭中27頭は、前走の着順が「3着以内」だった。一方、「4着以下」だった馬は3着内率3.8%と苦戦。
30頭中27頭っていうと、かなりのパーセンテージを占めてることになる。
ここは前走で4着以下に敗けてる馬は切り捨てる方向で考えても良いかも・・・。
これに引っかかるのはキメラヴェリテ、サトノインプレッサ、ターキッシュパレス、ディープボンド、ビターエンダー、ブラックホール、マンオブスピリット、レクセランス、ヴァルコス。
重賞実績。
過去10年の3着以内馬30頭中26頭は、“同年4月以降のJRAのGⅠ・GⅡ”において4着以内に入った経験のある馬。
該当するのはガロアクリーク、コントレイル、サトノフラッグ、ディープボンド、マンオブスピリット、ロバートソンキー、ヴァルコス、ヴェルトライゼンデの8頭。
前走が重賞以外の馬。
過去10年の連対馬20頭は、いずれも前走が「JRAの重賞」だった。一方、「JRAの重賞以外」だった馬は連対がない。
馬連・馬単、三連系の2頭軸フォーメーションで買う時には役に立ちそうなデータ。
これに引っかかるのはアリストテレス、ダノングロワール、ディアマンミノル。
これらの馬を買うとしても3着付けで買う方が良さそう。
通算出走数と前走。
過去7年の優勝馬7頭は、いずれも通算出走数が「7戦以内」だった。また、この7頭は前走の馬体重が470キログラム以上だった点も共通。さらに、この7頭はいずれも前走がJRAの重賞で3着以内に入っていた馬。
通算出走数、前走の馬体重、前走成績(重賞3着以内)をすべてクリアするのはガロアクリーク、サトノフラッグ、ロバートソンキー、ヴェルトライゼンデの4頭。
コントレイルが漏れた!ww
前走の馬体重が460kgだったコントレイルはこのデータから漏れてしまったけど、データをひっくり返して優勝するのか、それとも過去7年の流れ通りガロアクリーク以下4頭の中から優勝馬が出るのか、それとも全くの伏兵が大穴をあけるのか日曜日が楽しみww
その他の気になるデータをいくつか挙げておくと・・・。
- 前走がセントライト記念の関東馬は【0-0-0-25】
該当するのはガロアクリーク、サトノフラッグ。 - 前走2500m以上の馬は【0-0-1-12】
該当するのはダノングロワール。
過去のデータからはある程度絞れてきたような気がする。
さっ、過去のデータと睨めっこするのはここまでにして、ここからは怪しげなサイン馬券的な思考で考えてみようか。
まずはJRAのCMを確認してみる。
今年の菊花賞のCMは、これ・・・。
先週の秋華賞と同じCM。
となると、目をつけるところも同じ部分になるんだけど、秋華賞の記事でも書いた通りCMのラスト、わざわざアップにした柳楽優弥の言葉が気になる。
名言っていうのはさ、
みんなの当たり前を見つける事だ!
みんなの当たり前ってのは、誰が見ても強いと思う馬の激走を暗示?
ってなると、コントレイルだよな・・・。
秋華賞だって当たり前のようにデアリングタクトが勝ったし・・・。
てか、当たり前を見つけるって言ってるんだけど、デアリングタクトの中にはデアリングタクト、ちゃんとアタリが入ってる。
その観点で馬柱を見てみると、あの馬が怪しくなる・・・。
2020年菊花賞のポスターも確認。

©JRA
書かれてる文字は・・・
この秋、笑顔の、キッカけに!
先週の秋華賞のポスターにも「秋」が使われていた。
これ・・・。

©JRA
咲きほこれ、秋の華。
華(花)を意味する馬名フィオリキアリの同枠マジックキャッスル(10番人気)が2着に追い込んできた。
ちなみにこのマジックキャッスルの馬番は12だけど、iPhone12が発売されたとたんにサインになったww
で、今回の菊花賞だけど、「秋」繋がりで何かしら連動があるとすれば、浮上してきそうなのはあの馬・・・。
最近の世相・ニュースから何かサインになりそうなものを考えてみようか。
スプリンターズSでは菅総理の就任(アウィルアウェイ)、大坂なおみ選手の全米テニス優勝(ダノンスマッシュ)がサインになってたけど、今週はどうだろうか・・・。
まっ、頭の体操なんで出る・出ないに関わらず考えてみるけどww
そろそろサインになっても良さそうな気がしてるのが「Go To~」関係。これがサインになるなら浮上するのはあの馬(他に思い浮かばないしww)
なんとなく気になるニュースが嶋田功元騎手・元調教師の死去。オークス通算5勝など「牝馬の嶋田」と称された名騎手。
タケホープに騎乗してハイセイコーを破ったダービーは有名だし、菊花賞直前の怪我でタケホープは武邦彦に乗り替わりになった事も有名(武邦彦が代打騎乗で優勝)。この辺りがサインになるなら武豊騎乗の馬(同枠馬も含めて)が怪しくなるんだけど・・・。
今回は武豊は騎乗馬が居ないな。
乗り替わりの馬にも注意が必要かも・・・。
競馬の予想をする人って、血統とか調教とか持ち時計とかいろいろな要素を組み合わせて予想するんだろうけど、血統とか調教、オレがわかるわけないし、頭の体操を兼ねて怪しげなサイン馬券だの過去データなんかを見てるんだけど、はたして2020年の菊花賞、どんな結果になるんだろうか。
って事で、結論。
過去のデータと睨めっこしたり、怪しげなサイン馬券をあれこれ考えてみたけど、日曜日になれば白黒ハッキリww
今回の菊花賞、競馬の神様がどんな演出をするのか楽しみ。
個人的にはコントレイルの三冠達成も見たいし、穴党でもあるので大波乱を見てみたい気もする。
サイン馬券なんてのはオカルト丸出しで、真面目に競馬を研究してる人から見れば胡散臭さの極致だろうけど、うん、オレにとって競馬なんてのは頭の体操でしかないからな。
ちょっと面倒くさいクイズ!
みたいなもんだww
2020年、菊花賞はこんな印を打ってみた。
過去データからピックアップした馬を3頭、サイン馬券的な見地から気になる馬を2頭。
馬券の組み立てはオッズと相談。
黒塗りだらけだけど、去年からからブログで事前に印を公開する事は中止。
いつものように印と買い目は当日の昼頃にTwitterで呟く予定(これも中止の方向で検討中ww)
オレは頭の体操で過去データと睨めっこしたり、サイン馬券を考えてるだけ。
オレの印を見て本気にされても困る。
以前なんか、ハズれるとネチネチと文句を言う人も居たからな(そのくせ当たった時には誰一人、何も言って来ない)
そういうのをいちいち相手にしてられないだろ。
オレは馬券師でもないし、予想を売って儲けようなんて事も思ってない(そもそも予想を人様に売るほど自信が有るなら、自分で馬券を買えば良いと思ってるし)。
オレにとって競馬ってのは・・・
ただの頭の体操!
いつも書いてるけど、オレにとって競馬はただの頭の体操でしかない。
人生を賭けてます、って雰囲気丸出しで競馬場・競艇場・競輪場で馬券・舟券・車券を握りしめてる人も居るけど・・・
他人が走るものに自分の人生を賭けてどうする!?
って思ってるww
いつものバイト君の下書きチェック

クラシック最終戦ですか・・・

おう!
今年は牡馬・牝馬ともに三冠馬が出るか注目だな

・・・・・・

牡牝が揃って三冠馬になるのは史上初だからな注目なのだ

コントレイルを応援ですか?ww

複雑ww

・・・・・・

馬券は荒れて欲しいし、思案のしどころだな

・・・・・・
普通に走ればコントレイルが一番強いような気がするけど、問題はヒモに何が来るか・・・。
穴党のオレとしてはヒモ荒れを期待ってところだけど、穴ばかり買ってても当たらないのが競馬。
日曜日に競馬の神様がどんな演出をするのか楽しみ。






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