競馬のGⅠレースをデータとサイン馬券的な見地から予想してきた「マサトの競馬」シリーズもいよいよ大詰め(いつからシリーズになったのかは謎w)
今回は2018年、平成最後の有馬記念を予想してみようと思ってる。
何といっても有馬記念、JRAで一番馬券が売れるのが有馬記念って事だし、なるほど、普段は馬券なんか買わない人も年末のグランプリは馬券を買う人が多いんだろうな。
国民的行事と言ってもいい大レースだ。
いつもはJRAのサイトからデータを引っ張り出してきて、軸になりそうな馬を探してるんだけど、今回からは強力な助っ人も用意してみた。
助っ人ってのは、これ・・・。
重賞競走データBOOK!
表紙にはGⅠ24レース、GⅡ・GⅢ105レースを完全攻略って書かれてる。
これまでJRAのサイトだけに記載されてるデータから軸馬を絞ってたんだけど、イマイチ成績も振るわないし、ここは思い切って他のデータにも目を向けてみよう、って思惑だ。
まぁ、当たるかどうかは知らんけど(涙)
って事で、今回は平成の最後を飾る第63回 有馬記念を過去のデータとサインから予想してみる、って話。
まずは、助っ人の重賞競走データBOOKを開いてみる。
ふむ・・・いろいろと細かく書かれてるな。
お目当ての有馬記念のページを探してみる。
有った・・・。
とりあえず熟読・・・。
なるほどな、いろいろと参考になるデータが書かれてる。
ちょっとまとめてみよう。
・人気と配当
過去10年、1番人気の好走率は高くて、【6-2-1-1】。
10頭中8頭は連対してる。
これが3歳牡馬なら【3-0-0-0】と勝率100%、今年も3歳馬は出走予定だけど、まず1番人気にはならないだろうから、ここは無視しても良いな。
2番人気に目を向けると【2-1-2-5】で、こちらも複勝率50%で及第点。
3番人気になると急降下で【0-0-2-8】。
馬連の平均配当は6,134円。
7番人気以下の馬が2着に5頭、3着に4頭絡んでる。
今年の想定1番人気はレイデオロになりそうだから、レイデオロの信頼度は高い?
レイデオロから人気薄に手広く流すのもアリか・・・。
・ステップ
最も出走頭数の多いのがジャパンカップからのグループ。
ここで目を引くのは、過去10年、前走がジャパンカップだった馬が最低1頭は馬券に絡んでる事だ。
この流れが続くなら、今年も前走ジャパンカップの馬には要注意だけど、今年の有馬記念で該当するのは・・・キセキ、サウンズオブアース、サトノダイヤモンド、シュヴァルグラン、ミッキースワローの5頭。
好走してるのは前走が菊花賞のグループで【3-1-1-5】。
今年の出走馬で前走が菊花賞なのは・・・ブラストワンピースの1頭。
前走が天皇賞・秋はどうかというと【2-0-1-8】と苦戦傾向。これはレイデオロには嬉しくないデータ。
過去にはアルゼンチン共和国杯、金鯱賞からも連対を果たしてるんで、前走がGⅡでも好走してる馬の軽視は禁物。
前走GⅡで連対してるのは・・・パフォーマプロミス(アルゼンチン共和国杯1着)とリッジマン(ステイヤーズS1着)の2頭。
・菊花賞組
このグループの成績は【3-1-1-5】。
2014年の菊花賞で2番人気に推されながら16着にボロ負けしたのはトゥザワールド。同じ年の有馬記念では2着に激走。
菊花賞で1,2番人気に支持されていたような実力馬の巻き返しは充分に有り得る。
で、気になるのが菊花賞の1番人気で4着に敗れたブラストワンピース。
ちょっと注意しておきたい気がする。
・ジャパンカップ組
毎年馬券になってるジャパンカップ組だけど、3着以内14頭中12頭は、ジャパンカップで1~5着または1~5番人気だった馬。
この条件を満たす馬は・・・キセキ(4番人気2着)、サトノダイヤモンド(3番人気6着)、シュヴァルグラン(5番人気4着)、ミッキースワロー(8番人気5着)の4頭。
・コース適性
有馬記念が行われるのは中山競馬場の2500m。
玄人の人たちに言わせると、特殊なコース設定らしい。
で、気になるのが中山巧者。
前走10着以下から馬券に絡んだ5頭は、いずれも過去に中山競馬場のGⅠ、GⅡで3着以内に入った実績がある。
該当するのは・・・サウンズオブアース(日経賞2着)。2016年春のレースなんで、さすがに、ここは無視してもよさそうな気がする。
・馬齢
3歳馬【4-2-2-23】、4歳馬【2-5-2-31】、5歳馬【4-2-4-37】に対して、6歳以上の馬は【0-1-2-32】でわずかに1連対。
2010年以降は馬券に絡んだ馬は1頭も居ない。
今回の有馬記念で6歳以上は・・・オジュウチョウサン、サウンズオブアース、サクラアンプルール、シュヴァルグラン、スマートレイアー、パフォーマプロミスの6頭。
思い切って消す方向で良いかも・・・。
そうすると、実質10頭立てのレースww
ここまで見てくると、複勝率90%の1番人気の馬を軸にするのが良さそうな気がする。
相手にはジャパンカップ1~5着か1~5番人気の馬、菊花賞組からは1,2番人気に推されてた実力馬、前走がGⅡなら1着馬、後は中山のGⅠ、GⅡの実績を考慮して相手探しか?
さて、いつものようにJRAのサイトに記載されてる過去のデータにも目を通しておこうか。
まずは右回りのGⅠでの好走経験
過去10年の3着馬内延べ30頭中26頭は、前年以降のJRAの右回りコースでのGⅠにおいて3着以内に入った経験のある馬。
経験の無い馬は3着内率が5.3%と低迷。
前年以降に中山、京都、阪神競馬場のGⅠで3着以内に入った馬に注目。
該当するのは・・・オジュウチョウサン(ただし障害競走)、キセキ(前年菊花賞1着)、クリンチャー(天皇賞・春3着)、サトノダイヤモンド(前年の天皇賞・春3着)、シュヴァルグラン(天皇賞・春2着)、ミッキーロケット(宝塚記念1着)、モズカッチャン(エリザベス女王杯3着)の7頭。
レイデオロは中山競馬場のオールカマーを勝ってるけど、あれはGⅡなんだよなぁ。同じくダービー馬のマカヒキもこの条件はクリアできてない。
続いては前走の格。
前走がGⅠ以外のレースだったにもかかわらず3着内に入った馬4頭は、いずれも前走の距離が2500m以下、そのレースの上がり3ハロンのタイムが2位以内だった馬。
今回の出走馬の中で該当するのは・・・パフォーマプロミス(アルゼンチン共和国杯1着)のみ。
枠番の有利・不利も見てみようか。
よく言われるのが、中山2500mは外枠が不利・・・。
過去9年、8枠の馬はすべて4着以下。
2008年は8枠の馬がワンツーだったけど、それ以外は全滅・・・。
ここは8枠に入ったシュヴァルグラン、サクラアンプルールは思い切って消そうかな。
また、同年6月以降のGⅠにおいて優勝経験がなかった馬に限ると、8枠だけでなく7枠の馬も全て4着以下。
さらに6枠の馬も連対例はなくて3着内率はわずかに7.7%。
同年6月以降のGⅠに勝ってない馬が6枠、7枠の場合は割引だ。
該当馬は・・・7枠に入ったスマートレイアーとキセキの2頭。
6枠のミツキーロケットとレイデオロは宝塚記念、天皇賞を勝ってるんで、かろうじてセーフだな。
前走の出走頭数と着順
過去10年の優勝馬10頭は、いずれも前走の出走頭数が17頭以上のレース。
また、この10頭はいずれも6着以内。
もちろん前年以降の右回りのGⅠで3着以内、年齢が5歳以下だった点も共通。
すべてに該当するのは・・・モズカッチャン(牝4歳)のみ。
エリザベス女王杯(17頭)で1番人気3着。
想定1番人気のレイデオロなんだけど、前走の天皇賞・秋が12頭立てなんだよなぁ。しかも東京競馬場の左回りだし・・・。
ちょっと取捨に迷う・・・。
で、迷った時にはサイン馬券!ww
頭の体操になるんで、いろいろとくだらない事を考えてみる。
サイン馬券と言えば、まず思いつくのがJRAのCM。
有馬記念のCMはこれ・・・。
このCMを観て印象に残るのが、けっこうレース開催日を強調してるって事。
冒頭のセリフは、
今年はクリスマス・イブのイブが有馬記念!
なんか気になる。
他に気になるセリフは、
一昨年の今頃は有馬と言われても・・・
ピンときませんでした
なんて言ってる。
CMの最後には、こんな文字が映されてるんだけどね。
有馬から有馬までが、早い!
う~ん、どういう事なんだろうか・・・。
いろいろこじつけて頭の体操をしてみるか・・・。
まずは、今年はクリスマス・イブのイブが有馬記念!と、わざわざ開催日を強調してるところだけど、今年の有馬記念は12月23日。
12月23日というと・・・
天皇誕生日!
今年は平成最後の有馬記念。
となると・・・
天皇賞が関連してくるかも!?
今年の天皇賞馬はレイデオロ・・・。
こりゃ、レイデオロの軸か?
もしくは天皇賞の枠連4-6、馬連4-9も気になる。
天皇賞を使って有馬記念に出走してくるのはレイデオロの他にはキセキ、ミッキーロケット、マカヒキ、サクラアンプルールが居る。
一昨年の今頃は有馬と言われても・・・
ピンときませんでした
この言葉で考えられるのは、今回が有馬記念の初出走って馬。
しかも「ピンときませんでした」、なんて言ってるんだから、真っ先に思い浮かぶのは・・・
オジュウチョウサン!ww
障害ばっかり走ってた馬だし、いくら障害のチャンピオンとは言っても有馬記念なんかはピンと来ないだろ。
だけどなぁ、さすがに人気先行のような気がするぞ。7歳だし・・・。
それなら今年の春と秋、2回の天皇賞に出走してるミッキーロケットだな。2回の天皇賞でいずれも掲示板には載ってるし、有馬記念も今回が初出走。
有馬から有馬までが、早い!
う~ん、これはどういう事だろ。
去年からの繋がりをイメージさせる言葉だな。
去年はキタサンブラックが優勝したんだけど、そう言えば去年の「今年の漢字」は・・・
北!
見事にキタサンブラックが勝ったわけで、じゃぁ、2018年の「今年の漢字」は何かと言うと・・・
災!ww
で、この災って漢字が「今年の漢字」に選ばれたのは2回目。
前回は2004年だけど、その年の有馬記念はゼンノロブロイが優勝してる。
藤沢和雄厩舎で騎手は外国人のO・ペリエ。
今年も藤沢厩舎は有馬記念に出走してくるけど、管理馬はレイデオロ!
騎手は同じく外国人のルメール・・・。
何かしら共通点が多い。
2004年の有馬記念は枠連1-5、馬連1-9。
今年の馬番1番はオジュウチョウサン、9番はリッジマン。
無視して良さそうな気がするww
平成最後の有馬記念と聞けば、平成最初の有馬記念も気になる。
何かしら連動があっても不思議じゃない気もするし・・・。
で、平成元年(1989年)の有馬記念は、イナリワン(柴田政人)が優勝で、2着には武豊のスーパークリークが突っ込んできてる。
平成最初の有馬記念で武豊が連対してるんだけど、平成最後の有馬記念でも武豊が連対したら・・・
ドラマ!?ww
う~ん、さすがに騎乗馬がオジュウチョウサンだからなぁ(泣)
障害馬だろ・・・
いくら何でも連対までは・・・
とは思うものの何があるか解らないのが競馬。
もしかして激走するかもだし・・・。
それに、ほら、最近のニュースでソフトバンクの通信「障害」が大きく騒がれたけど、オジュウチョウサンは「障害」馬だからなぁ・・・。
う~ん、真剣に迷うww
てか、こんな事を考えてたら、全部の馬を買う羽目になる。
どれかに絞らないと・・・。
やっぱり天皇誕生日ってのが気になるなぁ。
しかも今回は平成「最後」の有馬記念だろ・・・。
そうすると、あの馬の激走があってもおかしくない・・・。
ブ「ラスト」ワンピース!
う~ん、考えすぎて頭が煮えてきたww
年末の有馬記念、こんなもん好きな馬から買うのが一番かもしれないな。
そろそろまとめてみようか。
- 8枠の大外枠に入ったシュヴァルグランとサクラアンプルールは枠的にも年齢的にも消し。
- 今年のGⅠの勝ち馬ミッキーロケットとレイデオロの2頭が入ってる6枠が気になる。
- いろいろデータをクリアしてるモズカッチャンも内目の枠で好感。
- 毎年ジャパンカップ組が絡んでる流れなので、サトノダイヤモンドの激走にも期待。キセキは外目の7枠に入ってしまってるんで軽視。
- 押さえで菊花賞1番人気だったブラストワンピース(3歳なので斤量的にも優遇)
って事で、今年の有馬記念だけど、過去のデータからこんな印を打ってみた。
レイデオロとモズカッチャンの馬連を本線にして、強弱をつけて馬連ボックス15点。
トリガミにならないように調整が必要っぽいな・・・。
ついでに3-6-11-12のワイドボックス6点。
なんと言っても、レイデオロの馬名の意味は「黄金の王」・・・。
天皇誕生日にふさわしいような気がする。
少しだけオジュウチョウサンの複勝も買うかも・・・。
いつものバイト君の下書きチェック

今回の頭の体操は時間かかりすぎ!(怒)

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仕事もしないで3時間も馬の検討してるし・・・

・・・・・・

そして、毎回ハズれてるし!

・・・・・・
いつか大きいのを当てて見返してやる!(涙)






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