SF映画の世界が現実に!?培養肉が食糧問題を解決する日が来るかも・・・って話

オレが世の中から遅れているのか、世の中の進歩が速すぎるのか、知らない間に凄い技術が開発されてる事に驚いた。
先日のことだけど、新聞に掲載されてた記事を読んでブッ飛んだぞ。
どんな記事かというと、これ・・・。

見出しには、

培養肉 地球を救う?

動物の細胞 増殖させ食品に

って文字・・・。
新聞の一面に載るぐらいだから大きなニュースなんだろうけど、培養肉なんて言葉は聞いた事が無い。
聞いた事は無くても「培養肉」っていう字面から考えつくのは、何か科学的な操作をして作られた肉か?ってのは想像できる。
見出しには「地球を救う?」なんて書かれてるし、日本に住んでるオレには世界の食糧事情が危機的水準にあるのかないのか、そんな事は解らないけど、これは気になるニュースだ。
正直なところ、オレとしては培養肉なんていう得体の知れないものは食べたくない、って言う気持ちもある。
とりあえず記事を熟読してみたぞ・・・。

って事で、今回は新聞に掲載されてた培養肉について思うところを少しだけ書いてみようか。




そもそも培養肉ってのは何かというと、新聞記事によれば、

生きた動物の細胞を培養して人工的に作った食肉。2013年にオランダの研究者が培養ミンチ肉によるハンバーガーを試作して以降、世界で研究開発が加速、既存の畜産と比べて安全管理がしやすいほか、放牧しないので環境負荷が少ないとされる。

なるほどな、何となくだけど理解した。
だけど・・・

理解したからといって・・・

賛成するわけじゃない!

この新聞記事を読んで思い出した映画があるんだけどね。
勘がいい人ならわかるだろうけど、あの映画・・・

ソイレント・グリーン!

1973年のアメリカ映画だけど、子供の時に初めてこの映画をテレビで観た時には衝撃のラストでチビりそうになった。
SF映画の名作だと思ってるんで、この映画については以前にも書いてるんだけどね。

映画「ソイレント・グリーン」の描く未来社会は怖いって話

少しだけ映画の内容にふれておくと・・・
2022年のニューヨーク。爆発的な人口増加によって、世界は食と住を失った人であふれている。大多数の貧困層とごくごく一部の特権階級に分けられた超格差社会だ。野菜とか肉なんてのは、この時代では宝石以上の価値を持ち、特権階級の人間の口にしか入らない。大部分の人は、ソイレント社が作る合成食品で細々と生きているって時代・・・。

1973年の製作当時からみたら2022年のニューヨークなんて未来なんだろうけど、令和元年の現在からみれば2022年なんて目前。
映画の中の2022年は、人々は合成食品を食べて生きてる・・・。それがソイレント・グリーンってわけなんだけど、そのソイレント・グリーンは何から作られてるかというと・・・。
もうね、ラストが衝撃すぎて忘れられない映画の一本なんだけど、今回の新聞記事、まさに映画のような結末への第一歩になるんじゃないかと戦慄。
どんなラストかはネタバレになるので書かないけど、培養肉の試作品成功って話は、映画の描いた世界にゆっくりと進んでるような気がしてならない。

 

 

 

今回の記事の肝は、培養肉の産業化に向けて、大手食品メーカーや大学、農林水産省が来年1月にも研究会を設立するって事。
いよいよ官民あげて培養肉の研究に乗り出すってわけだけど、これだけのビッグニュース、新聞の二面にも詳しく書かれていた。

大きな文字で見出しが書かれてるんだけど、

食料危機「切り札」なるか

いや、ホント、現在の日本に住んでると食料危機なんて想像もつかないんだけど、たしかに現在でも食べるものが無くて困ってる人が世界には居るだろうし、これから先の将来の事はわからない。
だからと言って培養肉ってのは・・・

オレの体が・・・

本能的に拒否してる!ww

とは言っても、日本でも「培養サイコロステーキ」の製造には成功してるそうで、東大と日清食品HDの研究グループが学会で報告済み。
この研究グループは2025年までに「ステーキ肉」を作る技術の確立を目指してるそうで、肉の味を構成する鉄分や脂肪分を含ませる研究もしてるとか・・・。
研究してるのはこのグループだけじゃなくて、東京女子医科大と早稲田大の共同研究チームは「ハムそっくりの肉」の製造に成功してるそうだ。
培養肉は牛だけじゃなくて、某ベンチャー企業は2023年に「培養フォアグラ」の市販を目指してるとの事。すでに試作品は出来てるって言うんだから凄い話だ。

 

 

 

培養肉のメリット、デメリットも書かれていて、まぁ、このまま世界の人口が増え続ければ食肉の需要はますます高まるだろうし、将来的には「間違いなく不足する」って断言してる研究者も居る。
家畜を放牧するために森林を伐採する国々もあり、今のままでは環境への負荷が増えるばかり・・・。
もちろん、その理屈はわかるんだけどね。
そこで環境への負荷を低減できる培養肉の出番って事らしいんだけど・・・。
紙面に載ってたメリット、デメリットをまとめると、メリットとしては、

  • 食料問題解決の一手に
  • 飼料や水を節約
  • 温室効果ガスの削減
  • 魚や卵、植物にも応用可能

って事らしい。
デメリットは何かというと、

  • 安く大量に培養する技術
  • 消費者の理解
  • 畜産農家とのすみ分け
  • ルールの明確化
  • 味や食感

などが挙げられてる。
畜産農家とのすみ分けってのは、培養肉が普及した場合、家畜を育てる畜産農家の仕事を奪う可能性が有るって事。
オレなんか、ただの一消費者の立場に過ぎないけど、培養肉なんてのものにはどうしても抵抗がある。

 

 

いつかも書いた事があるけど、試験管ベビーだとかクローンだとか、そういうものは神の領域だと思ってる。
科学が進歩して、オレが子供の頃には想像もできなかったような事が現実になってる世の中だけど、いくら科学が進歩しても「人間が手を出しちゃアカン領域」ってのは有るんじゃないかと思ってるのだ。
オレの感覚だと・・・

培養肉もその一つ!

高校生の頃、ロバート・マルサス『人口論』を読んで、けっこうショックを受けた事があるんだけどね。
この本に何が書かれてるかというと、「人口は幾何級数的に増加するけど、食料は算術級数的にしか増加しない。よって食糧の差により人口過剰、そして貧困が発生する。これは必然であり、社会制度の改良では回避されない」って事が書かれてるわけ。
これを読んだ時は、青春真っ盛りのオレもドンヨリした気分になったぞ。

これから先の未来はどうなるんだ?

ってな。
この『人口論』が書かれたのは1798年だけど、200年後の今、マルサスの予言した世界が足音を立てて近づいて来てるのかもしれないな。




同居人の下書きチェック

同居人
同居人

食べるものが無くなるのは嫌なのだわ!

マサト
マサト

そんな急には無くならんだろ

同居人
同居人

けど、新聞に書いてるって・・・

マサト
マサト

それは、未来に備えてこういう研究してるって事を紹介してるんだろ~が

同居人
同居人

私は培養肉でも何でも食べるのだわ^^

マサト
マサト

だろ~な・・・
お前は何でも食べるからなww

同居人
同居人

それ、褒めてんの!?

マサト
マサト

・・・・・・

同居人
同居人

謝れ!(怒)

マサト
マサト

・・・・・・

 

増え続ける人口、将来の食料難に備えて培養肉の研究もけっこうだけど、科学者ならもっと他のアプローチも考えて欲しいところだ。
培養肉じゃなくても、他に食料難を解決する方法は無いか・・・そういう事を考える科学者も居て欲しい。

今回の話はあくまでオレの個人的な感想なんで、人によっては培養肉だろうが何だろうが平気って人も居る事は理解してる。
まっ、オレの場合は子供の頃に観た映画『ソイレント・グリーン』の呪縛が強すぎるのかもな・・・。

 

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