ここのところ英語民間試験の話題がテレビで騒がれてる。
この試験についてはいろいろ感じるところも有るので以前にもブログで書いた事は有るんだけどね。
こちらの記事・・・。
英語民間試験なんて見直すべき!大人の思惑に振り回されるのは受験生!って話
各試験ごとの難易度の問題、公平性の問題、導入までの胡散臭さ等々、その辺の事を書いたんだけど、誤解される前に言っておくと、オレは英語民間試験について、
全面的に反対してるわけじゃないぞ!
英語の4技能「読む」、「聞く」、「書く」、「話す」は大事だと思ってるし、それを公平に判定して大学入試に使う事にも賛成。
ただ、今の制度では生徒に不安しか与えないから、制度そのものを抜本的に見直すべきだと思ってる。
そんな事を書いたんだけど、いやぁ、文科相がやってくれたなww
大きな騒動になってる「身の丈発言」だ。
後で書くけど、この発言云々については「賛成も反対もしない」って立場だ。しいて言えば・・・
消極的な反対!
とでも言っておこうかww
正直なところは、「ま~た、マズイ事を言っちゃったなぁ」って気持ちだ。
って事で、今回は英語民間試験が「延期された」って話を書いてみようか。
学習塾なんてのを運営してると、どうしてもこの手のニュースには敏感になる。
子供の志望してる大学は民間試験の結果を活用するんだろうか?とか、どの民間試験を受けさせるのが得策か?とか・・・。
今回の「身の丈」発言で、こうも思ったぞ。
そもそも試験は行われるのか!?ww
そんな事を考えてたら、今朝の新聞の一面トップにこんなニュースが掲載されてた。
英語民間試験 延期検討
文科相「身の丈」発言影響
って見出しだ。
これ、早とちりしちゃいけないのは、あくまでも延期を検討って事だからな。
延期する事を検討に入ったのは首相官邸であって、文部科学省じゃない事にも注意。文科省はあくまでも「予定通りの実施」を求めてるわけで、この先、どういう決着になるのかは、まだまだ予断を許さない状況(この記事を書き終わった頃、延期が発表された)。
本日(11月1日)からは英語民間試験の受験に必要な「共通ID」の申請も始まるんだけど、今の時期になっての変更は受験生はもちろん試験を行う民間団体にとっても大迷惑な話。
この英語民間試験、問題点はいろいろ指摘されてるんだけど、テレビなんかで野党の議員が騒いでるような事にはあまり興味が無い。
例えば、裕福な家庭の子とそうじゃない家庭の子の差別化に繋がる、なんて話も聞くし、教育の機会均等にも反する、なんて声も・・・。
そりゃ、裕福な家庭の子は何度も民間試験を受けて、トレーニングする事も出来るだろうし、都会と地方の格差が存在する事も現実。都会なら試験会場に行く事にさして苦労もしないだろうけど、地方の子だと交通費はもちろん宿泊費もかかる。
そういう問題をほじくり返して野党は騒いでるわけだけど、オレに言わせれば、ただ政争の具にしたいだけだろ、って思ってる。
裕福な家庭の子とそうじゃない家庭の子で格差が有る事は・・・
当たり前だろ!
裕福な家庭の子は参考書・問題集を何冊も買うだろうし、そうじゃない家庭の子は限られた予算の中でやりくりするしかない。
都会の子は塾や予備校の選択肢は多い、どこに行くかは選び放題と言っても良い。地方の子は少ない選択肢から自分に合う塾・予備校を探すだけだ。
これこそが格差!
それを大臣の失言だけを取り上げてギャースカ騒ぐなんてのは、野党の連中の頭は受験生の事なんか二の次なんだろうな。
本当に格差云々を問題視するなら、英語民間試験そのものよりも、もっと目を向けるべき事はいくらでも有る。
野党が考えてるのは・・・
政争の具にしたいだけ!
なので、Twitterでもこんな事を呟いてみたww
バ〜カ!
政争の具にしたいだけだろうが!?
対案も出せない、実行力もない、ギャースカ批判して騒ぐだけのボンクラ野党。https://t.co/qPxHWNCLHn— マサト@WordPress (@masa10t) November 1, 2019
そもそも、23年度まではこれまでの共通テストと民間試験が併用される事が決まってるのだ。
民間試験を受けないなら、これまで通り共通テストを受ける事が出来るわけで、この点には触れずに、ただギャースカと騒ぐだけの野党はみっともない。
現実に今の受験生だって、「身の丈」にあった受験対策をしてる。
裕福な家庭の子は、参考書も問題集も選び放題、買い放題、それに対して、あまり裕福じゃない子は「出来る範囲」でいろいろと対策を練って頑張ってる。
だから文科相の「身の丈に合った・・・」云々って発言も、オレは現状の延長線上での話として受け止めたんだけどww
以前にも書いたけど、親の年収によって学力格差は「生まれやすい」のは事実だし、今の受験生が全員、同じ条件で勉強してるなんてあり得ない。そんな事はオレが受験生だった頃も含めて、過去に一度もそんな時代は無かった。
勉強する環境も違う、子供の学力も違う、親の年収も違う・・・差が生まれて当たり前。
それぞれが「身の丈に合った」方法で受験勉強を頑張ってるだけだ!
野党の連中も英語民間試験の問題やら大臣の失言で騒ぐだけじゃなくて、もっと根本的に格差をなくす対案を示さないと、政争をしたいだけのボンクラと思われるぞww
で、ここまでブログを書いてきたところで、新たなニュースが飛び込んできた。
これだけどね・・・。
いやはや、あっけない幕切れww
まぁ、あの制度のまま実施してたら、試験ごとの難易度の問題もあるし大きな禍根を残す事になってたのは間違いない。
延期になって良かった。
いろいろ格差がある事は事実なんだし、せめて大学受験ぐらいは「なるべく公平」に行われるようにするのが国の仕事だ。
制度を変えていく事は大事な事だし、時代に即した制度は必要だけど、前回の諮問機関のようにメンバーに「商売人」を入れちゃアカンww
じっくりと考えて、受験生も納得できる制度にしてほしいもんだ。
いつものバイト君の下書きチェック

商売人ww
結局、見送りになったし良かったじゃないですか

まぁ、元の形に収まるわけだけど・・・

ご不満でも?ww

元の形だって、格差が有るわけだろ
金持ちの子は塾に行く、金が無い子は独学・・・

・・・・・・

野党のボンクラどもは、その辺には目を瞑って失言だけを取り上げて大騒ぎ・・・

ムカついてると?ww

嫌悪感しか湧いてこない!

・・・・・・
英語民間試験が延期、見送りになろうが、現状でも親の収入によって受験生の格差はある。
そこを解決するのが国の役目、国会議員の務めだ。
教育問題を政争の具にしても、オレは嫌悪感しか感じない。
今回の英語民間試験についてはポッドキャストでも話してます。
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