歳のせいなのか、近頃は昔のことをよく思い出す。
学生時代、初めて東京で一人暮らしを始めた頃だけど、近くに学生相手の食堂があった。
夕方ともなるとかなり混雑する人気の店だったけど、そこで生まれて初めて食べたのが豚のしょうが焼き定食。
これ、なかなかの衝撃だったな。
世の中にこんな旨いモノが有るのか!
ってぐらいの衝撃ww
もう、一週間のうち半分は豚のしょうが焼き定食を食べてた時期もあった。
そんな事を思い出してたら、無性にしょうが焼きを食べたくなった。
同居人に提案してみたぞ。
なぁ、しょうが焼きを食べたいな・・・
作ってくれ!^^
同居人:嫌!
・・・・・・
同居人:作るの面倒!
外に食べに出る方が良いわ^^
・・・・・・
今日は「敬老の日」だろ。
どこに行っても人が多そう・・・。
人混みは嫌いだ、
家でノンビリ食べる方が良い。
しつこくお願いしてみた。
今日なんか、どこ行っても混雑だろ。
家で食べる方が落ち着くだろ~が!
同居人:じゃ・・・
アンタ、作って!^^
・・・・・・
結局、オレが作る事に・・・。
しょうが焼きを作るにしても、冷蔵庫の中には豚肉の在庫もない。
買い出しにも行かされた(涙)
ったく、すごい混雑だったな。
レジなんか大行列やんか・・・。
割り込んでくる不細工な女は居るし、超イライラしてしまった。
イオンには様々な客が来てるな。そこの二重あごの女!ちゃんと行列に並べ!言葉遣いは悪いわ、服装のセンスはヤンキー丸出し…。殺意しか湧いてこない!
— マサト@はてなブログ (@masa10t) 2018年9月17日
で、どうにかこうにか帰宅。
同居人は腹を空かせてるし、急いで作ってみたぞ。
今回は豚ロースのしょうが焼きだ。
もう何度も作ってるし、超簡単な料理。
まずは使う材料の確認。
- 酒・・・大さじ5
- みりん・・・大さじ5
- 濃口醤油・・・大さじ5
- 摺り下ろししょうが・・・大さじ3
- にんにく・・・大さじ1
- 砂糖・・・大さじ2
- 小麦粉
- 塩コショウ
同居人の愛読してる「オレンジページ」には細かな分量が書かれてるけど、いつものように、そんなもんは無視!
オレが信じるのは・・・
自分の感覚!ww
って事で、まずはしょうが焼きのタレを作るぞ。
しょうがとにんにくだけど、今回は時短大作戦なんでね、チューブのもので代用だ。
うん、チューブのものでも充分に旨くなるハズ・・・。
そうそう、今回使う酒は・・・
月桂冠!
酒は飲めないけど、料理用に備蓄してるのだ。
まずは鍋に酒とみりんを入れて、強火で沸騰。
これでアルコールを飛ばす作戦(まぁ、作戦なんて大袈裟なものでもないけど)
良い感じに沸騰してきた。
アルコールを飛ばした後は、濃口醤油、砂糖、しょうが、にんにくを投入。
箸でかき混ぜながら好みの味に調節していくぞ。
一通り煮立ったらタレは完成。
てか、オレが火の傍で汗を噴き出しながら作ってる間に、同居人は別室でテレビ。
相撲なんか観てやがる(怒)
まぁ、いつもの事だけど・・・。
で、タレが出来たら肉の準備だ。
イオンのレジで15分も並んで買ってきた豚肉を用意。
アメリカ産豚肉ロース生姜焼き用・・・
267円!
同居人は国産ってのにこだわってるけど、こんなもんアメリカ産だろうと国産だろうと、たいして変わらんだろ・・・。
でね、まずは肉に包丁を入れて行くぞ。
これ、けっこう大事!
何カ所か切れ込みを入れることで、焼いた時に肉が縮まるのを防ぐ作戦(これも作戦って言うほどの事じゃないww)
あとは片面に塩コショウをフリフリ・・・。
で、裏面には小麦粉をまぶすぞ。
ここも重要なポイント!
小麦粉をまぶすと、肉が固くならないのだ。
肉の旨みも閉じ込めるし、タレが絡みやすくなる。
さっ、準備が出来たら焼いていくだけ。
熱したフライパンに油をひいて、小麦粉の面を下にしてフライパンへ投入だ。
ジュージューと美味しそうな音だ。
この音に釣られて同居人が別室から出てきた・・・。
同居人:ねぇ、まだ出来ないのん?
お腹、空いたわ~^^
・・・・・・
いちいち相手にしてると疲れるからな、無視無視。
ほどよく焼けたら、裏返してタレを投入。
好みの焼き加減まで焼いたら完成。
所用時間15分。
出来た・・・。
簡単料理とはいえ、15分も火の傍に居ると汗でビショビショだ(涙)
同居人の下書きチェック
同居人:マサト食堂!ww
・・・・・・
同居人:これ、定食屋の生姜焼きと同じだわ!^^
同じだわ、って感心してないで、
自分で作ろうとは思わんのか(泣)
同居人:夏バテでパワーが無いのだわ^^
・・・・・・
同居人:作ってもらうのがエエんだわ!^^
・・・・・・
逃げ出したい!
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