【ドラマ】古くてボロい宿の魅力を再発見!『日本ボロ宿紀行』の続編が待ち遠しい!って話

本題に入る前にちょっと昔話・・・。
もう10年ぐらい前だけど、うちの同居人と和歌山県の某温泉に旅行に行ったんだけどね。そこは世界遺産にも指定されてる熊野古道の近くにある温泉。
で、旅行って言うと、やっぱり宿と食事にこだわるでしょ。

なるべくなら良い宿に泊まりたい!

とか

食事は豪華なものを食べたい!

とか・・・。
そんな訳で、オレもネットを駆使して情報を集めて、ここなら間違いないだろ!って宿を予約した。
その旅館は昭和初期に建てられたもので国の文化財にも指定されてるものだし、写真を見る限り建物には趣きがあって旅行の疲れを癒すには最高の佇まい。料理も美味しそうだし、うん、同居人も喜ぶことを確信してたんだけど・・・。
いざ宿に到着してみると、同居人の評価は散々だった(泣)
どんな評価だったかと言うと・・・

お化け屋敷みたい!

の一言。
和歌山くんだりまで車を運転して行ったオレの気持ちも分らずに、幽霊が出そう、だとか、怖くて寝れない、だのクレームの嵐・・・。
二人で5万円近くも払ってるのに大不評だった(涙)
昭和初期の木造の建物って、オレには趣きが有るように感じられるし、ミシミシと軋む階段も昭和の匂いプンプンでノスタルジーを誘うもので大いに気に入ったんだけど、昭和の建物だろうが何だろうが、同居人はお化け屋敷にしか見えなかったらしい。
帰ってからもしばらくは責められたからな(泣)

その時に学習したんだけど、趣きのある宿でも人によっては、ただのボロ宿にしか見えない、って事ww
って事で、今回は似たような話のドラマを見つけたのでその話を書いてみようか。




このドラマの事はまったく知らなかったんだよね。
いつものようにAmazonプライム・ビデオで面白そうなドラマを物色してた時に偶然見つけたものだ。
タイトルを見てすっごく気になったわけ(和歌山の旅館の件もあるしww)
そのドラマってのが、これ・・・

日本ボロ宿紀行!

写真には可愛い女の子と中年のオジサン。
暗い雰囲気の写真でもないし、どんなドラマなのか何となく想像できる。

多分、この二人が日本中のボロ宿を泊まって歩くドラマ・・・

面白そうだし、とりあえず第1話を観てみることにした。
これが、

大正解!ww

いやぁ、第1話からハマッてしまったな。
おかげで全12話を3日で観てしまったww

ここで簡単にこのドラマのストーリーを書くと、主要な登場人物は二人。
父親の後を継いで弱小芸能プロダクションを経営する事になった春子。
20年前に大ヒット曲を出した後は鳴かず飛ばずの一発屋の歌手、龍二。
再起をかけて地方営業(ドサ回り)をする二人を面白おかしく描いたドラマ。お金が無いから泊まるのはボロ宿ばかりって設定で、全12話、たしかに正真正銘のボロ宿が紹介されてる。

第1話なんか、いきなりクソボロのホテルが紹介されてるんだけど、これが・・・

廃墟のようなラブホ!ww

これには超ウケた。
公楽園って名前なんだけど、趣きはモロに昭和のラブホだからな。

龍二と共にドサ回りしてる春子(社長兼マネージャー)なんだけど、この娘がボロ宿を嫌がるどころか、むしろ喜んでるところがこのドラマの面白いところで、廃れたボロ宿を見るたびに嬉々としてスマホで写真を撮りまくってるww
対象的なのが龍二の方、ボロ宿を見るたびにゲンナリするんだけど、そこはドラマ・・・上手い具合に見せ場を作ってる。
もう一度売れる事を夢見てドサ回りをしてる二人の掛け合いは面白いし、ちょっとウルッとしてしまうシーンも有ったりして、なかなかの出来だ。

 

 

 

龍二は歌手だから、もちろん歌唱シーンもある。
で、毎回、ドサ回りのシーンで歌を唄ってるんだけど、その曲名は「旅人」
このドラマのために作られたオリジナルだと思うけど、この歌がまた昭和の雰囲気丸出しww
オレなんか完璧に昭和世代だし、もうね頭の中にこの曲の旋律がこびりついてしまった。
唄ってるのは龍二を演じてる高橋和也本人だけど、これも嬉しい誤算だったな。
高橋和也って人は、元男闘呼組のメンバーで今は俳優をやってるんだけど、この人の演技を初めて観たのは映画『そこのみにて光輝く』
現代社会の底辺にあえぐ人間を描いた作品だけど、その中で嫌~な役を演じてるのを観たのが最初。

元ジャニーズなのに、シッカリした演技するなぁ!

ってのが第一印象だった。
その彼が、このドラマではちょっと情けない一発屋の歌手を上手く演じてる。
もっともドサ回りで唄ってるわけだから、まともなホールなんかで唄ってるシーンが有るわけもなく、健康ランドなんかは良い方で、酷い時には釣り堀とか漁港とかモンキー・ショーの前座ww
不貞腐れる龍二、それを宥める春子、ボロ宿での出会い・・・なかなか面白いドラマだ。
そうそう、「旅人」の曲がyoutubeに公開されてた。
ドラマの第5話だっけな、売れるために素人感丸出しのPVを作る龍二と春子なんだけど、それがそのままアップされてる。
さすがテレビ東京の公式チャンネルだなww

【日本ボロ宿紀行】「旅人」 / 桜庭龍二 PV 【テレビ東京】

 

いろいろな場所を訪問してのドラマって言うと『孤独のグルメ』『昼のセント酒』が思い浮かぶけど、テレビ東京ってこの手のドラマを作るのは上手いな。
てかwikiさんで知ったんだけど、このドラマのプロデューサーは『孤独のグルメ』『昼のセント酒』と同じ吉見健士氏だった。

 

 

 

このドラマのオープニング、毎回、春子のナレーションが入るんだけどね。
こういうやつ・・・。

高層ビル、高層マンション、どこもかしこも似たような駅前の風景。
私はこういう東京の景色が嫌いだ。
そして2020年、東京オリンピック開催に向けて再開発が進み、街はどんどん新しくなっていく。
でも・・・
日本はまだまだ廃れている。

うん、このドラマに出てくる宿は、どこも廃れてるww
見事なまでのボロ宿だ。
だけど、春子のナレーションは続く。

ボロ宿・・・
それは決して悪口ではない。
歴史的価値のある古い宿から、驚くような安い宿までをひっくるめ、愛情をこめてボロ宿と呼ぶのである。

うんうん、このドラマにはボロ宿に対する愛情を感じる。
でね、この愛情はどこから出てきたのかというと・・・

原作があった!

ドラマを全話観終わった後で知ったんだけど、上明戸聡氏の原作をドラマにしたものだそう。
で、この原作も元々は著者の個人ブログで展開されていたコンテンツだけど、2011年に書籍化されたものだそうだ。
このブログの冒頭に著者の言葉が書かれてるけど、

「ボロ宿」というのはけして悪口ではありません。
歴史的価値のある古い宿から単なる安い宿まで、ひっくるめて愛情を込めて
「ボロ宿」といっています。自分なりに気に入った、魅力ある宿ということなのです。

ボロ宿への愛!

原作は宿の紹介をメインにしてるノンフィクションなので、当然だけど春子も龍二も出てこない。
いろいろな宿が紹介されてるようだし読んでみたくなったぞ。

 

 

ドラマ全12話で龍二と春子が訪れるボロ宿を紹介しておこうか。

  • 第1話 新潟県燕市 公楽園
  • 第2話 新潟県南魚沼郡 こしじや旅館
  • 第3話 群馬県嬬恋村 湯の花旅館
  • 第4話 群馬県中之条町 山水荘もりや
  • 第5話 千葉県香取市 木の下旅館
  • 第6話 千葉県銚子市 民宿犬若
  • 第7話 栃木県那須郡 雲海閣
  • 第8話 長野県千曲市 戸倉ホテル
  • 第9話 埼玉県秩父市 ゲストハウス錦
  • 第10話 埼玉県寄居町 山崎屋旅館
  • 第11話 静岡県下田市 昭吉の湯
  • 第12話 神奈川県足柄下郡 みよし旅館

どこも一見の価値のあるボロ宿ばかりww
暇なときに行ってみたいと思うけど、う~ん、ドラマ放送の後だし、どこも予約で埋まってるかも・・・。



同居人の下書きチェック

同居人
同居人

和歌山のあの旅館はお化け屋敷だわ!

マサト
マサト

お前、そう言いながらも飯はモリモリ食ってただろ

同居人
同居人

ご飯は豪華で気に入ったのだわ^^
でも・・・

マサト
マサト

でも?

同居人
同居人

建物はボロなのだわ!

マサト
マサト

・・・・・・

同居人
同居人

部屋に風呂は無いし、大浴場に鍵はかからないし

マサト
マサト

・・・・・・

同居人
同居人

トイレだって部屋の外だし・・・

マサト
マサト

昭和初期の建物だし仕方ないだろ
それが値打ち有るのだ^^

同居人
同居人

私は嫌い!

マサト
マサト

・・・・・・

 

この女に昭和の趣きだとか風情なんてものを理解させるのは無理みたいだ(泣)
で、この『日本ボロ宿紀行』だけど、続編が待ち遠しい・・・。
龍二だって絶賛ドサ回り中で再起してないし、春子に迷惑をかけっぱなしだ。
きっと続編が作られると信じてるww

そうそう、第1部では予算の都合なのか関東近辺のボロ宿ばかり紹介してたけど、シーズン2ではもっと「ドサ回りの範囲」を広げて欲しいと思ってる。
関東以外、近畿や九州、北海道にもボロ宿はあるだろ・・・。

つか、「旅人」のCDは売り出さないんだろうか?ww

 

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