先日のことだけど、テレビを見てたらカルピスが取り上げられてた。
番組名は「ガイアの夜明け」、この番組、早く帰って来てタイミングが合う時には観てるんだけど、この日は運よく観ることが出来た。
オレが子供の頃からカルピスは有ったし、長い歴史なのはわかるけど・・・まさか発売されて100年とはな。
番組の中で触れてたけど、カルピスの販売量は10年前の1.5倍に急成長してるとか・・・。売り上げも過去最高を更新中らしい。なるほど10年で1.5倍なら大きな売り上げ増だ。
だけど1.5倍って言われても、オレ自身にはそんなに実感はないぞ。最近になって見るようになった商品とか、ネットで話題になってるとかなら1.5倍って聞いても実感できるかもしれないけど、オレにとってカルピスは・・・
いつも冷蔵庫に入ってるもの!
オレの自宅の冷蔵庫には、365日、当たり前のよう入ってるカルピス。
今さら「再ブレーク」してるなんて聞いても実感が湧かない。
って事で、今回はカルピスの話を書いてみようか。
「ガイアの夜明け」で放送された翌日、仕事場で子供たちにカルピスの話題を振ってみた。

昨日の「ガイアの夜明け」、カルピスの話だったな^^

けっこう売れてるらしいですね~

あの味は日本人に合うんだよな
氷を入れて水で薄めて飲むってのが良いのだ^^

氷?

えっ?

水で薄める?

カルピスの原液を水で薄めて氷を入れて飲むだろ^^

何ですか、それ!?

・・・・・・・
これね、かなり衝撃だったんだけど、うちに来てる子供たち、カルピスの原液を水で薄めて飲む事を・・・
知らなかった!
彼らにとってのカルピスって、コンビニで売られてる「初めから薄められてるカルピス」らしいな。
そりゃ、たしかにあれもカルピスだけど、オレみたいな世代にとってカルピスってのは・・・
水で薄めて氷を入れて飲むもの!
今から数十年前、それこそオレが小学生の頃は大きなガラス製の瓶でカルピスの原液が売られていて、それを薄めて飲んでたぞ。
もちろん今でも原液は売ってる。
これ・・・。
昔の大きな瓶と比べると、かなりお洒落なデザインに洗練されてる。あの頃のようなガラス製の瓶じゃなくてペットボトルになってるし・・・。
これを水で薄めて氷を入れて飲む、うん、マサト家では欠かせない飲み物だ。
オレは家では酒を飲まないし、家で飲むのはお茶かジュースかカルピス。
今の時期だと、風呂上りにカルピスを飲むのは「至福のひととき」だww
オーバーに聴こえるかもしれないけど、この「風呂上り」ってのがノスタルジーを誘うんだよな。
子供の頃、夏休みなんかで祖父母の家に泊まりに行くと、風呂上りに必ず出してくれたのがカルピス。
幼稚園の頃なんて、このカルピスが飲みたいために祖父母の家に行ってたようなもんだww
少し大きくなって自分でカルピスを作れるようになると、風呂から出ると勝手に冷蔵庫を開けてカルピスを作ったりな。
よく言われたもんだけど、
あんまり濃くしたらアカンぞ~!
そんな事を言われても、やっぱり子供だし、婆さんの作るカルピスよりも少し濃い目のカルピスを飲んでみたい。
うんうん
と返事しながら、極端に濃い目のカルピスを作ったりしたなww
濃すぎたせいで飲めずに、氷が解けるのを待ったり。
部屋の中には扇風機と蚊取り線香。
祖父母と並んでカルピスを飲みながらドリフターズ(全員集合ね)を観る・・・。
今でもカルピスを飲むたびに思いだす光景だ。
便利な時代になったもんで、コンビニに行けばあらかじめ味を調整されたカルピスが売られてるし、それこそスーパーに行けばカルピスの製品がいくつも並んでる。
だけど、オレにとってのカルピスは・・・
水で薄めて氷を入れるもの!
最初から味を調整してるカルピスじゃ郷愁を感じない。
今日も風呂上りにカルピスを飲んだ。
やっぱり美味い!
昔から変わらない懐かしい味だ。
飲むたびに故郷で過ごした子供の頃を思い出す(涙)
この郷愁は昨今流行りのタピオカなんかの飲み物じゃ味わえないだろ。
いつものバイト君の下書きチェック

珍しくセンチメンタルな記事ww

オレだって子供の時代はあったのだ^^

しかし、カルピスを薄めて飲むとか・・・

それ、誤解される言い方だろ!
薄めるのは原液!

なんか・・・

ぁんだよ?

マサトさんがカルピスとか原液っていうと・・・
卑猥に聞こえるww

・・・・・・
飲み物一つで郷愁を感じるようになるとは、オレも歳をとった証拠だなww
まぁ、そういうモノが身近にあることは幸せなことだと思ってる。







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