【映画】潜水艦映画にハズレなし/『ハンターキラー 潜航せよ』は息抜きにピッタリの娯楽映画!って話

潜水艦を舞台にした映画(いわゆる潜水艦映画)を好きな男性は多いと思うけど、オレも潜水艦映画は大好き。
狭い艦内で繰り広げられる人間ドラマ、息が詰まるような敵との攻防、ハラハラドキドキの展開はまさに潜水艦映画の醍醐味。潜水艦映画で思い浮かぶのは古くは『眼下の敵』という超名作をはじめとして『深く静かに潜航せよ』『U・ボート』『レッド・オクトーバーを追え』『クリムゾン・タイド』等々いくつもある。日本映画も負けてなくて円谷英二が特撮を担当した『潜水艦イ-57降伏せず』という隠れた名作がある。
思うんだけど・・・

潜水艦映画にハズレなし!

まぁ、ごくたまに例外もあるけど、潜水艦映画は概ね満足できるモノが多い。
で、この前の土曜日、なかなな寝付けなかったのでamazonプライム・ビデオで映画を観ることにした。あれこれと検索した結果、面白そうな映画を見つけた。
それが『ハンターキラー 潜航せよ』なんだけど、今回はこの映画の感想を軽く書いてみようか。

 

 

潜水艦映画って第二次大戦の時代を描いたものと現代を描いたものに大別されるけど、この映画の舞台設定は現代のロシア領バレンツ海。
いつものように先に結論から書くと、この『ハンターキラー 潜航せよ』は・・・

満足できるレベル!

細かな部分では突っ込みどころも有るけど、そんなものをブッ飛ばすだけの娯楽性に富んだ映画だった。2時間の作品だけど長いと感じさせない作りはお見事。
どんなストーリーなのかをプライム・ビデオの紹介文から軽く引用すると、

ロシア近海で1隻の米海軍原子力潜水艦が姿を消した。ジョー・グラス艦長率いる攻撃型原潜“ハンターキラー”は捜索に向かった先で、無残に沈んだロシア原潜を発見、生存者の艦長を捕虜とする。同じ頃、地上ではネイビーシールズ精鋭部隊の極秘偵察により、ロシア国内で世界を揺るがす壮大な陰謀が企てられていることが判明する。未曾有の緊急事態を回避するため、ハンターキラーには限りなく0に近い成功率の任務が下る。それは、絶対不可侵の水中兵器ひしめくロシア海域への潜航命令でもあった。グラスは任務遂行のため、シールズとタッグを組み、禁断の作戦実行を決断するが……。世界の運命は、一隻の潜水艦に託された――。

もう少し具体的に映画の骨格を書くと、この映画は地上の戦いと海の中の戦いの二本立て。地上ではロシアのタカ派によってロシア大統領が拉致監禁されてしまう。アメリカとの戦争を起こそうとするタカ派から大統領を救出するためにアメリカの特殊部隊が派遣されるわけ(この設定はぶっ飛んでる)。一方、海の中(潜水艦)では機雷がひしめくロシア領海内に潜入すべく悪戦苦闘・・・。
地上での戦いと水の中での戦い、どちらか一つでも充分に一本の映画になる題材を惜しげもなく平行して成立させてる。そりゃ、ロシアのクーデーターから大統領を救出するためにアメリカの特殊部隊が出動(それもたったの4人)するなんて、現実では考えづらいづらい設定だけど、そんな些末な事は忘れさせるぐらいテンポ良く作られてるし、2時間があっという間に過ぎた。

 

でね、何が良いかって、アメリカの潜水艦の艦長が・・・

カッコイイ!

兵学校を卒業してない艦長に最初は疑心暗鬼で接する潜水艦の乗員。この辺りは『眼下の敵』に通じるものが有るけど、『眼下の敵』のロバート・ミッチャム同様、『ハンターキラー』のジェラルド・バトラーも渋くてカッコイイ。困難を乗り越えながら部下の信頼を得ていく様は人間ドラマとしても水準以上。
特殊部隊のリーダーも負けてない。こちらは潜水艦の艦長とはタイプの違うリーダー像を描いていて、新入り隊員にも容赦なく命令するんだけど、部下を思う気持ちは誰にも負けてない。ネタバレになるから書かないけど、ラスト近く、部下のためにとった行動にオレは泣いたぞ(涙)
捕虜となったロシア潜水艦の艦長(ミカエル・ニクヴィスト)も寡黙な男を好演。この俳優さん『ミッション・インポッシブル』とか『ジョン・ウィック』で悪役を演じてたけど、この映画では捕虜となりながらも最終的にアメリカの潜水艦を救う重要な役どころ。
潜水艦映画の魅力の一つは、極限状態に置かれた男たちの奮闘を描く事だけど、この映画に出てくる男たちは皆カッコイイからな。
しかも観終わった後の気分も良い。
昔のブログで書いた事があるけど、『眼下の敵』は良質なスポーツを観た後のような清々しさがある。この『ハンターキラー』にも同じような感覚を抱いた。
『眼下の敵』はアメリカの駆逐艦とドイツの潜水艦(Uボート)の死闘を描いたもので、ラストで米独の両艦長が向き合ってタバコに火を付ける場面は名シーン。それと同じようなラストが『ハンターキラー』でも描かれてる(これは多分『眼下の敵』へのオマージュじゃないかと思ってる)
敵対する米ソの潜水艦艦長の間に友情みたいなものが・・・。
細かな設定に目を瞑れば充分に楽しめる映画だった。
そもそも映画なんて・・・

ただの娯楽!ww

ドキュメンタリーじゃないんだから、些末な事に目くじら立てるより楽しむ方が良いに決まってる。
その点、この映画は水準を超えるデキで大満足だった。

そうそう、ロシアのタカ派がクーデターを起こして戦争を起こそうとするドラマで思い出したものがある。その名もズバリ『第三次世界大戦』ってものだけど、ロック・ハドソン演じるアメリカ大統領が核のボタンに指をかけて苦悩する姿は子供心に衝撃だった。今でも鮮明に覚えてるぐらい強烈な印象を残したドラマだけど、このドラマのDVDは出てないんだよなぁ(泣)
たまにヤフオクなんかでVHSのテープが出品されてるけど、う~ん、買おうかどうしようか思案中・・・。

 

 

 

同居人の下書きチェック

同居人
同居人

これ、戦争映画?

マサト
マサト

戦争というか、戦争を回避するために男たちが戦う映画だ

同居人
同居人

面白い?

マサト
マサト

面白いって書いてるだろ

同居人
同居人

私でも意味は通じる?

マサト
マサト

・・・・・・

同居人
同居人

・・・・・・

マサト
マサト

まぁ、観てみろww

同居人
同居人

やっぱ止めとく
外人の顔は区別つかんし

マサト
マサト

・・・・・・

 

外人の顔がどれも同じに見えるってのもどうかと思うけど、無理やり観せても意味が通じなかったら気の毒ww
まぁ、普通の人なら楽しめる映画。
特殊部隊による地上での救出作戦、潜水艦による水中でのバトル、命令と良心の狭間で揺れる心情、ラストの清涼感、どれも娯楽作品としては水準以上。
今週末はこういう映画を観て大満足(後でもう一回観るww)
ちなみに一番好きな好きな潜水艦映画は『眼下の敵』。この映画を100点とすると、う~ん、『ハンターキラー』は80点ぐらいか・・・。
この20点の差は「設定のリアリティ」の差。
まっ、映画なんだから細かな事を気にしても仕方ないんだけどww

楽しむ事が一番!

だと思ってる。

 

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