この映画、期待してたんだけどなぁ・・・。
Amazonプライム・ビデオのお薦め映画にも並んでるし、レビューを見てみると概ね高評価が並んでる。ネットにあふれてる映画ブログなんかを見ても好意的な意見が多い。
そこまで評価されてるなら観たくなるのが人情。時間が出来たら観ようと思ってたんだけど、この連休に時間が出来たので観てみた(折しも新型コロナウイルスのせいで外出はしたくないしww)
観た映画は『幸せなひとりぼっち』というスウェーデン映画。
Amazonプライム・ビデオの分類では「コメディ」、「ドラマ」となってる。
笑いながらも最後は大団円でハッピーエンドな映画かな
と、勝手な想像をしながらほとんど予備知識もなく観てみたぞ。
って事で、今回は映画『幸せなひとりぼっち』を観ての素直な感想を書いてみようか。
う~ん、ここでダラダラとストーリーの流れを書いても良いんだけど、この映画はwikiさんから軽く引用しておこう(わざわざ書きたくなるようなストーリーじゃないしww)。
最愛の妻ソーニャを亡くしたばかりの59歳の男オーヴェは、口うるさい偏屈な老人として近所から煙たがられている存在である。ある日、43年勤め続けた鉄道会社をクビになったオーヴェは、生きる希望を失い、首をつって死のうとするが、向かいに越してきたイラン人女性パルヴァネとその家族の騒々しさに自殺を邪魔をされてしまう。
以降も、陽気な彼女の遠慮のない言動に何度も自殺を邪魔されたオーヴェは彼女の存在を疎ましく思うが、彼女とその家族と接するうちに徐々に心境に変化が生まれてくる。その一方で、オーヴェは幼い日の亡き父との慎ましくも穏やかだった生活や若き日のソーニャとの運命的な出会い、彼女との幸せな日々、そして2人に起きた悲劇を思い出す。
ってのが大まかな流れ。
いつも通り先にオレの感想を一言で書くと、記事のタイトルにあるように、
拍子抜け!
期待してただけに大きな拍子抜け感は有る。
なにもかもダメって言ってるんじゃないぞ。主人公のオーヴェはけっこうオレに似てる部分もあるし(偏屈な性格とかww)、それなりに感情移入できる部分も有るんだけど、なんか・・・
ご都合主義的な映画に見える!
何度か自殺しようとするシーンが出てくるけど、そのたびに邪魔が入って自殺できないとか・・・。
隣に引っ越してきたイラン人女性との触れ合いもなんか「嘘っぽく」見えてしまうんだよなぁ。オーヴェの心境の変化を描きたいのはわかるんだけど、こういう偏屈な性格の人間が簡単に変われるもんかなぁ・・・と思ってみたり。これはオレが似たような性格だから思うんだけど、こういう人ってなかなか素直になれないんじゃないのかなぁ。
そもそも、この映画って・・・
コメディか!?ww
2時間の間、オレは一度も笑わなかったけど。
オーヴェの現在を描きながら、子供時代、青年時代、妻との出会い等の過去を描いてるんだけど、回想シーンの方が断然好きだ。
現在のオーヴェは、ただの偏屈な老人だしww
普通は近所にあんな年寄りが居たら、さわらぬ神に祟りなしって感じで誰でも敬遠するんじゃないだろうか。それをイラン人女性はあ~だこ~だと接近してくるわけで、う~ん、どうしても「嘘っぽく」見えてしまう。
ラストの教会のシーンで泣いたって声もあるようだけど、う~ん、微妙・・・。
延々と「嘘っぽさ」を観てきてのオレの感想は、
やっと終わったか!ww
この映画、スウェーデン史上歴代3位となる興行成績を叩き出したそうで、160万人を超える動員数だったとか。
これってスウェーデン国民の5人に1人の割合らしいけど、オレにはそこまでの映画には感じられなかった。
同時期に後悔された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を押さえてのトップらしいけど、まぁ、『スター・ウォーズ』みたいな映画よりはよく出来てるのは確かだけどなww
この映画でオレが唯一、感じた事・・・
ご近所づきあいは大切にしよう!ww
同居人の下書きチェック

レビューに書かれてるけど、この映画で泣いた人も居るみたいだわ

どこで泣けるのかオレには解らん

この映画、何点?^^

25点ってとこだな・・・
もちろん100点満点で!

・・・・・・

ついでに言うと、この映画のどこがコメディなのかも解らん

でも『スター・ウォーズ』よりは良いとww

あのシリーズを観て喜んでるアメリカ人の気が知れんわ

・・・・・・
『スター・ウォーズ』云々はさておき、この『幸せなひとりぼっち』、アカデミー賞では外国語映画賞にノミネートされたらしい(受賞はしてない)。
てか、この映画の邦題もダメダメだな。原題は『En man som heter Ove』、日本語にすると「オーヴェという男」って感じだろうか。
このオーヴェという主人公は幸せそうにも見えないし、ラストだってオレの感覚では幸せとは言い難い。それなのに『幸せなひとりぼっち』って邦題は何だかな・・・。
そうそう、この映画、トム・ハンクスでリメイクされるらしいけど、う~ん、オレは観ないかも・・・。
原作はスウェーデンで大ベストセラーになった小説らしいけど、なんだか興味が極端に薄れてしまったぞww





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