マサト家の恒例行事だけど、毎年、正月にはテレビの前に正座して箱根駅伝を観てる。
人混みで身動きできないような初詣に行くよりも、オレにとっては大切な行事が箱根駅伝の観戦。
観戦と言うよりも・・・
母校の応援!
いつも書いてるけど、オレは母校愛が強いんでね、箱根駅伝はテレビの前に正座して母校の選手に声援を送ってる。
去年はラグビーW杯で日本中が大いに沸いたけど、チームのため、母校の名誉のために懸命に襷を繋ぐ選手たちの姿はラグビー日本代表の姿とダブるだろ。箱根駅伝を観るようになったのはオレが大学を卒業してからだから、かれこれ30年近い・・・。
それからは出雲駅伝、全日本大学駅伝(これは自宅前の沿道で応援)の学生三大駅伝を応援してる。
もちろん三浦しをんの『風が強く吹いている』はオレにとっては永遠の愛読書だww
って事で、今回は2020年の箱根駅伝の感想をチャッチャと書いてみようか。
今回の箱根駅伝は戦国駅伝と呼ばれてたようにどこが優勝するか予想が難しい大会。
下馬評では「4強+1」なんて言われていて、東海、東洋、青学、駒沢に國學院を含めた5校の内から総合優勝が出るんじゃないか、って言われていた。
う~ん、残念ながら我が母校を優勝候補に挙げる評論家は居ない(泣)
まぁ、昨年はまさかのシード落ちだし、冷静に考えれば優勝する可能性はかなり低い。
だけど、オレが応援してるのは優勝してほしいからじゃない。
そりゃ、久々に優勝して欲しい気持ちもあるけど、それよりもオレを夢中にさせるのは・・・
母校の後輩が懸命に走る姿!
『風が強く吹いている』じゃないけど、自分のためよりも「チームのため」、「仲間のため」に走る姿がオレを惹きつけるのだ。
ましてや、それが母校の後輩だぞ。
応援せずにはいられないだろ。
いよいよ往路のスタート。
選手が走ってる間は、オレだってテレビの前に正座だ(特に意味は無いww)
1kmが過ぎ3kmが過ぎ5kmが過ぎ・・・テレビの解説者も言ってるけどペースが速い。
ペースが速いのは良いとしても、先頭集団を引っ張ってるのは母校の選手・・・。
風よけに使われとる!(泣)
こんなもん、勝負所までは集団の中に居て足を温存する方が得策なんじゃないのか、なんて考えてみるけど、オレの思いが走ってる選手に伝わるわけもなく、テレビの前でジリジリしながら応援だ。
風よけに使われた挙句、勝負所で集団から脱落したら目も当てられない。選手は体調とか周りの状況をみて判断してるんだろうけど、観てる方は気が気じゃない。
思わずtwitterで呟いてしまったぞ。
早稲田、風よけに使われとるがな(;_;
慌てずに後ろで力を溜めれ(;_;— マサト@WordPress (@masa10t) January 1, 2020
まっ、オレの心配は杞憂に終わった。
母校の1区の選手、6位で2区の選手へ襷を繋いだ。
すごい頑張った!
もうね、オレは1区が終わった時点で涙腺が壊れそうになったww
もちろんtwitterでも呟く・・・
おっし、1区を6位なら上出来!
頑張れっ!(;_;
— マサト@WordPress (@masa10t) January 2, 2020
この調子ならシード権獲得はもちろん、もっと上位争いも出来そう。
いよいよ「花の2区」へ突入だ。
で、2区だけど戸塚中継所では1位が青学。
それに遅れる事わずが1秒で我が母校・・・。
2位だぞ、2位!
これ、出来過ぎ・・・。
すぐ後ろには東海、國學院と続いているけど、まさか2位で襷をリレーするとは・・・
オジサンは感動だ!(早すぎww)
というか、東洋の選手も凄かったな。大学No.1の呼び声の高い選手らしいけど、1区で14位だったのに一気に7位まで押し上げてきた。東国大の選手とのデッドヒートは凄かった。もちろん「花の2区」で区間新記録。
3区も凄い走りを観た。
8位で襷を受け取った東国大の選手、こちらも区間新記録で前を走る選手をごぼう抜き。1位の青学まで抜いて4区へはトップで襷リレー。
この選手の凄い走りに圧倒されてる間に、我が母校は8位へ後退(泣)
なんとか一桁の順位を死守してくれ、って心境だ。
4区で青学がトップに返り咲いたけど、ここでも区間新記録が出た。
我が母校は8位を死守。
続く5区、問題の山登り・・・。
今年は「山の神」は不在と言われていたけど、新しい「山の神」が出現したな。青学の選手が区間新記録でリードを保ったままそのまま往路優勝。4年生なので今年の箱根が最後になるけど、母校やチームのために頑張った事は良い思い出になるんじゃないか。
2位には國學院、3位に東国大、4位に東海、5位に明治・・・と、多くの評論家の戦前の予想とは異なる結果。優勝候補の一角、東洋は2区と5区で区間新を出してるのに、こちらはまさかの往路11位。総合優勝は絶望的な位置だけど、優勝だけがゴールじゃないだろ。復路では魂の走りを見せてくれると期待だ。
で、我が母校は9位・・・。
上出来!
復路では一つでも順位を上げてシード権を獲って欲しいところだ。
もちろんtwitterでも呟いたww
う〜む…9位か…
頑張った!(;_;
明日も頑張ってシード権をとってくれ
(;_;— マサト@WordPress (@masa10t) January 2, 2020
往路では2~5区で区間新記録が出てるし、往路の1~4位のチームは往路新記録をマーク。
とは言うものの、5区の距離が17年の大会から20.8kmに短縮されてるんでね(それまでは23.2km)、新記録が出たからと言って、これを手放しで凄いって言いづらい部分もあるんだけど・・・。
でも、
そんな事は走ってる選手には関係ない!
母校も含めて、懸命に走ってる選手はカッコイイ。
二日目の復路でどんなドラマが有るのか・・・。
さっ、復路の始まり。
もちろんテレビの前に正座して母校の応援だ。
天候にも恵まれて復路でも区間新記録が出るんじゃないかって言われてたけど、山下りの6区でいきなり区間新だった。
最近の陸上界は「厚底」ブームらしくて、それが記録ラッシュに繋がってるのかどうか知らないけど・・・。
7区でも区間新が出て、前日の往路2区からの「連続区間新」は「6」。
こんな記録は超久々で1966年に1~7区で7区連続の区間新が誕生して以来、なんと54年ぶりの事らしい。
54年ぶり!ww
8区では区間新は出なくて連続区間新は6で途絶えたけど、こんなにポンポン区間新が出るって凄い事だ。
つか、我が母校・・・小田原中継所では12位に後退。
もうね、祈るような気持ちで応援だ。
下位を走ってる選手はあまりテレビに映してくれないし、ジリジリしながら応援ww
往路でまさかの11位だった優勝候補の一角、東洋にも抜かれてるし、このままズルズルと順位を下げるんじゃないかと心配したぞ(泣)
結局、青学が一度もトップの座を渡すことなく復路を走り切って優勝。原監督の「やっぱり大作戦」が見事にハマッた形になった。2015年からの4連覇を含めて今回で5回目の優勝だけど、名将と言っても良い存在になった。原監督のチーム運営術とか管理能力、選手の育成方法なんかは、陸上界だけじゃなくて一般社会でも参考になる部分が多いと思ってる。
ただ、今回の青学の選手、4連覇した時の選手たちとは雰囲気がちょっと違ってたような気がする。以前にも書いたけど、あの頃の青学の選手って・・・
楽しそうに走ってる!
他校にはない「楽しそうに走る」姿は、他校OBのオレが見ても、凄いなぁ、楽しそうだなぁ、って思うものだった。それが今回はあまり感じられなかった。なんだか「普通の強豪校」のような雰囲気。
まっ、そんな事は門外漢のオレが勝手に感じてるだけで、実際に走ってる選手には何の関係も無いし、選手が素晴らしい結果を残した事に変わりないなんだけどな。
で、母校はどうだったかと言うと・・・
7位!
一時は12位まで落ちて心配したけど、よくぞ7位まで押し上げた。
オレは感動したぞ(正座して応援した甲斐があったww)
これで来年のシード権は確保したし、来年はさらに上の順位を目指して躍進して欲しいところだ。
毎年、全日本大学駅伝は自宅前の沿道で母校に声援を送ってるけど、自分の目の前を激走した母校の選手が箱根駅伝で頑張ってる姿を見るのは格別な想いがある(涙)
そうそう、今年は26年ぶりに筑波大学が出場した。
第一回大会の優勝校だけど、予選会を勝ち上がっての出場は大したものだ。
これぞ文武両道!
結果の方は20位だったけど、
結果だけが全てじゃない!
日本語も話せないような留学生を連れてきて箱根駅伝を走らせるのも良いけど、正直なところ、そういう大学よりは筑波大学の方に感情が揺さぶられる。
もちろん走ってる選手には何の関係もないし、選手が懸命に走ってる事には変わりないんだけど。
って事で、で2020年の箱根駅伝を簡単に振り返ってみたけど、やっぱり駅伝は面白いし、応援してて楽しい。
オレなんか学生時代に一つの事に打ち込むって事が無かったけど、駅伝に限らず一生懸命になれるものが有るって事は、すごく羨ましい事だ。
出来る事なら、もう一度、学生時代をやり直したいと思ってるぐらいだww
箱根駅伝を観るたびに思うけど、
学生時代に戻りたい!ww
もし戻れるなら、今度は何かに打ち込んで頑張るんだけどな。
同居人の下書きチェック

今年の箱根も盛り上がったのだわ^^

母校も頑張ったし、出場してる選手全員、素晴らしかったわ^^

アンタの駅伝好きは凄いのだわ
正座して観てるしww

当たり前だ!
選手が懸命に走ってる時に、オレだけノンビリ観てられるか

・・・・・・

ぁんだよ!?

朝から母校の校歌を大音量で鳴らすのは近所迷惑!

・・・・・・
一年に一度ぐらい大音量で校歌を歌っても良いだろ(泣)
まぁ、今時の学生は校歌を唄えないって子も居るそうだけど・・・。
駅伝って走ってる時は一人だけど、これは個人競技じゃないからな。
どんなに苦しくてもキツくても、仲間のためチームのため、母校の名誉のために襷を繋ぐ・・・。
素晴らしいスポーツだと思ってる。
駅伝の良さが分からないって人は、オレのこんな記事なんか読まないだろうけど、もし分からないって人は三浦しをんの『風が強く吹いている』を読むことをオススメ。
絶対に駅伝のファンになるはず。
終わったばかりだけど、今から来年の箱根駅伝が楽しみ!







コメント