洋画を観る時は字幕で観る「字幕派」と吹替えで観る「吹替え派」が居ると思うけど、オレの場合は基本的には字幕で観る事が多い。
演技してる俳優の声を楽しみたいし、外国語の表現方法なんかに慣れるのは字幕で観る方が圧倒的に身につくから。そんなオレでもごく稀に吹替えで外国映画を観る事もある。
疲れてる時なんかは何も考えずに気楽に観たい・・・まぁ、そういう時だ。
吹替えでも「すごく上手い日本語」で表現してる事もあるし、声優が「本家を凌ぐ声の演技」をしてる事もあるので(ごく稀だけど)、一概に吹替えを否定してるわけじゃない。
で、先日なんだけど夜中に映画を観たくなった。
疲れてるし、気楽に観れる映画が良い・・・。
いつものようにAmazonプライム・ビデオで物色したんだけど、あのシリーズ物が配信されてた。
あのシリーズ物ってのは、これなんだけどね・・・
トム・クルーズ主演の・・・
ミッション:インポッシブル/フォールアウト
2018年製作のシリーズ第6作。
去年公開の映画がもうAmazonで配信されてる事には驚いたけど、ちょうどこの最新作は観てなかった。
オレが子供の頃のテレビ番組で『スパイ大作戦』ってのが有ったけど、あの番組を映画用にリメイクしたのがミッション:インポッシブルのシリーズ。
第1作から観てきてるし、ちょうど良い。
今日はこの映画を観よう・・・
と、思ったわけ。
って事で、今回は『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』の吹替え版について書いてみようか。
仕事で疲れてるし、こういう時はお気楽に吹替えで観るに限る。
さっそく再生しようとしたところ、この吹替え版に寄せられてるレビューがチラッと目に入ってしまった。
そこ(レビューのタイトル)には何やら気になる言葉がいろいろ書かれてる・・・。
- 残念な吹き替え・・・
- 広瀬アリスという耳汚し・・・
- 吹き替え最悪・・・
なんか吹き替えに関してネガティブなレビューが列挙されてるww
その吹替え版をこれから観ようかって時に、そういうレビューが目に入ったら気になって仕方ない。
ちょっとレビューを熟読してみたんだけど、どうやら重要な役どころをDAIGOと広瀬アリスが吹き替えてるんだけど、それが酷いデキらしい。
ここで葛藤・・・。
この映画は観てないし、今日のうちに観ておきたい・・・
だけど、これだけ酷評されてる吹替えで観ても大丈夫か?
とは言え、疲れてる頭で字幕を観るのは余計に疲れそう・・・
3分ぐらい思案したぞww
シリーズ最新作だし、出来る事なら今日のうちに観たいけど、字幕で観るほど頭はクリアじゃない。
ここは賭けだ・・・。
思い切って吹替え版で観よう。
これだけ酷評されてる吹替え、どれほど酷いものか確かめてやろうじゃないか、って気分だ。
再生ボタンをクリックして本編スタートだ。
うん、結論から書くと、オレは賭けに負けた。
この映画の吹替え・・・
オントにクソだった!ww
他の声優さんは良いんだよね。
さすがにプロだし、緊迫感の有る場面、静かに心境を語る場面、どこをとっても及第点の吹替え。
だけどなぁ、DAIGOと広瀬アリスの吹替えは・・・
棒読みレベル!
これ、中学生の学芸会でももうちょっとマシな演技するだろ。
全国高等学校演劇大会ってのがあるけど、あそこに出場してくる高校生とは雲泥の差。
DAIGOなんて「ヘリコプターが落ちそうな場面」でも喋り方は平板、普通に会話してるシーンも格闘シーンも同じ喋り方だろ。
広瀬アリスも重要な役どころだけど、まるで場末の街角に立つ売春婦みたいな喋り方ww
こんな酷い吹替えは珍しい!ww
もちろん、途中で字幕版に変えようかと思ったぞ。
ただ、面倒くさかったのと、もしかしたらラストに向けて演技が良くなるかも、と思って最後まで吹替えで観てしまった。
最後まで棒読みレベルだったな。
そもそもDAIGOなんて、普通にテレビ番組を観てても思うけど・・・
何の芸があるんだ?
爺さんが元首相じゃなかったら、その辺に居るただのボンクラと変わらんのじゃないか・・・。
声優としての訓練も受けてない、その経験もない、普通に芸もない・・・よく重要な役の吹替えをさせたもんだ。
力量不足を承知の上で起用したのなら、日本語版製作者は視聴者をナメてる。
もしかして、こんな吹替えを「充分な力量」と思ってるなら、それこそ見る目が無い・・・。
どっちにしても日本語版製作者の責任は重いww
あの程度の吹替えなら、オレでも出来る!
いつものバイト君の下書きチェック

すごい酷評ww

事実だ!

吹替えをけなしてるだけで、映画の内容には触れてないしww

あ~、映画の方は・・・
今回は、字幕でも観ても微妙だったかもな

・・・・・・

まぁ、何も考えずにお気楽に観るには良い映画だww

・・・・・・
ちょっと昔の事を思い出した。
子供の頃だけど、『サタデー・ナイト・フィーバー』がテレビで初めて放送された時、主人公を演じるジョン・トラボルタの声を吹き替えたのが郷ひろみww
この時もかなり批判が出た記憶がある。
視聴率欲しさで郷ひろみを起用したんだろうけど、吹替えのデキは惨憺たるものだったはず(興味ないから観てないけどww)
今回、つくづく思ったけど・・・
デキの悪い吹替えは作品への冒涜!ww










コメント
最近吹き替え版を観ましたが、百歩譲ってダイゴはまだマシとしてもアリスはマジで酷すぎた!
存じないかと思いますが映画版ファイナルファンタジー15のヒロイン役を吹き替えした忽那汐里と同等位の酷さだった。機会があれば視聴してみたら良いですよ。
とはいえダイゴ演じたウォーカーは今作のラスボスという超重要人物。アリスに比べれマシというだけなので、ラスボスにあてがう配役ではないですね。