今週は東京競馬場の芝2400mでジャパンカップ(1着賞金3億円)が開催される。
1981年の創設から10年間は外国招待馬の8勝に対して日本馬2勝という訳の分からないレースだったけど、昨今は完全に立場が逆転、2006年からは日本馬が15連勝中。
まぁ、外国招待馬の数も減ってるんだけど(19年は1頭も出走していない)、今年も日本馬を中心に検討してみたい(そもそも外国馬が出て来るかどうかも、この記事を書いてる段階では謎だしww)
予想のスタイルはいつもと同じ、過去10年のデータと怪しげなサイン馬券的な見地から軸になりそうな馬、人気は無いけど激走するかもしれない馬を絞り込んでみる。
って事で、今回は2021年のジャパンカップを過去のデータとサイン馬券から検討してみた話を書いてみようか。
まずは過去データと睨めっこしてみよう。
拠り所とするのは日本文芸社の「重賞競走データBOOK」に記載されてるものと、JRAの公式サイトに掲載されてるもの。
さっそく「重賞競走データBOOK」に記載されてるものから見ていこうか。
人気と配当。
過去10年、1番人気の馬の成績は【4-1-2-3】、馬券圏内率7割は1番人気の馬としては及第点。15年以降の過去6年でみると【3-0-2-1】となってさらに成績アップ。
これはジャパンカップでの引退を表明してる想定1番人気のコントレイルには嬉しい数字。
2番人気の馬は【1-1-3-5】で馬券圏内率5割は何とも微妙な成績。
過去10年で連対したのは1~7番人気の馬までで、3着以内に広げても二桁人気で馬券になったのは13年11番人気トーセンジョーダンが最後。
二桁人気馬は切り捨て!?
とは言うものの、何が起こるかわからないのが競馬・・・。
ちなみに過去6年は1~7番人気のボックスを買えば三連単も三連複も的中という結果(今年がどうなるかは知らんけどww)
馬連の平均配当は2,832円で万馬券は1回しか出ていない。
三連単の方も過去5年の平均配当は25,212円で極端な穴狙いは危険かも。
ステップを見てみる。
優勝馬を出してるのは三つのステップ。
10~19年の10年間でみると目立つのは天皇賞(秋)組の【5-4-8-39】で、3着以内30頭中、半数を超える17頭を占めている。
昨年の優勝馬アーモンドアイも天皇賞(秋)からの参戦。天皇賞(秋)組が1頭も3着以内に入らなかったのは16年の一度だけなので、最重要のステップと考えても良いかもしれない。
これに次ぐのが16~17年を連勝した京都大賞典組の【2-1-0-14】。
勢いがありそうなのは18~19年と続けて連対馬を出してる秋華賞組の【2-1-0-2】。
他に優勝馬を出してるのは菊花賞組(10年ローズキングダム)
昨年のコントレイルも菊花賞優勝からジャパンカップ2着となってる。
買いづらい馬。
10~19年の過去10年、6歳馬は【0-0-0-24】で全滅。
昨年も3頭が出走してるけど最高で7着。
また7歳以上の馬も【0-0-2-17】で連対例がない(昨年は4頭が出走して全滅)
ここは思い切って6歳以上の馬を切り捨てる手もアリかも・・・。
また前走で10番人気以下だった馬は【0-0-1-19】なので馬連では消し対象。
これに該当するのはサンレイポケット、ムイトオブリガード、ユーキャンスマイル、ロードマイウェイ。
ちなみにこのジャパンカップ、14~19年まで6年連続で1枠1番が3着以内に走ってる。
昨年もカレンブーケドールが惜しい4着なので、今年の1枠1番に何が入るのか注目してる。
ここから先はJRAの公式サイトに掲載されてる過去データを見てみようか。
JRAのサイトにもいくつか気になるものがあるのでピックアップしてみる。
東京の芝2400mは王道のコースだけど、どんな馬が走りそうなのか過去データと睨めっこ。
天皇賞(秋)組。
過去10年の優勝馬の前走の内訳は、天皇賞(秋)、秋華賞、京都大賞典の3レースのみ。
最も好走馬の多い天皇賞(秋)組を絞り込む際には当時の単勝人気をチェック。
天皇賞(秋)で5番人気以内に支持されていた馬は【6-0-6-13】という成績で、3着内率が48.0%と高成績。
今年も上記の3レースから優勝馬が出ると仮定すると、該当するのはアリストテレス、キセキ、コントレイル、サンレイポケット、マカヒキ、ムイトオブリガード、モズベッロ、ユーキャンスマイル、ユーバーレーベン。
天皇賞(秋)で5番人気以内に推されていたのはコントレイル。
枠番。
日本ダービーで内枠に入った馬の活躍が近年注目されているけど、同じコースで行われるジャパンカップも内枠優勢の傾向。過去10年で1枠の3着内率が52.9%とかなりの高確率。内枠同士の決着も多く、20年は枠連2-4、19年は同1-3、17年は同1-1で決着。
この記事を書いてる段階では1枠にどの馬が入るか分からないけど、半数以上が3着以内に来てる事から要注意(今年も来るとは限らないけどww)
同年の勝ち数。
過去10年のジャパンカップでは、同年にJRAで4勝以上を挙げていた馬の成績が良く、3着内率は83.3%。なお、同年にJRAで0勝の馬も好走例が多く、その中でも同年のJRAのGⅠで2着、3着に惜敗した経験のあった馬は【4-1-1-9】(3着内率40.0%)と侮れない数字。
まずは同年に4勝以上してる馬だけど、
居ない!ww
まぁ、そんな馬が毎年々々出てくるわけないけど・・・。
じゃぁ、同年は0勝だけどGⅠで3着以内の実績がある馬はというとコントレイル(天皇賞・秋2着)、モズベッロ(大阪杯2着)。
同年のGⅠ勝ち馬。
2015年以降は該当馬の出走がなかった2019年を除いて、同年にGⅠを勝っていた馬が毎年3着以内に入っている。
この条件をクリアするのはシャフリヤール、ユーバーレーベン。
これまでの流れが続くならどちらかは3着に入るって事になるけど、う~ん、どうだろうか・・・。
5歳以下の馬。
1990年以降に6歳以上でジャパンカップを優勝した馬は1頭だけ。傾向を重視するなら5歳以下の馬が優勝する確率が高そう。また、過去10年の優勝馬には3歳GⅠを制した経験のある馬が延べ8頭いる。年齢が5歳以下、かつ3歳GⅠで優勝実績のある馬を優勝候補に置くのも良いかも・・・。
この条件をクリアするのはコントレイル、シャフリヤール、ユーバーレーベン。
惜しいのがアリストテレス(菊花賞2着)。
固く考えるならこの5頭から優勝馬が出るって事になりそうww
って事で、過去データとあれこれ睨めっこしてきたけど、軸になりそうな馬が絞れたような、絞れてないようなww
ここからは過去データを横に置いて、怪しげなサイン馬券的な見地から検討してみようか。
サイン馬券といえばJRAのポスターやCM、ヘッドライン、その他話題になってるニュースから出る事が多い。
まぁ、サイン馬券なんて毎回出るとも限らないし、いつ出るかも謎なんだけどww
まずはポスターから確認してみようか。
2021年のジャパンカップのポスターは、こちら・・・。

©JRA
白地に赤い文字で「日の丸」カラーをイメージさせるデザイン。
書かれてる文字は・・・
世界が競馬で、
ひとつになる!
なんとも微妙なキャッチコピーww
外国招待馬よりも日本馬の方が圧倒的に多いのに「世界」なんて言われても・・・
気恥ずかしい!ww
てか、このポスター、去年の有馬記念のポスターにかなり似てるな。
去年の有馬記念のポスターは、こちら・・・。

©JRA
有馬記念と何か共通のサインが有るかもしれない・・・。
1着クロノジェネシス(1番人気)。2着サラキア(11番人気)、3着フィエールマン(2番人気)で決まって、三連単9-14-13だったわけだけど、これを踏まえて考えるとあの馬が気になって来る。
日の丸を想起させるデザインのポスターなので、日の丸=日本から今年も日本馬のワン・ツー・スリーの決着が見られるような気がする。
ただ、気になるのはジャパンって外国馬。この馬が出走してくると馬名がそのまんま日本を表してるし、もしかしたら激走があるかもしれない。
キャッチコピーの「世界が競馬で、ひとつになる!」から連想されるのは、コントレイル(飛行機雲)、ウインドジャマー(帆船)。交通手段の発達で世界が繋がったのは衆知の事実だけど、飛行機や帆船ならピッタリ。
まぁ、わざわざ「世界」って書いてるんだから、今年ぐらいは数少ない外国招待馬から3着以内があるかも・・・。
CMをみてみようか。
2021年のジャパンカップのCMは、こちら・・・。
タイトルは「#64 思い出」となってる。
さすが賞金3億円のジャパンカップ、JRAのキャラクターを務める6人が勢ぞろいしてる。
CMの内容は競馬場のターフビジョンを観ながら想い出を語ってるCM。
ターフビジョンに映る過去のレース映像を観ながらキャッキャしてるんだけど、何年のどのレースなのか判るように、わざわざ開催年とレース名を映してくれてる。
もしかして・・・
何か意味がある?ww
このCMで流されてる過去のレースは、
- 17年 ダービー
- 17年 有馬記念
- 18年 桜花賞
- 19年 ダービー
- 20年 オークス
- 21年 桜花賞
の6レース。
何か共通点はあるのか・・・。
どのレースも「1~3番人気が揃って馬券圏外に消えていない」って事に一番に気がつく。
1番人気の馬が消えたレースでは2・3番人気の馬がしっかり馬券圏内に走ってるし、2・3番人気が消えた時は1番人気の馬がしっかり1着になってる。
これは1~3番人気が順当に走る暗示かもww
まぁ、順当に走るのも良いけど、それじゃ穴党は面白くない。
この6レースのうちジャパンカップと同じ東京芝2400mで行われるのはダービーとオークス。CMでは3つのレース(17年、19年、20年)が使われてるけど、この3レースの3着以内の騎手(のべ9人)を並べてみると・・・
全員がバラバラ!ww
って事は、今回のジャパンカップでは、ここに名前の出なかった騎手の激走もあるかも(想定1番人気コントレイルに騎乗予定の福永騎手も該当ww)
予定ではジャパンカップ当日は日本シリーズ(ヤクルト vs オリックス)の第7戦が行われる日。
もちろん第7戦までもつれた場合なので、ジャパンカップ当日までにプロ野球の日本一が決まってる可能性も大いにある。
今年の秋のGⅠは何気に野球からのサインも出てるし、何かサインが出るかも・・・。
オリックスが勝った場合はあの馬の激走かもしれないし、ヤクルトが勝った場合はあの馬の激走が気になる。
もう少しオカルトちっくなものも紹介してみようか。
最近、気になってるのが出目ww
16年からは当日5番人気の馬 or 隣の馬が5年連続で馬券になってる。
偶然とは思いつつも、今年の5番人気が気になってきたww
どの馬になるのかわからないけど、とりあえずチェックしておこうかな・・・。
出目といえば、こういうものも有った。
ジャパンカップは王道の東京芝2400mで行われるけど、20年のオークス以来、同じ東京芝2400mのGⅠレースは当日5Rの枠連と連動中。
5回連続で連動してるけど、今回も連動があると信じるなら当日の5Rの結果を見て馬券を組み立てるのも一興ww
って事で、結論・・・。
過去のデータと睨めっこしたり、怪しげなサイン馬券をあれこれ考えてみたけど、2021年のジャパンカップ、どんな結果になるんだろうか。
今回のジャパンカップで競馬の神様がどんな演出をするのか・・・。
個人的にはあの馬の激走も見てみたいし、穴党でもあるので大波乱を見てみたい気もする。
サイン馬券なんてのはオカルト丸出しで、真面目に競馬を研究してる人から見れば胡散臭さの極致だろうけど、うん、オレにとって競馬なんてのは頭の体操でしかないからな。
ちょっと面倒くさいクイズ!
みたいなもんww
2021年、ジャパンカップはこんな印を打ってみた。
過去データからピックアップした馬を3頭、サイン馬券的な見地から気になる馬を2頭。
馬券の組み立てはオッズと相談して決定しようかな。
てか、以前、訊かれた事があるんだけど、オレは毎回馬券を買ってるわけじゃない。
オッズを見て美味しくなさそうな時、検討のやりすぎで訳わからなくなった時は買わない(頭の体操で遊んでるのに、毎週々々、馬券を買ってたら頭の体操じゃなくなる)。
今回の印も黒塗りだらけだけど、しばらくブログで事前に印を公開する事は中止。
少し前から不特定多数にTwitterで印を呟くことは止めた(メーリングリストでは公開中)
オレは頭の体操で過去データと睨めっこしたり、サイン馬券を考えてるだけ。
オレの印を見て本気にされても困るww
4~5年前なんか、ハズれるとネチネチと文句を言う人も居たからな(そのくせ当たった時には誰一人、何も言って来ないww)
そういうのをいちいち相手にしてられないww
オレは馬券師でもないし、予想を売って儲けようなんて事も思ってない(そもそも予想を人様に売るほど自信が有るなら、自分で馬券を買えば良いと思ってる)。
オレにとって競馬ってのは・・・
ただの頭の体操!
いつも書いてるけど、オレにとって競馬はただの頭の体操でしかない。
人生を賭けてますって雰囲気丸出しで競馬場・競艇場・競輪場で馬券・舟券・車券を握りしめてる人も居るけど・・・
他人が走るものに自分の人生を賭けてどうする!?
って思ってるww
いつものバイト君の下書きチェック

ジャパンカップって言っても日本の馬ばかりww

昔は外国の馬もたくさん来てたんだけどな

高速馬場で故障が怖いって話も聞きました

まぁ、そういう理由もあるかも

賞金だけは高い田舎レースって書いてた記事もww

・・・・・・

・・・・・・

まぁ、GⅠには間違いないしww

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頭の体操にはなるだろww

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いつも書いてるけど、毎年の目標は年末の有馬記念が終わった時点で「年間収支がプラス」になる事。
どうにかこうにか、ここまでプラスで推移してるけど、残りのレースで赤字にならないようにしたい。
てか、今年の最後のGⅠって有馬記念じゃないんだな。
ホープフルSなんてのが12/28の火曜日に開催される。
一年の締めくくりは・・・
有馬記念だろ!
と思ってるww






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