古い映画の話を書いてみようか。
映画「007シリーズ」の第一作が日本で公開されたのは1963年、今から60年近く前のことだけど昭和38年。以来2021年の最新作まで25作が製作されてる(最新作は今年の10/1公開予定)
オレが子供の頃は各テレビ局が毎週夜の9時から映画を放送してたんだけど(荻昌弘の「月曜ロードショー」、水野晴郎の「水曜ロードショー」、淀川長治の「日曜洋画劇場」等々)、レンタルビデオも無ければ現在のように動画配信なんて影も形もない時代、お気軽・お手軽に外国映画に触れる機会はテレビで放送されるもの。
それを家族一緒に観るのが一つの楽しみだったような・・・。
そんな時代によく放送されてたのが「007シリーズ」。
大人になって一人で映画館に行くようになってからもこのシリーズは観てるけど、主役のジェームズ・ボンドを演じる役者も今では6代目。
って事で、今回は「007シリーズ」の中で一番好きな映画と俳優について軽く書いてみようか。
先日、何気にamazonプライム・ビデオを眺めてたら「007シリーズ」がズラリとトップ画面に表示された。近日公開予定の最新作の宣伝も兼ねて昔の作品を配信してるんだろうけど、第一作の『007 ドクター・ノオ』から始まって初期の作品が勢ぞろいしてた。
これには少し興奮してしまったww
懐かしい!
子供の頃、テレビで何度も観た007の初期の作品が有るんだからな。何度かレンタルビデオで借りてきて観たものもあるけど、それだって20年ぐらい前の話。
新作が公開されるたびに映画館で観ていたけど、初期の作品はご無沙汰・・・。
嬉しすぎる!ww
さっそく配信されてるものを第一作から観てみた。
当然ストーリーも何となく覚えてるし、結末だって判ってるんだけど(007が死ぬわけない)、このシリーズはやっぱり面白いな。
第一作『007 ドクター・ノオ』から使われてるあの音楽がオープニングから流れて来るだけで興奮ww
で、今回、あらためて初期の作品を観て想ったことだけど・・・
007は・・・
ショーン・コネリーが・・・
一番似合う!ww
ショーン・コネリーは第一作から第七作まで007ことジェームズ・ボンドを演じてるわけだけど(途中、第六作だけ別)、やっぱりジェームズ・ボンドはショーン・コネリーじゃないと似合わない。
ダンディーでプレイボーイ、どんな危機も切り抜ける頭脳と体力(それと運の良さ)、まさにイギリス諜報部のエースに相応しい俳優。
オレにとって007はショーン・コネリーなのだww
ショーン・コネリーの後に007を演じたジョージ・レーゼンビーは一作のみで降板して影が薄いし、70年代中期から80年代の007ロジャー・ムーアは牧場主のような雰囲気で陰謀渦巻く国際政治の舞台ではちょっと違和感、その後を継いだティモシー・ダルトンも二作しか出演してないから印象に残らない、90年年代から2000年代のピアース・ブロスナンは何だか垢ぬけない。現在の007ダニエル・クレイグはワイルドな部分が際立っててオシャレ感がないしww
う~ん、やっぱりオレにとって007はショーン・コネリーのイメージだな。
まぁ、子供の頃にテレビで観て強烈な印象を残してるからかもしれないけど・・・。これが最初に観た007がロジャー・ムーアだったら、その人にとっての007はロジャー・ムーアだろうし、今の若い人にとっては007=ダニエル・クレイグになるかもしれない。
今回、あらためて第一作から観たわけだけど、シリーズの中でも一番のお気に入りはやっぱりシリーズ第二作『ロシアより愛をこめて』。
大仕掛けなセットよりもリアリティに振った演出は好感だし、オリエント急行でのロバート・ショウとの格闘シーンも見どころ。スパイに必須の秘密アイテム(この映画ではアタッシュケース)も伏線になってて良い味を出してる。マット・モンローの唄う主題歌も映画に合ってるし、なによりボンドガールが美人ww
主役のジェームズ・ボンドと渡り合う女優が誰になるのか、映画が作られるたびに毎回話題になるけど、今作のダニエラ・ビアンキは超絶美人。なにしろ1960年のミス・ユニバースの準優勝だからな。そんな超絶美人が演技も上手いとか最強だろww
ストーリー、演出、敵役、ボンドガール、音楽・・・うん、やっぱり『ロシアより愛をこめて』が・・・
一番良い!ww
初期の007シリーズを観てない人には断然のオススメ。
10/1に最新作『ノー・タイム・トゥ・ダイ』が公開されるけど、60~70年代のショーン・コネリーの007は良いぞww
今回、第一作から第七作までショーン・コネリーの007を観たけど、それぞれに有名なシーンが有って懐かしかった。
第一作『ドクター・ノオ』でボンドガールのウルスラ・アンドレスがビキニ姿で海岸に上がってくるシーンなんか語り草になるほどの場面だし、第三作『ゴールドフィンガー』で悪役の女性秘書が全身に金粉を塗られて殺されてるシーンなんかも有名(初めてテレビで観た時は衝撃だったww)
ボンドガールと並んで話題になるのがボンドカーだけど、日本をロケ地にした第五作『007は二度死ぬ』では幻の名車と呼ばれるトヨタ2000GTを乗り回す姿がカッコイイ(共演の丹波哲郎が大根なのはご愛敬ww)
最新のアイテムを駆使した現代の007も良いけど、オレみたいな昭和世代の人間にはどこか郷愁を誘うシリーズ初期の作品の方が好み。
そんな事を考えた週末の夜・・・。
同居人の下書きチェック

外人の顔はどれも同じに見えるのだわ^^

アホか・・・
ショーン・コネリーとダニエル・クレイグじゃ全然違うだろ

見分けがつかないのだわ

・・・・・・

事実だわ!^^

・・・・・・
どんな事実なのか知らんけど、どうしても区別がつかないって言うんだから仕方ない。顔の区別ができない同居人は洋画も観ないしww
そうそう、007と言えば何気に大物歌手が主題歌を唄ってる事も多い。マット・モンローの『ロシアより愛をこめて』、ポール・マッカートニーの『007 死ぬのは奴らだ』、トム・ジョーンズの『007 サンダーボール作戦』、カーリー・サイモン『007 私を愛したスパイ』、その他シーナ・イーストン、リタ・クーリッジ、デュラン・デュランにティナ・ターナー、マドンナとビッグネームだらけ。
007の主題歌を集めたCDも発売されるようだし、懐かしさついでに買ってみようかと思案中・・・。







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