先週のチャンピオンズC、単勝1.5倍の①人気テーオーケインズが4着に負けたけど、過去データからJBCクラシックの勝ち馬はチャンピオンズCで凡走する傾向が出てたので、このレースを獲った人は多いんじゃないか・・・。
で、今週は阪神競馬場で2歳女王の決定戦、阪神ジュベナイルフィリーズが開催。
三連単が発売されるようになった04年以降の計18回中、5万円を超える配当となったのは7回しかなく、10万円を超えたのは3回だけという、わりと順当におさまるレース(今年がどうなるかは別問題だけどww)
このレースを勝って来年のクラシック戦線の有力候補になるのはどの馬なのか・・・。
って事で、今回は2022年の阪神ジュベナイルフィリーズを過去のデータと怪しげなサイン馬券で検討してみた話。
(記事中の伏せ字部分・モザイク部分の詳細は記事の後半)
予想のスタイルはいつもと変わらず、過去10年の好走・凡走データと怪しげなサイン馬券。
まずは過去10年の好走・凡走データから見ていく事にしようか。
過去データの拠り所とするのは日本文芸社の「重賞競走データBOOK」に記載されているものと、JRAの公式サイトに掲載されているもの。
さっそく「重賞競走データBOOK」に記載されているものからチェックしてみる。
人気と配当
過去10年、①人気馬の成績は【4-1-0-5】で馬券圏内率5割。
馬券に絡むかブッ飛ぶかは半々の成績なので、これは①人気の馬としては信頼度に乏しい。
また、①人気の馬のキャリアをみると、2戦と3戦で大きな差がある。
①人気馬の取捨を考える時に、キャリアも少し考慮してみようかな。
また、②人気馬の成績をみると【1-4-0-5】で複勝率5割、③人気馬の成績は【1-1-3-5】で、こちらも複勝率5割となってる。
①~③人気の馬が総崩れとなったのは過去10年で1回だけで、9回は①~③人気のいずれかが馬券に絡んでる(そのうち5回は①~③人気馬が複数馬券になってる)
また11~20年の10年間でみると、単勝オッズが10倍未満だった馬は【8-6-7-20】で複勝率51%、好走確率はかなり高め(昨年も単勝オッズ10倍未満の馬が1・3着)
過去10年、馬連の平均配当は6,816円、万馬券が3回出ている一方で、3桁配当も4回。
固いのか荒れるのか、的を絞りづらいレースとも言えそう(今年は荒れて欲しいww)
ステップをみてみようか
11~20年の10年間でみると、重要ステップと言えるのがアルテミスS組の【3-3-3-22】とファンタジーS組の【3-1-1-34】
昨年もアルテミスSから臨んできたサークルオブライフが1着、ファンタジーS組のウォーターナビレラが3着。
今年の出走予定馬で該当するのはアリスヴェリテ、アロマデローサ、サラサハウプリティ、ブトンドール、マラキナイア、ミシシッピテソーロ、ラヴェル、リバティアイランド、リバーラ。
多すぎる!ww
これだけ居ればどれかは馬券には絡むだろww
デビュー戦
11~20年の3着以内30頭のデビュー時期をみると、8頭/6月、5頭/7月、9頭/8月、3頭/9月、4頭/10月、1頭/11月となっていて、7割強が8月までにデビューしている(昨年の1~3着馬も該当)
今年の出走予定馬で9月以降にデビューしてるのはエイムインライフ、サラサハウプリティ、シンリョクカ、ダンシングニードル、ハウピア、ムーンプローブ、モズメイメイ、ユリーシャ、ライトクオンタム、ルミノメテオール、ヴィエンヌ。
またデビュー戦の着順は30頭中27頭が2着以内(昨年の優勝馬サークルオブライフはデビュー戦3着)
とりあえずデビュー戦で連対していなかった馬を挙げておくとイティネラートル、キタウイング、サンティーテソーロ、ダンシングニードル、ドゥーラ、ハウピア、ムーンプローブ、リバーラ。
関東馬
11~20年の出走頭数をみると、関西馬【7-6-4-105】に対して関東馬は【3-4-6-43】
出走頭数は東西で倍以上の開きがあるけど、複勝率にすると関西馬14%、関東馬23%となって関東馬の方が優秀(昨年も1・2着は関東馬だった)
また11~20年で⑥人気以下で馬券に絡んだ7頭中6頭は関東馬だった(昨年の⑧人気2着ラブリイユアアイズも関東馬)
11~20年で【1-2-2-11】の1勝クラス組、【1-1-2-7】のアルテミスS組の関東馬が居ればちょっと期待してみたいかも(昨年の③人気1着サークルオブライフも前走はアルテミスS1着の関東馬)
1200mのデビュー馬
11~20年でみると芝・ダート問わず1200m以下の距離ででデビューした馬は【0-2-2-47】で複勝率8%とかなり低空飛行な成績。
ここは思い切って馬券対象から外してみたいところだけど、昨年は⑧人気2着にラブリイユアアイズが激走してるので、ちょっと迷う部分。
今年の出走予定馬で該当するのはアロマデローサ、イティネラートル、キタウイング、ダンシングニードル、ハウピア、ブトンドール、ミスヨコハマ、メイショウコギク、リバーラ、ヴィエンヌ。
「重賞競走データBOOK」と睨めっこするのはこれぐらいにして、次はJRAの公式サイトに掲載されている過去データを見ていく事にしようか。
JRAの公式サイトにも過去10年のデータが掲載されているので、いくつか気になるものをピックアップしてみる。
キャリア
過去10年の3着以内馬30頭中27頭は、通算出走数が2戦か3戦だった馬。一方、1戦だった馬は複勝率7.1%、4戦以上だった馬は同3.7%とそれぞれ苦戦してる。
ここは当然だけどキャリア2・3戦の馬を中心に検討。
ここに引っかかってしまう馬はイティネラートル、シンリョクカ、ミスヨコハマ、メイショウコギク、モズメイメイ、ライトクオンタム、ルミノメテオール、ヴィエンヌ。
4着以下の経験の有無
過去10年の3着以内馬30頭中27頭は、JRAのレースにおいて4着以下に敗れた経験がない馬。一方、この経験があった馬は複勝率3.2%と苦戦。
今年の出走予定馬で4着以下の経験のあるのはアロマデローサ、イティネラートル、エイムインライフ、キタウイング、コンクシェル、サラサハウプリティ、ドゥーラ、ハウピア、マラキナイア、ミシシッピテソーロ、ミスヨコハマ、ムーンプローブ、メイショウコギク。
距離実績
過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、JRAの1600m以上のレースにおいて優勝経験がある馬。一方、この経験がなかった馬は複勝率5.7%と苦戦。
この経験が無いのはアロマデローサ、イティネラートル、ウンブライル、サラサハウプリティ、ダンシングニードル、ハウピア、ブトンドール、メイショウコギク、リバーラ、ルミノメテオール、ヴィエンヌ。
また、JRAの1600m以上のレースにおいて優勝経験がなかったにもかかわらず3着以内に入った5頭のうち3頭は、“JRAの牝馬限定を除く出走頭数が14頭以上の重賞”において3着以内に入った経験のある馬。
上記の馬の中でこの条件を満たしているのは居ない。
関東でのレース経験
過去10年の3着以内馬30頭中18頭は、“東京・中山競馬場で行われた1勝クラス以上のレース”において2着以内に入った経験のある馬。この経験があった馬は複勝率が43.9%と優秀な水準。
今年の出走予定馬でこの条件をクリアする馬はサラサハウプリティ、サンティーテソーロ、ミスヨコハマ、ラヴェル、リバティアイランド。
また、“東京・中山競馬場で行われた1勝クラス以上のレース”において2着以内に入った経験がなかったにもかかわらず3着以内に好走した12頭のうち9頭は、“JRAの重賞で着順が3着以内、かつ上がり3Fタイムが4位以内”となった経験のある馬。
今年の出走艇馬で該当するのはキタウイング、ドゥアイズ、ドゥーラ、ブトンドール、ラヴェル、リバティアイランド、リバーラ。
前哨戦
過去5年の優勝馬5頭は、いずれも前走がアルテミスSもしくはファンタジーS、かつ前走の着順が1着。また、この5頭は通算出走数が2戦か3戦だった点、JRAのレースで4着以下に敗れた経験がなかった点、馬番が4番から13番だった点も共通。
今年の出走予定馬でこれらの条件を満たす馬(馬番を除く)はラヴェル、リバティアイランド。
はたして過去5年の傾向通りにこの中から優勝馬がでるかどうか、ちょっと期待しながら当日を待とうかな。
その他、過去10年の優勝馬に共通する項目を挙げてみると、
過去10年の優勝馬、全てに該当するのは
- 前走で〇〇
- キャリアは△△△
- 当日は〇〇〇〇
過去10年の優勝馬のうち、8頭に該当するのは
- 前走で〇〇が◇◇◇
- 前走が〇〇
- 前走から〇〇もしくは◆◆
過去10年の優勝馬のうち、7頭に該当するのは
- 前走は〇〇だった
今年もこれらの条件をクリアした馬の中から優勝馬が出るのかどうか、ちょっと注目しておきたいところ。
ここまで過去データをあれこれ見てきたけれど、軸になりそうな馬が絞れてきたような、まだまだ絞り切れてなこないような・・・。
ここからは怪しげなサイン馬券的な見地で2022年の阪神JFを検討してみようか。
サインといえばJRAのCMやポスター、ヘッドライン、その他、世の中で話題になってるニュースから出る事が・・・。
もちろん毎回サインが出るわけじゃないし、いつ出るかも謎だけどww
今年(2022年)の阪神JFのポスターを見てみようか。
こちら・・・。

©JRA
昨年の優勝騎手デムーロとサークルオブライフが写ってる。
前年の優勝騎手と優勝馬が写ってるのはいつものパターン。
で、ちょっと気になったのは、これ。
今年の秋のGⅠの成績を並べてみると・・・
秋華賞を除いて●●の◇◇◇が連続で馬券になってる(●●の◇◇◇が※※※しない場合は●●の□□□)
この流れが続くと考えるなら、△△の●●の◇◇に注意しておきたい気がする。
世の中のニュースからもサインが出る事は多いけど、今週はこんなニュースが飛び込んできた。
福永祐一騎手が調教師試験に合格、来年2月末で引退 ダービー3勝、JRA通算2613勝の名手
競馬をやらない人でも名前は知ってる人が多い人気騎手・福永祐一の電撃的な引退。
調教師試験に合格しての転身だけど、彼のレースを見るのも残り3ヶ月。
阪神JFに騎乗してくれば当然マークしておきたいところだけど、今回のレースには騎乗しない(サインになるなら、むしろ有馬記念だと思ってる)
福永騎手が騎乗してこないとなると、気になるのはあの騎手。
福永騎手繋がりで一発があるかも・・・。
で、競馬場で行われるイベントからもサインが出る事があるけど、阪神JFの開催週にはこんなイベントが行われる事になってる。
競馬場でウルトラマンのショーなんて違和感ww
ショッピングモールとかデパートの屋上でやるような「子供向け」のショーを競馬場で・・・。
このウルトラマンデッカーってのは今年の夏からテレ東で放送されてるドラマ。
キャッチコピーは、「輝け、弾けろ、飛び出せ、デッカー!!」となってるけど、輝けなんて言われると〇〇〇〇〇が気になる(△△は※※※※※)
阪神JFが開催される日は香港でも香港国際競争が開催。
日本からもサリオスやジオグリフ等、なかなかのメンバー14頭が参戦予定になってる。
外国でビッグレースが行われる時は、それがサインになる事も・・・。
例えば18年の大阪杯。
ドバイワールドカップが行われた翌日の大阪杯ではアルアインが1着。
アルアインの母は「ドバイ」マジェスティ、馬名の意味は「UAE東部にある遺跡群で、ユネスコ世界遺産。アラビア語で泉の意」
この観点で今年の阪神JFを眺めてみると、〇〇〇〇〇なんかはかなり気になる1頭。
今年の牝馬限定のレースを眺めてみると、これまでちょっとした傾向が出てる。
牝馬のレースらしく〇〇に△△△の馬 or ◇◇◇の馬が連続で馬券になってる。
この傾向が阪神JFでも続くとなると、警戒しておきたいのは〇〇〇〇(※※※※※)、〇〇〇〇〇(※※※)あたり。
関西で開催の阪神JFと〇〇〇の二つのレース、馬券になった馬を見てみると、16年からは〇〇〇 or △△△が連続で※※※してる・・・。
今回も※※※になるのかちょっと注目してる。
まぁ、さすがにそろそろ変化が有るかもだけど、とりあえず警戒しておこうかな。
もう一つ、14年から続いてるものも・・・。
該当馬の居なかった19年を除いて、◆◆◆が〇〇〇の馬 or ■■■の馬が連続で連対してる。
今年の該当馬は〇〇の1頭。
はたして今年も馬券を示唆するのかどうか期待してるww
阪神JFは〇〇〇〇の馬が何気にキーになってるようで、14年からは〇〇〇〇 or △△△△の馬が連続で馬券になってる。
19年だけは〇〇〇〇も△△△△の馬も馬券にならなかったけど、ちゃっかり◎◎のレシステンシアが1着。
この傾向が続くと考えるなら、今年も〇〇〇〇の馬から目が離せないけど、さて、どうなるだろうか・・・。
〇〇に関するもので、もう一つ・・・。
18年以降、そのレースでの「◎◎◎が△△△の馬」の◆◆◆が連続で馬券になってる。
今年の該当馬は〇〇、〇〇、〇〇。
はたして今回も馬券を示唆するのかどうか、楽しみにしてる部分。
このブログの読者の方はとっくにご存知だろうけど(何度も書いてるのでww)、今年のGⅠのキーワードは「〇〇〇〇の※※」じゃないかと思ってる。
今年のGⅠはこれまで20回開催されて、そのうち4回が〇〇〇〇の△△なのに対し、13回が〇〇〇〇の※※が馬券に絡んでる(合わせて17回が〇〇〇〇関連)
この傾向を重視するなら、今回の阪神JFも〇〇〇〇の※※にちょっと警戒。
キーワードといえば、今年のGⅠにはかなり顕著な連動が・・・。
フェブラリーSから始まった今年のGⅠ、先週のチャンピオンズCまでに〇〇〇の■■■■がやたらと連動。
今年のGⅠ、これまでに20回開催されてるけど連動を外したのは秋華賞、マイルCS、JCの3レースだけ。
この傾向が続くと考えるなら、阪神JFは〇〇、〇〇、〇〇の馬に注意だけど、さて、今回はどうなるんだろうか・・・。
今年のGⅠの傾向で目立つものをもう一つ・・・。
これまでにGⅠは先週のチャンピオンズCまで20回開催されてるけど、異様に〇〇〇〇の△△△が馬券に絡んでる。
今年のGⅠ、〇〇〇〇は先週のチャンピオンズCまで◇◇◇ほど※※してるけど、〇〇の▲▲の馬が13回も馬券に絡んでる。
自身が馬券になった●●を合わせるとけっこうな数(自身が馬券になった時は必ず▲▲も馬券になってる)
この流れが続くと考えるなら、○○にもちょっと注意を払っておきたいところ。
って事で、ここまで過去データと睨めっこしたり、サイン馬券をあれこれ検討してきたけれど、ここからは記事中の伏せ字部分やモザイク部分の詳細を備忘録も兼ねて書いておこうか。
(ここからは有料記事となります)
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