今週は阪神競馬場でエリザベス女王杯が開催される。
ここを皮切りに年末の有馬記念まで7週連続でのGⅠ開催、馬券的には初戦のここをしっかり当てて良い流れを作りたいところ。
今年は京都競馬場の改修工事にともなって阪神競馬場での開催だけど、いつものように過去10年のデータと怪しげなサイン馬券的な見地から予想を組み立ててみる。
以前の記事でも書いたけど、今年の秋のGⅠは「史上初」ってのがキーワードになってる気もするし、はたして該当する馬が居るのかどうか・・・あれこれと検討してみようか。
って事で、今回は2020年のエリザベス女王杯を過去のデータとサイン馬券的な見地から考えてみた話。
まずは過去のデータから好走しそうな馬、凡走しそうな馬を絞り込んでみる。
いつものように過去データの拠り所とするのは「重賞競走データBOOK」に記載されているものとJRAの公式サイトに掲載されているものを使用。
さっそく「重賞競走データBOOK」に記載の過去データから見ていこうか。
人気と配当。
過去10年、1番人気の馬は【1-3-3-3】で馬券圏内率7割。
馬券の軸にするには悪くないけど、勝ったのは11年のスノーフェアリーのみ。単勝や三連単の頭にするのは心細い数字。なにしろエリザベス女王杯では1番人気の馬が8連敗中。
今年はラッキーライラックが1番人気になりそうだけど、う~ん、どうだろうか・・・。
2番人気の馬は【1-2-1-6】で馬券圏内率4割。これは2番人気としては心もとない。特に14年以降は⑫⑪③⑨⑤⑤着で3着が1回あるのみ。2番人気が予想されるノームコア、ラブズオンリーユーあたりには良くないデータ。
最近好調なのが3番人気の【4-0-1-5】。こちらは2番人気の馬と対照的に14年以降は①④①③①①着と安定感抜群。
また、1~3番人気のうち、関東馬は【0-2-1-6】、関西馬は【5-3-4-8】で関西馬の方がかなり優秀。人気になりそうなノームコアは関東馬だけど・・・
大丈夫か!?ww
馬連の平均配当は4,445円、15年以前はすべて20倍台以下の決着。
極端な穴狙いは避けた方が良いかも・・・。
ステップを見てみる。
二大勢力は秋華賞組と府中牝馬S組。
秋華賞組は過去10年で【2-3-2-20】で馬券圏内率26%。
これに対して府中牝馬S組は【4-4-3-52】で馬券圏内率18%。ただ、勢いの点からみると16年以降の過去4年で3回ワンツーを決めている府中牝馬S組の方が上。
今回、秋華賞から参戦してくるのはウインマイティー、ウインマリリン、ソフトフルート、リアアメリアの4頭。
府中牝馬Sから参戦するのはサムシングジャスト、サラキア、シャドウディーヴァ、ラブズオンリーユーの4頭。
注意しておきたいのはオールカマー組の【2-1-0-3】。連対率5割はなかなかの成績。
今年、オールカマーから参戦するのはセンテリュオのみ。
秋華賞組。
秋華賞組を前走着順別で見ると、前走1着馬は【1-1-1-3】、2着馬は【0-2-0-4】、3着馬は【1-0-0-2】で、いずれも連対率33%。ここまでは同じ評価で良さそう。
秋華賞で4着以下だった馬は【0-0-1-11】でほとんど好走は望めない流れになってる。
これに引っかかるのはウインマイティー、ウインマリリン、ミスニューヨーク、リアアメリア。
秋華賞での4角位置をみると、4角3番手以内だった馬が【1-2-0-1】で好走。
これに該当するのはウインマリリン、リアアメリア。
先行馬。
16年以降の2着馬はいずれも7番人気以下の伏兵が先行して粘り込んだ形。
この4頭はいずれも前走が府中牝馬Sという共通点があり、前走の4角位置はいずれも2番手以内だった馬。
今回のメンバーでこれに最も近いのはサラキアとラブズオンリーユー(いずれも4角3番手で通過)。
前走上がり最速。
レースを問わず前走で上がり最速をマークしてた馬は【0-0-4-24】で連対していない。
去年はオークスを上がり最速で優勝したラブズオンリーユーも先行して3着止まり。
前走で上がり最速を出していたのはウラヌスチャーム、サトノガーネット、サラキア、センテリュオ、ソフトフルート、ノームコアの6頭。
この流れが今年も続くならこの6頭の連対は無い事になるんだけど・・・
どうだろうか!?ww
ここからはJRAのサイトに記載されている過去データの中から気になるものをいくつか挙げておこうか。
年齢別の成績。
過去10年、3歳馬が3勝、4歳馬が6勝。
これら2世代で3着以内馬延べ30頭中25頭を占めている。
5歳以上の馬は大きく評価を下げても良さそうだけど、今回のメンバーで5歳以上なのはウラヌスチャーム、カーロンバンビーナ、サトノガーネット、サラキア、センテリュオ、ノームコア、ラッキーライラック、リュヌルージュ、ロサグラウカ。
1番人気濃厚なラッキーライラックも5歳か・・・。
取捨に迷う!ww
もっと掘り下げてみると、5歳以上の馬で3着以内に入った延べ5頭は、前年のエリザベス女王杯で5着以内に入っていた。この実績を持つ5歳以上の馬は3着内率38.5%と好走率も優秀。
ラッキーライラックは去年のエリザベス女王杯の優勝馬。
文句なしで該当してる。
他にもう1頭、センテリュオが前年のエリザベス女王杯4着で該当(ノームコアの5着は18年)。
前走の着順。
前走の着順別成績を見ていくと、過去10年の3着以内馬延べ30頭中26頭は前走で5着以内だった馬。
30頭中26頭は86%を占める高確率。
ここは自動的に前走6着以下を切り捨てる方向で考えてみても良いかも・・・。
該当するのはウインマイティー、ウインマリリン、リアアメリア、リュヌルージュ、ロサグラウカ。
GⅠでの連対経験。
過去10年の出走馬について、JRA・GⅠもしくは海外のG1での連対経験の有無別に成績を調べると、3着以内馬延べ30頭中20頭は国内外のGⅠで連対経験がある馬。18年はこの経験を持つ馬が5頭出走し、3着以内を独占。19年も4頭が出走して3着以内を独占。
この条件をクリアしているのはウインマリリン、ノームコア、ラッキーライラック、ラブズオンリーユーの4頭。
面倒くさくなったらこの4頭のボックスでも買おうかなww
その他、気になる過去データをいくつか挙げておくと、
- 前走秋華賞+0秒4以上負け【0-0-0-10】
該当するのはウインマイティー、ウインマリリン、ミスニューヨーク、リアアメリアの4頭。 - レース間隔が3週以内【0-0-1-13】
該当するのはウラヌスチャーム、エスポワール、カーロンバンビーナ、ロサグラウカの4頭。 - レース間隔10週以上【0-0-4-18】
該当するのはサトノガーネット、ノームコア、ラッキーライラック、リュヌルージュの4頭。 - 前走府中牝馬Sで+0秒5以上敗け【0-1-1-16】
該当するのはサムシングジャスト、シャドウディーヴァ、ラブズオンリーユーの3頭。
今年は阪神競馬場での開催だし、過去の傾向が変わる可能性もある。
あれこれと過去データと睨めっこするのはこれぐらいにして、ここからは怪しげなサイン馬券的な見地でエリザベス女王杯を考えてみようか。
サイン馬券と言えばJRAのCMやポスター、世の中の出来事から何かしらサイン的なモノが出される事が多い。
今回はCMも公開されているのでポスターとCM、世の中の出来事からサインになりそうなものを考えてみようか。
まずはエリザベス女王杯のCM。
2020年はこんなCM・・・。
いつものメンバーがパドックを見ながら会話してる。
今回のテーマは「馬のどこを見るか」って事だけど、筋肉だとか歩き方だとかお尻だとか・・・。
最後の締めで土屋太鳳が言ってるのが、
いい尻、いい尻・・・すっごくいい尻!!
繰り返し「いい尻」って言ってるのが気になる。
ストレートに考えれば馬番1、4、枠番1、4あたりが怪しくなる(馬連11-4とかww)。
締めの言葉の前、松坂桃李のセリフもちょっと引っかかる。
どこを見るのか訊かれた松坂桃李、彼の答えは、
歩き方かなぁ・・・
この言葉もCMの中ではわりと強調されていたように思ったけど、「歩き方」、「お尻」で思い浮かぶのはあの馬・・・。
お尻を振って歩くモンロー・ウォークが有名だけど、往年の大女優の名前を冠した馬名。
CMから浮かんでくるのは馬番1、4、11、モンロー・ウォークからあの馬かな。
次にポスターに目を向けてみようか。
今年のエリザベス女王杯のパスターは、これ・・・。
昨年の優勝馬ラッキーライラックが中央に描かれてる。
書かれてる文字は、
夢は、女王です。
う~ん、「夢は女王」って事は、昨年の覇者ラッキーライラックは当てはまらない。すでに優勝経験が有るんだし、この文字からはラッキーライラックの連覇はないような気がする。
「夢~」って言ってるんだから、まだGⅠで優勝経験の無い馬が怪しい。
阪神JF、桜花賞、オークス、秋華賞といずれも上位人気に推されながら未だに優勝経験の無いリアアメリアあたりにピッタリの言葉だな。それこそ悲願のGⅠタイトルだろうし・・・。
もう一つのポスターも見てみようか。
これ・・・。
松坂桃李が捧げ持ってるのはシルバーのティアラ。
日本でも皇室の女性が身に着けるし、それこそ英国のエリザベス女王も身につけるもの。
で、気になるのがステップの項目でも触れた前哨戦の府中牝馬Sの結果。
- 1着(4番)=サ「ラ」キ「ア」
- 2着(6番)=シャドウ「ディ」ーヴァ
1着と2着の馬にティアラの文字が含まれてる。
もっと気になるのは、1着馬と2着馬に挟まれた馬番5番にはラブズオンリーユーが入ってる。
ポスターのティアラ、前哨戦でのティアラを含む馬のワンツー・・・。
サラキア、シャドウディーヴァの激走、もしくは間に挟まれたラブズオンリーユーの激走も検討しておこうかなww
世の中のニュースに目を向けてみると、今週はなんと言ってもアメリカ大統領選挙。
すぐに浮かんでくるのはミス「ニューヨーク」。さすがに安直すぎるけど、今年のスプリンターズSのように安直なサイン馬が激走する事もあるので警戒は必要かも・・・。
【競馬】枠順確定~2020年のスプリンターズSを過去データとサインから予想してみる!って話
スプリンターズSでは10番人気アウィルアウェイが激走したけど、今回もその再現があってもおかしくはない雰囲気、
もう一つ政治がらみのニュースで気になるのは大阪都構想が否決された件。
今年のエリザベス女王杯は阪神競馬場での開催だし、大阪ネタがサインになる余地はある。その観点から気になるのはあの馬。
これが激走したら高配当必至だけど、う~ん、どうなるか・・・。
って事で、結論・・・。
過去のデータと睨めっこしたり、怪しげなサイン馬券をあれこれ考えてみたけど、日曜日になれば結果が出るww
今回のエリザベス女王杯、競馬の神様がどんな演出をするのか楽しみ。
個人的にはラッキーライラックの連覇も見てみたいし、穴党でもあるので大波乱を見てみたい気もする。
サイン馬券なんてのはオカルト丸出しで、真面目に競馬を研究してる人から見れば胡散臭さの極致だろうけど、うん、オレにとって競馬なんてのは頭の体操でしかないからな。
ちょっと面倒くさいクイズ!
みたいなもんww
2020年、エリザベス女王杯はこんな印を打ってみた。
過去データからピックアップした馬を3頭、サイン馬券的な見地から気になる馬を2頭。
馬券の組み立てはオッズと相談して決定。
黒塗りだらけだけど、去年からからブログで事前に印を公開する事は中止。
いつものように印と買い目は当日の昼頃にTwitterで呟く予定(現在は中止ww)
オレは頭の体操で過去データと睨めっこしたり、サイン馬券を考えてるだけ。
オレの印を見て本気にされても困る。
2~3年前なんか、ハズれるとネチネチと文句を言う人も居たからな(そのくせ当たった時には誰一人、何も言って来ない)
そういうのをいちいち相手にしてられないだろ。
オレは馬券師でもないし、予想を売って儲けようなんて事も思ってない(そもそも予想を人様に売るほど自信が有るなら、自分で馬券を買えば良いと思ってる)。
オレにとって競馬ってのは・・・
ただの頭の体操!
いつも書いてるけど、オレにとって競馬はただの頭の体操でしかない。
人生を賭けてます、って雰囲気丸出しで競馬場・競艇場・競輪場で馬券・舟券・車券を握りしめてる人も居るけど・・・
他人が走るものに自分の人生を賭けてどうする!?
って思ってるww
いつものバイト君の下書きチェック

今週から有馬記念まで7週連続でGⅠですか・・・

おう!
何気に忙しいのだ^^

忙しいのは競馬の予想でしょ
大きなレースの時は仕事放り出して競馬新聞をみてるし・・・

うっさいな!
頭の体操で新聞をみてるだけだわ^^

ボケ防止ですか・・・

・・・・・・
まぁ、そういう側面がある事は否定しないけどww
どっちにしても走るのはオレじゃないし、好き勝手に頭の体操で遊んでるだけ。
っていうか、オレが勝手にブログに備忘録として書いてる競馬記事なんで、ホント、オレの予想を本気にされると困惑するww
馬券は自己責任!ww
そうそう、今年の秋のGⅠレースは史上初がキーワードかもしれないな。
秋華賞ではデアリングタクトが史上初の無敗の牝馬三冠、菊花賞ではコントレイルが史上初の無敗の親子三冠を達成。天皇賞(秋)では史上最多の芝GⅠ8勝目をアーモンドアイが達成。
昔から言われてるようにエリザベス女王杯では濁点半濁点の重複を馬名に持つ馬が激走するのか、いろいろと興味は尽きないレースだなww






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