子供相手の仕事をしてるくせに、年々、子供との意識のギャップが広がっていることに戸惑ってる。
いろいろ会話をしてても、「えっ?」って思うような意識の差を感じることがある。
例えばカラオケ。
今の子供は平気でカラオケボックスに行ったりして、好き放題に唄いまくってるけど、あのカラオケボックスってのはどうも腰が落ち着かない。
オレだって友達やらバイト連中を引き連れてカラオケボックスに行く事はあるけど、あのカラオケボックスの部屋というか、あの空気感は妙にソワソワするのだ。
オレぐらいの年代の人だと解ると思うけど、カラオケってのが登場した当時は、カラオケは・・・
大人の遊び!
カラオケが世の中に普及し始めた頃って、オレが小学生とか中学生の頃だったけど、あれは「スナックか何かの飲み屋でオジサンが唄うもの」だったww
そりゃ、オレだって音楽は好きだし、楽器だってかじってたから思ってたもんだ・・・
早く大人になってカラオケで唄いたい!
ってな。
まぁ、サラリーマンになって飲み歩くようになると、それこそ嫌というほど飲み屋で唄いまくったわけだけど、あの頃(バブル絶頂期)だってカラオケは「大人の遊び」だった。サラリーマンが飲み屋で唄うものだったわけ。それからしばらくして「家庭用のカラオケ機械」が出てきたんだけどね。
いつの頃からかカラオケボックスなんてのが出てきて、中高生までがカラオケを唄う時代になってるんだからオレなんか変化についていけないww
何年か前は「一人カラオケ」、いわゆるヒトカラなんてのも流行ったそうだし、誰も聴いてくれない歌を一人で唄って何が楽しいんだろ・・・って思ったもんだ。
で、今日の話だけど、またまたカラオケの新しい形態を目撃してしまった。
なんでもハコカラと言うものだそうだけど、今回はハコカラについて書いてみようか。
もちろんハコカラなんて見た事も聞いた事もなかった。
今日は夕方から時間が空いてたので、久しぶりに映画館で映画を観る事にした(ホントは今日のブログ記事はこの映画の話を書く予定だったww)
出かけたのはイオンモールの中にある映画館、イオンシネマだ。
さすが夏休み、今日なんか外は大雨だってのに夕方の時間にも関わらず人出が多い。
観たい映画の上映時刻を確認すると、入場時間まで30分近くある。
そんな訳でパンフレットを見たり、いろいろなグッズを見たり・・・まぁ、ブラブラしてたわけなんだけど、ふと目に止まったのが「電話ボックス」のような黒い物体。
これなんだけどね・・・。
うん、最初はホントに電話ボックスかと思ったww
何で電話ボックスが有るんだ?
黒い電話ボックスが二つ並んでる・・・。
イオンモールの映画館の中に電話ボックスって、明らかに不自然。
近くに行って確認してみたぞ。
電話ボックスかと思ったけど扉にはこんな文字が・・・
ハコカラ!
1曲/100円
いやはや、これには驚いたww
まさかカラオケとは・・・。
こんなモノが有るとは知らなかったぞ。
しばらく様子を見てたんだけど、女子高生らしき二人組が隣のボックスに入った。
いくら「簡易的な部屋」とはいえ、こんな電話ボックスのような箱で、しかも衆人環視の中でカラオケ・・・。
なんか凄い!ww
まぁ、感心してるだけじゃオレも進歩しない。
なにしろ子供相手の仕事だし、最近のトレンドは押さえておきたいww
上映までの時間にハコカラってのを調べてみたぞ。もちろんGoogleさんで「ハコカラ」で検索だ。
で、わかったことは・・・最近、全国のイオンシネマに設置され始めてる「電話ボックスのようなカラオケボックスっクス」との事。イオンが後押しというか肩入れしてるようで、イオンシネマにはどんどん設置されてるそうだ。
コンセプトは・・・
映画の待ち時間にカラオケ!
ってところだろうかww
イオンシネマのHPによると、このハコカラ、なかなか高機能・・・。

AEON CINEMA
面倒な受付は無く、100円を投入してすぐに曲を選べるらしい。自分の歌声が全国のDAMで流れるそうだし、採点なんかも出るらしい。
いやぁ、こんな箱の中に入ってカラオケを唄うとか・・・
オレには真似できない!ww
映画の待ち時間だとか、ちょっと買い物のついでに一曲・・・って言う人も居るだろうけど、こんな狭い空間、しかも・・・
外から丸見えだぞ!ww
う~ん、さすがにオレは無理だ。
無理とは言っても、内部がどのようになってるのかは興味あるww
映画の開始まで時間はあるし、ちょっとだけハコカラの中へ入ってみた。
いい歳をしたオジサンが一人で入るんだから、まぁ、多少は気恥ずかしいけど周りの目が途絶えたスキをついて中へ滑り込んでみたぞ。
こんな感じ・・・。
背もたれの無い丸椅子が二つ置かれてるんだけど、その前にはいろいろと操作するための画面・・・。丸椅子なんか椅子としての機能は低そうだし、ほとんど「立って唄う」ような仕組みだな。
電話ボックス程度の大きさなんで、人間が二人も入ると一杯になる狭さだ。
目の前には100円を入れるための機械・・・
選曲のためのパネル・・・
採点結果を表示する画面・・・
まぁ、一通りの設備は揃ってる。
もちろん通常のカラオケボックスと違うから音楽を大音量でガンガンと流す事は出来ない。
どうするかと言うと、これ・・・。
ヘッドフォンを耳にあてて、そこから音楽を聴きながらマイクで唄う仕様のようだ。
自分の声もヘッドフォンを通して聞こえてくるんだろうけど、オレみたいに声のデカい人間は「電話ボックス」の外に声が漏れないか心配だww
これね、どうしてそんな事を気にしたかと言うと・・・
ドアがちゃんと閉まらない!ww
ドアを閉めようとすると閉まる寸前で止まってしまって隙間が・・・。
乱暴な客が開け閉めしたのか、それとも元々が雑な作りなのかしらないけど、ドアを閉めようとしても3cmぐらい隙間が出来てしまって完全に閉まらないんだよな。
カギでも付いてれば無理やり閉めてカギをかけて密閉できるんだろうけど、防犯上の理由からかカギは付いてない。
保守点検ぐらいやっとけ!ww
とてもじゃないけど、こんな箱の中で、半ば衆人環視のような状態で唄えない。
そそくさと箱から出たぞ。
上映時間まで観察してたんだけど、若い子の二人組なんかは何の抵抗もなく利用してるみたいだ。1曲か2曲唄って出てくる人が多かった。
あんな狭い箱の中で唄って楽しいんだろうか!ww
ネットの評判をみると好意的な意見が多いようだし、やっぱりオレと若者世代との意識のギャップは埋め難いのかもな(泣)
いつものバイト君の下書きチェック

唄わなかったんですか?ww

あんな場所で唄えるか!

案外と気が小さいww
いつも傍若無人なのに・・・

・・・・・・

ストレス発散になるかもしれませんよ?

なるわけないだろ!
外から丸見えなのに、こんなオジサンが一人で唄ってたらそれこそ怪しさ満載だろ

・・・・・・
そもそも閉所恐怖症のオレがあんな箱の中に入れるわけない。
付き合いで飲み屋にも行くしカラオケボックスにも行くけど、あの箱だけは無理そうww
そもそも、あんな箱に入って唄うってのは、誰かに聴かせるわけでもないカラオケなんだろ?
そんなもん・・・
風呂場で唄えば充分!ww






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